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「Inaoなリライト」その25 ~Muto 無藤 Tomoyasu 友康, BS, MSc, PhD さんの自己紹介文より

Muto 無藤 Tomoyasu 友康, BS, MSc, PhD さんの
自己紹介文を「Inaoなリライト」しました!
※SNSでの紹介がOKの方のみ紹介。

私なりの解釈で、書きました。
無藤さんの「運命の扉」とは…?
ぜひお読みください!

(ここからリライト引用)

『人生にはいくつもの「扉」があります。

古めかしい扉もあれば、自動ドアもある。
唯一無二の重厚な門。量産型の軽薄なドア。
自分の扉をどう探し、どれを開くか?
その選択で人生の歩みが変わってくる…。

では、無藤友康さんが選んできた
「扉」をご紹介していきましょう。


「音楽」の扉。「古典」の扉!
それが無藤家の門扉だったそうです。
音楽の先生の家庭で育った。
士業の祖父は古典を読み聞かせてくれた…。

しかし無藤青年は、理系の道へと進む。
「発生生物学」の扉を開く。
東京大学に進学。修士+研究生になった。
そのまま順当に進んでいれば、
理系の研究者がまた一人、波乱もなく
この世に誕生していたはずです。

ですが、そちらには進まなかった。
この「研究者」の部屋じゃない…。
無藤さんは扉をそっと閉め、離脱しました。

代わりに彼が開けようとしたのは、
「国家公務員Ⅰ種試験」の扉です。

ドアノブに手をかけた。…開かない?
もう一度、試みた。…なぜ? 開かない!

試験に二回失敗して、焦った無藤さん。
「とにかく、働いて稼がなくては!」
というクローズドなマインドに
囚われてしまいました。
紹介予定派遣の枠組みの中で、
「医薬産業」へと入門していくのです。

◆CRO営業で製薬・農薬メーカーを回る
◆神戸の治験病院
◆米国系のスタートアップに参画
◆外資系に買収される


目まぐるしい有為転変の環境において、
無藤さんは「組織で働く」魅力に気付く。
「35歳までにマネージャーに、俺はなる!」
決意した。マネージャーの扉を探し求めた。

◆プロダクトマネージャー
◆臨床開発マネージャー
◆検査ラボのディレクター


循環器メーカーに転職した無藤さんは、
マネージャーの経験を積み重ねていきます。
自分よりも経験のある人を
マネージする機会を求めて、さらに転職!

周りからの評価は高い。自己肯定感は低い。
そのギャップに悩みながらも、
ディレクター職の業務の中で、
失敗が起きるメカニズムを明らかにしました。
新しい医療機器の国際共同治験、早期導入。
医師のスタートアップにおいて、
日本初のアプリ治験により実績を重ねる…。

「…ちょ、ちょっと待って。
目まぐるしくて、頭が追いつきません。
ここまでを一度、整理してください!

ええ、いいですよ。

◆学生期:音楽・古典の家からの生物学研究
◆就職期:国家公務員の志望からの医薬産業
◆社会人:営業・マネージャー・ディレクター


そうなんです。無藤さんは、たくさんの扉を
開けては閉め、閉めては開けてきた。
…どの部屋が自分に合うのだろうか?
その紆余曲折は、葛藤の暗闇。
ただ書き出して、まとめただけの私にも、
無藤さんの「試行錯誤感」
ビンビンと鮮烈に伝わってきました。

しかしその後、無藤さんは
「一つの到達点」へとたどり着きます。
積年のあこがれ『博士号』の取得です!
仕事をしつつ、研究活動も継続していた。
(すごい!)

「自分は転職するたびに良い会社を見つけた。
『良い扉』を開くことができた。
博士号の取得を通して、
『医療経済評価』についても詳しくなった。
…よし! これを『投資』に応用してみよう

さらなる運命の扉を、ギイッと開けます!

ソフトバンク株式会社の門を叩きました。
そこで待っていたのは、
『副業・兼業? どんどんやりなはれ!』
というカルチャーでした。

…無藤さんは、どんどんやりなはった。

株式会社を設立。特許を取得。
そして、今まであえて開けてこなかった
「本当にやりたかった扉」まで再開する。

何の扉か、ですって?

それは、芸術と文学へのあこがれの扉です。
家庭に常に流れていた音楽!
祖父が読み聞かせてくれた古典!
そのような自分の「根っこ」を
再び見つめ、うなずいて、扉を開けた…。
シリーズ『太陽が見た夢』。
そう名付けたステンドグラスの創作を、
再び始めていくのでした。

「このステンドグラスを、
『児童文学』へとつなげていきたい」
「絵の代わりに、ステンドグラスの
写真を使った『絵本』をつくりたい…!」

無藤さんは、出版塾へと通い始める。

「…ちょ、ちょっと待ってください。
何だか怒涛の展開が過ぎませんか。
もう一度、整理して欲しいのですが」

ええ、大丈夫ですよ。

◆博士号、株式会社設立、特許取得
◆芸術と文学、あこがれが再燃する
◆ステンドグラスの絵本をつくる目標
◆そのために「出版塾」に通い始める


そうなんです。無藤さんは、今度は
芸術と文学の扉をオープン・ザ・ドア!
一度はあきらめた「開かずの扉」です。
その中で彼を待ち受けていたのは…。

『2,000文字くらいのSNSでの投稿を、
100本やってみましょう』


ガツンと出されたお題でした。
「出版塾」の部屋の中は、当然のように
ベストセラーを目指す空気だったのです。
でも無藤さんは迷わない。もう閉めない。
今日も、投稿を続けています。

…「楽聖」ことベートーヴェンは、
「運命はこのように扉を叩く!」と語り、
ジャジャジャジャーンの交響曲第五番、
『運命』を作曲した、と言われています。

…ですが、このエピソード、実は
晩年のベートーヴェンに下心を持って
接近してきた「シンドラー」という男が
考えた作り話
では?という説がある。

『運命の扉』は、実は、開くその時には
ジャジャジャジャーンとは鳴らないんです。
ギイッと、静かに開く。
自動ドアではない。予め用意はされていない。
あれやこれやと探し続けた人の前にだけ、
こつぜんと霧の中に現れる扉…!

無藤さんは、扉を求め続けてきた。
鍵がかかっていたこともあった。
自分で鍵をかけたこともあった。
探し求めては見失い、でもあきらめず、
探し続け、見つけて、扉を開け続けた…。


中世のヨーロッパにおいて、
ステンドグラスの光は
「人の心を照らす光」と言われていました。
着色されたガラスがつなぎ合わされ、
荘厳な光に昇華されて、心に届く…。
唯一無二の物語を、視覚的に伝えてくれる。

無藤さんはSNSでのご投稿の中で、
たくさんの本を紹介してくださいます。
本は、人の心を広げる「扉」です。
この世にある無限の多様性を映し出し、
誰かの闇へと光を当てる…。


「無藤さんのキャリア、そしてご投稿は、
まるでステンドグラスの扉のようだ…」。
私には、自然とそう思えたのでした。』

(引用終わり)

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