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鎮守の森を歩く

こんにちは!ひてぐちです。

最近少しずつ暑くなってきました。月もすっかり6月です。道端のあじさいが色づきはじめ、テレビでは台風のニュース。いよいよ梅雨がやってくるなあと思うこのごろ。

さて、今回は、FE2を修理してもらったので写真を撮ってきました!

ひてぐちは絵を描くのが主な趣味ですが、最近うまくいかなくなり、虚無ってました。
カメラも壊れており、気分転換もなかなかできず鬱気味でしたが、カメラも直ったことだしとお散歩しつつ、写真撮りまくりました。無心になれました。


今回は浜の町から寺町に向かい、ヘイフリ坂を登って風頭公園まで歩きました!


ヘイフリ坂のはじまり


これは前回ロモグラフィのメトロポリスで撮ったヘイフリ坂です。

映画『解夏』にも登場するとか…
ここから登っていきます。


補正がうまくいかなかった…


黄色くなってますがゆるしてください……

普通くらいの勾配の坂を登り切ると、こんな感じの階段が現れます。
長崎市の街の階段は恐ろしいほど急勾配で、ふと後ろを振り返ると絶景(高所恐怖症には恐怖)が広がっていることがしばしば。ヘイフリ坂の階段も、超急勾配+がたがたの石段です。怖い。

後ろは振り返らず、延々と登ります。





iPhoneで。やさしさ…



行きはじめは休石があります。セーブポイント的な安心感。




ワクワクが急上昇する風景


階段をあらかた上り切ると、新しめの墓地が現れ始めます。
途中にあるシーボルトの奥さんの石碑を通り過ぎ、墓地を抜けると、森に出ます。


森の中には、とてつもなく古そうな石垣、とてつもなく古そうなお墓が少しずつ出てき始めます。


道中出会った、お墓を掃除しているおっちゃん曰く、出島の関係者の方のお墓らしく、かなり偉い人のものだそう。

遡ること400年だとか…


確かに、貫禄ある感じの墓石が立ち並んでいる。
と同時に、悠久の時を経て自然と同化していて、さながら遺跡のよう。いや、遺跡なのか。




自然に埋もれて、もはや入ることもできない




黄色い!


だんだんとお墓の形が古くなっていきます。

もう多分誰もお墓に来ていないのだろうなと思うと、寂しさも感じる。

ポケモンのハクタイのもり的な………(ダイパ世代)





さみしさ





立派なお墓


おっちゃん曰く、ねぎぼうず(とおじさんは言っていた)のお墓はすごく偉い人のお墓なんだとか。

こんにちは。お邪魔しております。とつぶやきつつ、墓地を歩く。





出会い








カメラを構えて立ち止まると、蚊が5匹くらい止まります。ハーフパンツだったので、めちゃくちゃ刺されました!




出会い②



笑顔が素敵。なんだろう。安心感ある





天気が良かった





出会い③



お地蔵様がところどころに。


ここで眠っている人たちは、お地蔵様に守られてきっと安心して眠っているのだろうなあ。

死後も手厚く埋葬されているところを見るに、きっとすごい人たちだったのだろうと思う。






団体様






おふたり様






こんな感じの道が続く






確か住職さんのお墓。多分。


不思議な形だなあ





iPhone。出口!



ラスボスっぽいお墓を通り過ぎると、森の出口に!




iPhone


左に曲がると、展望台への道が。

ここで、かなり登ったことに気づく。
風頭公園にたどり着きます。






iPhone



おおーー!


長崎が一望!


ここを撮ったつもりでしたが、フィルム装填してまさかの巻けておらず、撮れてませんでした。つらい






おっちゃんの友人たちが作ったらしい龍馬像。
おっちゃんはこの話をしている時半笑いでした。




またも補正がうまくいかなかった!


おっちゃんの友人の親御さんが、坂本龍馬の亡くなる半年前の写真のうちの一枚を持っていたそう(しかし友人さんが紛失したらしい)。

長崎は今でも、そのような大きな歴史的史料が、ぽっと見つかることがあるのだと、感慨深く話されていました。

おっちゃんは方言がかなり強く、5メートルほど離れて話していたので(私が通った道の向こうのお墓掃除をされていたため)話してることがはっきり聞き取れたわけではないですが、昭和20年代のころの話らしい。


坂本龍馬が今の日本を見たら、どんな気持ちになるのだろう。

あれから日本はいろいろありました………

坂本龍馬を含む昔の人たちが頑張ってきたからこそ、平和な日本で、平和に暮らせているのだと思う。

感謝………





少し眺めて、山を下ります。


出会い④


帰りにすれ違ったお二人様。
階段に疲れながらも、頑張っている様子。もう少しですよー!




落とし物?



登る時はすごくかかったのに、降るのはあっという間でした。


どこからどこまでがヘイフリ坂なのかわかりませんが、結構登り応えのある坂でした。


坂の途中で出会ったお墓たちは、仏様に見守られてゆっくりとした時の中に鎮座していました。

最近転職して目まぐるしい日々を送っていましたが、なんだかすっきりした気持ちになりました。生まれも育ちも山なので、自然を浴びれたのも大きいかも。


ただ、夜来るのは正直かなり不気味かと思われますので(街灯はない)夜景を見に風頭公園に行くのであれば風頭公園行きのバスに乗ることをお勧めします!!



今回のフィルムで、人工物の写真補正は死ぬほど苦手と気づいてしまいました!

勉強しよ………(◞‸◟)



以上、ヘイフリ坂からの風頭公園でした。
ゆっくりした時間を感じれてとても良かったです。

興味がある方は、天気の良いお昼にぜひ!
あと夏はムヒもお忘れなく!!


ここまで読んでいただきありがとうございました!
幸あれ🪭


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