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3歳娘は時々オトナ

なんかTwitter見てると、花火大会の話がちらほら始まっている。そういやもう世間は夏休みなんよね。8月の最初の1週間も過ぎ……いやもう?早くない?
あれっ??????

私自身は花火大会はあまり好きではなくて。
花火は綺麗だと思うしお祭りは好きだけど、物価高騰と人混みがなーって感じで。最近は電車でわざわざ向かって……というほどではないなぁという気持ち。
娘もまだちっちゃいし。負担がでかい……。

ただ、うちの近所でも夏祭りがあったようで。
浴衣の子がやたら通り過ぎるなぁと思ってネット検索かけてみたところ、お祭りの場所と、あと花火も20時から始まる旨が書かれていた。
場所的に、うちのマンションの屋上から見えそうなやつ。というか、去年見たはずだから絶対見える。娘と一緒に良い時間を過ごそうと、ウキウキしていたわけである。


やー、まさかね。
19時半からなんかパンパン聞こえてたの、あれが本番だとは思わなかったよね。
19時45分に、ちょっと早いかなーなんて言いながら向かったら、丁度他の住人とすれ違って「なんか、終わったみたいです……」って言われた時の衝撃。いや20時に(誰も来ないな……?始まらんな……?)ってなるよりマシだったけど。でも結構胸がキュッとした。小さくパンパン聞こえてたなーっていうのがまた後悔ポイント。そこで私が家を出る判断をしてればよう。私のせいで、っていうのもちょっと違うのはわかってるんだけど、でもわたしの判断の甘さで……っていう気持ちはやっぱりあって、ちょっと泣いた。
これ書いてる今も、思い出してちょっとまた泣いてる。自分でも泣くほどじゃないでしょって引くけど、本当に悲しかったんだなぁ。地元の小さなお祭りとはいえ、流石に30分前倒しはひどない……?(来年はめっちゃ早く行くことにします)


対して、肝心の娘さん。
まず夜景が綺麗だとキャッキャしていた。普段こんな時間に外に出ないし、屋上も来ないもんねぇ。胸を傷ませつつ、花火が終わってしまった旨を伝える。せめてと思いYouTubeの花火などを再生してみるも、あまり興味を示さなかった。花火始まらないの?と言ってくるのを、終わっちゃったらしいんだと何度か伝える。

で、けろりとした顔で紡いだ言葉は、

「花火もうやらないの?残念だねー」
「まぁしょうがないね」
「そういうこともあるよねえ」
「そんなときもあるね」
「しょんぼり☆」


大人wwwwwwwww
えっ、うっそでしょwwwwいや確かに、娘から行きたいと騒いだわけではないけど。でも君、絵本やテレビの花火も元気に「あっ花火!」「たーまやー!」って声をあげる方じゃん。花火、好きではあるじゃん。いやあの、すっげぇ助かるけど。絶対見たかったって騒がれる10000倍助かるけど。

マンションのベランダは花火禁止だっけ。
近所の公園とかだったら手持ち花火とかやっても良いものかしら。ダメって書いてなかったら構わないかな?
なんかこう、娘からゴネられたりは一切ない上で、何かしらの小さなリベンジをしたい気持ちはあるなぁ……。


ところで話変わって、そんなオトナ対応な娘は今日も元気に授乳タイムを楽しんでいる。バブバブ。
先日パパから「もう3歳だし、そろそろおっぱいやめてみない?」と言われたんだけど、「あっはっはっはっはっは!!!!」と大爆笑のみ返していた。

Q.やめますか、やめませんか
A.笑って流す(尚、明確にNOとは言わないが確固たる決意を感じさせる)

お、大人の対応だ……!
いや、内容は赤ちゃんだけど。「保育園のお友達ももうやめてるみたいだよ」と追撃されるも、「あっはっはっはっは!すげー!」と見事に受け流していた。いや、やめたくないならそれ自体は良いんだけど……えーと……すごいな君?


娘が大物になってくれそうなのをしみじみと感じる、2023年、夏。
このまま大らかに育っておくれよ。

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