僕は戦うために僕に生まれたんだよ

さて、書くことを再開しよう。

最近、仕事で全くこの世界に足を踏み入れることができなかった。
キラキラとしていて、誰もが夢や希望を語りながら誰かを否定して踏みにじる世界を見ることを避けていた。
自分の仕事に精一杯で、如何にもこうにもできなかった。来季から部署も変わるし、何をすればいいかわからなくて身動きが取れなかった。

僕はひたすらにTHIS IS MEを聴き続けて、日々をやり過ごしていた。

和訳がいろんなところに流れているけれども、僕は結局のところオーディション映像に流れている和訳が好きだ。

その一説にこんな歌詞がある。

「私たちは戦士 戦うために姿を変えた」

ああ、そうさ。
戦うためにこの姿に生まれたんだよ。僕は戦うために僕で生まれたんだ。
わかるかい、僕たちは戦うためにこの姿で生まれたんだよ。

イケメンや陽キャじゃなくて、どちらかといえばつまはじきにされる姿で生まれてきても、性格が悪くて世の中を穿った目で見ていても、インフルエンサーになれなくても、僕たちはこの姿で生まれたんだよ。
なぜかって?
戦うために生まれてきたんだよ。

間違った行いをして自己嫌悪に陥っても、正しいことができなくて後悔しても、その気持ちさえ持ち続けていれば僕たちは正しい道を歩んでいるんだよ。
自分自身を否定する気持ちを持ち続けて、僕たちは祝福されているという気持ちを持ち続けて、戦い続けるんだ。

負けないために戦うんだ、戦い続けるんだ。
右の手を叩かれた左の頬を差し出すんだ。
自分を否定されたら相手を肯定するんだ。
差し出されたナイフを自分の腹に突き刺して相手に笑いかけるだよ。
僕たちはそうやって、戦っていくんだ。

反逆していこう、叛逆していこう。
戦って戦って戦い続けて、相手が諦めて手を差し伸べる時まで戦い続けよう。

強く生き続けていくんだよ。
僕たちにはそれができるんだ。

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