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シルシル知る知る☆シルエット

『おかあさんといっしょ』の中に、『シルエットはかせ』というコーナーがある。
怪しげなねちっこい喋り方をする、シルクハットとマントとおヒゲの怪紳士。実はおかいつを見始めてしばらくの間、彼の正体がゆういちろうお兄さんであるとまったく気づかなかった。声色変えるの上手すぎるんよ。

今回、ヘッダーもこちらもGoogle検索先からお借りしてます


シルエットはかせは、影を愛し、影の声を聞く影フェチ博士。投影機にターゲットを入れ、『これは上から見た影』『これは横から見た影』と次々に映し出しながら、ゲストキャラにそれが何の影か当てさせる。トンチンカンな答えが出てきても、その過程も含めて楽しそうにしているのがとても良い。あと、正解を教えてくれた後で、ちゃんと答え合わせしてくれるのもすごく良い。

そのコーナー自体は、去年のガラピコぷ〜時代からあるので、娘は1年以上ずっと見続けてきたことになる。

ただ、初めてだった。
出された影を見て、「トンボさんかなぁ」と言ったのは。


おぉ、考えている。
ちゃんと自分で、考えている。
しかも影だから、物の輪郭しかわからない。色などがつかない、制限されたモノクロの世界。それを『これは、〇〇の形では』と考えることができるのって、実は一段階上のステージなんじゃないか?

結局正解は『船』だったのだけれど、『上から見た影』は私も最初全然わからなかった。
「やころくんの図鑑にも載っているかも」なるヒントで勝手に(やころの……?じゃあ植物かな)と思い込んでしまったというのはひとつ敗因だが、それはそれとして(えっ、マジでこれ何……?)となってる母の隣で「とんぼかな」と一案が出せている娘は、その時点でもう私より先を行っているのでは……????

うろ覚えだけど、こんな感じだった気がする。『上から』だけだとちょっと難易度高い


尚、娘も『横から』については「ふねー!」と言ってた。テレビのキャラクターが「わかりましたぁ!テレビの前のみんなもわかりましたか?いっしょに答えましょう、せーの!」とか言ってくれるの、一切待ってくれない。早い。『せーの!』が待てるのは、また更に先なんだなぁ。

その後『みいつけた!』で、モタレイさんが出すクイズの『パネルを段々開いていって、何が隠れてるか開けるゲーム』でも、3/6パネルが開かれたあたりで「ぺんぎん!」とか言ってた。
テレビを見て、「あっ、ひこうき!」とか反応すること自体はずっとしてたけど、『クイズ』に参加するようになったのは初だなぁという感想で、しみじみとびっくりしている。
成長だぁ……。


そんな感じの話を保育園の連絡帳に書いたら、園の先生から「娘ちゃん、園でやってるパネルシアターももう全部どこに何があるか覚えちゃってて、どんどん『○○!』って教えてくれちゃうんですよ」と笑っていらっしゃった。
いや、めちゃめちゃネタバレやないですか。幼児らしいなぁとか頭が良いなぁとか思うと同時に、それは周りの子的には大丈夫なんですかと少し心配にもなる。大丈夫?ネタバレ地雷の子いない???
家でも、絵本で「ボール、どこかな?」とかに対する「これ!!!!」がめちゃめちゃ早いもんな。完全に覚えてるんよな……。
(でも、繰り返し読めとせがんでくる。楽しいなら良いですけども)


まぁなんか、順調に成長しとるねって感じ。
遊び方にもじわりと変化が見られるの、「おっ」ってなって楽しいね。

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