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星の子 読書感想文的な プロローグ

こちらの話を知ったのは結構早い段階だったと思う。

記事から読み取れる情報やその後降りてくるインスピレーションやイメージをもとに、あなたの物語を表現します。

あなたの物語-story-より

その物語たちを読んで、なんて素敵な世界のだろうと思った。私が活字中毒だから単純に読み物が好きということもある。けれど、元の記事を書いた方々の魂を(魂そのものものというより、それを表現するために選ばれたセンテンスみたいなもの)が、素敵だと感じて、本当はすぐに頼みたい気持ちがあった。

でも、記事の持ち主さんたちは、自分の使命をハイヤーやガイドと共に生きている人たちで私は何にもやっていなくて。私などは書いてもらう価値あるのかなって思ってすぐには頼めなかった。
どこかのタイミングでGracefruitsさんに

いつか、書いてもらいたいです

ってコメントしたりしていました。

今回、お願い出来たのは星の話になっちゃうけれど、運行中の火星が蠍座に入って(蠍座の)私にパワーをくれたんだと思っている。
何にもしてなくても、ちゃんとここまで生かされて生きてきたんだし、私みたいなのが頼めば、私みたいに迷ったり、悩んでいた人へのハードル下げられるかもしれないなーんて思ったりした。

ドキドキしながら出来るのを待っていた。

題名からして心を持っていかれました。

わたしの名前は " Qui Queue希求 " 。

" canon叶 " という従姉妹と旅をしながら、住処を探している。

星の子

コメント欄でもお話ししていますが”クィックゥー”という感じの発音をする希求

音と漢字の願いが一致して合わさることに意味があるのかも知れません

星の子のコメント欄

この言葉の意味がいつか私の中で分かればいいな。きっとわかるようになるんだろうなって思っている。

最初のパートは希求達が星護りの村で過ごした日々と旅立ちが描かれています。全ての村人が愛を持って子どもたちに接しているのが印象に残りました。星護りという特殊な血族だからということもあるけれど、夜が深い村だからこそ愛とか見えないけれども確かにあるものを大切にしていているのかな。

星達が眠る場所”星の棺”で煌めく七色の星から深い緑に輝く星を希求が選んでいるのですが、私が生まれて初めて手にした天然石が深い緑のアベンチュリンだったのでなんだかシンクロしている。

最後の祭りが始まった。
祭壇に火が灯る。
火を囲み、酒をくらう。
普段は穏やかな村人たちが、男も女も歌い踊り狂い、夜を明かす。
その日は、祝福のように星が降り注ぐ夜になった。
絶えて久しい出来事に、みんな子どものように降る星々を拾い集めた。
それはかつての誰かの星だったり、これから生まれてくる誰かの星であったり、別の星に住まう誰かのあるいはひとではない存在の星であったりした。

星の子

このシーンを目を瞑って想像してみる。
炎のはぜる音、キラキラの星が降り注ぐ、でもみんなそれが最後の祭りだって知っていて、だからこそとても美しい画が浮かんでしまう。

そして、そこに居続けるのが辛くて、湖にむかう希求。辛いよね。苦しいよね。

あなたは、地球と星のちょうど真ん中を歩くのよ。
だから星たちにとっても、地球の存在にとっても、希望なの。
ゆっくりと紡がれる言葉は、抵抗しているわたしを溶かし、否応なしに染み渡っていく。
小さなあなたの中に、星たちのすべてが在るの。
過去も未来も宇宙も。
星の魂が地球の身体に宿った、それは奇跡なのよ。
光は果てしなく降り注ぎ、抗う意味はないことを思い知る。

星の子

あなたは、地球と星のちょうど真ん中を歩くのよ。

この一言に「あぁー。」ってなった。やっぱりとかそうだよねって感覚。それ以上うまく説明できない。

最初の湖のシーンでも、この後のシーンでも、いつも辛く苦しい時、叶がそばにいてくれて、心が大丈夫な所に連れて行ってくれる。その存在の大きさと暖かさ、いつもここに在る。安心感。

みんなの罪を引き受けて亡くなったおばぁ。
これらは引き受けたから、もう出発だよって。
これもおばぁの愛のかたち。そう感じた。

続く


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