映画で英会話#3  ゴーン・ガール  Gone Girl(2014)

このシリーズでは映画のレビューをしながら、使える英語表現を紹介します。

【ネタバレ注意!】
さすがデビッド・フィンチャー!
映画の結末を見て、旦那さん、自業自得だよね、と思ってしまう部分が多々あり、ある意味スカッとしました。
もちろん、奥さんがしたことは許されることではありませんが、、、。

デビッド・フィンチャーといえばやっぱり「セブン」が有名ですし、大好きですね~。この映画に出会ったとき私はまだ中学生で、正直よくわからなかったのですが、大人になってからもう一度見て、この映画の恐ろしさに衝撃を受けました。この時初めて、キリスト教の7つの大罪を知りました。
話がそれましたね、、、。

この映画はやっぱり主演の2人がとてもよかったですね。ベン・アフレックのダメな旦那っぷりに説得力があるからこそ、ロザムンド・パイクの恐ろしさが際立ちました。

それでは、映画のワンシーンの会話です。
このシーンでは、突然消えた(gone)妻のAmyを探しているNickが、あるトーク番組のインタビューに答えているシーンです。

Nick: I didn't come forward with(*1) my affair because I knew it would             make me look really really bad(*2).  
        But I don't care about that anymore.  I just want to find my wife.

浮気について名乗り出なかったのは、自分の立場が悪くなるからです。
でも、もうそんなことは気にしていない。私はただ、自分の妻を見つけたいのです。

Talk show host: I'm jsut trying to get clear…
はっきりさせたいのですが、、、

Nick: Let me be clear(*3).  Just because I'm not a murderer, ( that)                    doesn't make me a good guy.  I'm not a good guy.
        I was a bad husband to a great wife.  I broke the vow that I made to         her.

誤解のないようにはっきり言わせてください。私が殺人者じゃないからと言って、私が良い人だという意味ではありません。私は良い人ではありません。
私は、素晴らしい妻に対して、悪い夫でした。彼女への誓いを破りました。

Talk show host: Those are pretty words, Nick.
                          But, what does that really mean to you?

ニック、響きのいい言葉ね。
でも本当のところはどうなの?

Nick: It basically means that I was a con artsit.
私は、ペテン師でした。

*1 come forward with
「(情報、話など)を伝えに来る。」
この場合はconfess「白状する」に近い使い方だと思います。

**2 make me look bad
「自分の印象を悪くする」
make someone look bad でsomeoneの部分をほかの人に入れ替えて使うこともできます。

*3 let me be clear
clearで「はっきりした」という意味なので、直訳だと「自分をはっきりさせる」となり、何か伝えたいことを誤解なくはっきり伝えたいときによく使う表現です。

この映画は結構汚い言葉を使うので、もしそういう表現を学びたい!という人がいましたら、ぜひ見てみてください!


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