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ダイエット成功体験①「SONOKO式」

 ウォーキングダイエットの結果をお話できるまで、過去の成功体験をお話しますと前回宣言しましたが、今回はその第一弾、「SONOKO式ダイエット」をご紹介します。
 チャレンジしたのは、19歳。いろいろあって短大を休学し、時間を持て余している頃で「ダイエットでもしてみるか」と始めたのがきっかけでした。「SONOKO式」を選んだのはたぶん(大昔過ぎてあんまり覚えていない)、一番お金がかからないやり方だったこと、そして「痩せたい人は食べなさい」という魅力的なフレーズに惹かれたからだと思います。

  「SONOKO式」のSONOKOとは料理・美容研究家の鈴木その子さん。1990年代に「美白の女王」としてブレイクし、テレビに出まくっていたことは40代以上なら記憶にあるのではないでしょうか? 私のダイエットバイブルとなった「痩せたい人は食べなさいー減量常識を破る鈴木式ー」(発売時は鈴木式と表示されていたが今はSONOKO式に)が発売されたのは1980年。その子先生が会社を大きくする少し前でした(とはいえ、ミリオンセラー)。

 その方法は?と言うと、「完全ノンオイル。だけど炭水化物はOK」という今主流の糖質制限ダイエットとは真逆。しかも、ご飯(米)はおかわりOK、三食必ず食べる、間食もOKという、夢のような方法でした。
 しかし、「脂っこいものを食べちゃダメ!」だけの簡単なものじゃございません。料理での揚げる、炒めるは当然NGなのに加え、サラダにドレッシング、マヨネーズはダメ、おやつは菓子パン、スナック菓子、生クリームも口にできない。何しろ食べられるバリエーションが少ない。
 ただ、そこは料理研究家のその子先生、本には油を使わない裏ワザレシピがいろいろありました。例えばカレー。お肉は徹底的に油を取り去り、一度湯通しし、野菜も炒めずゆでるのみ。カレールーは使わずコンソメ(もしくは塩)+カレー粉で味付けするというものでした。お肉は、油をしっかり切りとって湯通しが基本。サラダは塩と酢もしくはポン酢で。おやつは蒸しパン、プリン、ゼリーはOK。チョコ、キャンディも少しなら食べられたかな?
 そんながんじがらめの食生活でしたが、当時155㎝・60kgで大ぽっちゃりだった私は、藁をもすがる思いでとにかく1ヵ月やってみようとスタート。和食中心の食生活で時々、油抜きカレーや湯通しお肉で変化をつけると、意外慣れるもので、1ヵ月はクリア。その時点で-3kgと結果が出ていたこともありなんと6ヵ月続いたのでした。そして、半年で-10kg、大幅サイズダウン。そして、協力してくれた母(当時55歳)も70kg→60kgの大幅減量となったのでした。
 あれだけ食べること大好きだった私がダイエット中の半年間は食べることに興味が薄れてました。振り返って見ると、たまにお店でおやつを買おうと思っても、パッケージの裏を見て「食べられない」とガッカリする経験を何度かすると、買うのすら面倒になったというのが本当のところかも。

  今また、やれと言われたら、もう無理かなあ。手間かかるし、味気ないし。ただ、その子先生が遺した会社とレストラン(ご本人は2000年に死去)は、今も銀座にあり、食材や料理がセットになったプログラム&メニューがあるようです。 これならラクだ。試す価値はありそう。私はやんないけど。
 一応初の大幅ダイエット成功体験。これ10年はキープしてたんですよ。

ですが、35を過ぎた頃から、じわじわ、じわじわ、じわじわと脂肪と体重は増えていったのです。そして、このダイエットからちょうど30年後次のダイエット成功体験へと続くのです。次のお話はゴールデンウイーク前に書けるかな?いやウォーキングダイエットレポートが先か?お楽しみに。


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