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丁寧な暮らし

旧小林邸ひとときはどんな場所になるべきか。
実は、立ち位置を決めたくなかったのです。

事業をする時に、よくペルソナと言う誰をターゲットにするかを考えたりします。どんなお客さんに来て貰いたいかはもちろん色々考えましたが、「ひととき」と言う名前に想いを載せるとどんなお客さんにでも来て頂きたいなという結論に。。

建物や場所はそのままに、色んな人が来て、その人が持っている”ひととき”を楽しんで貰いたい。会社の研修、家族での旅行、仲間とのBBQその一つ一つがこの場所でのひとときであって欲しい。
その場にたまたま来た人が交流する事もあっても良い。

どんな人でも筑波山に来て楽しかった思い出が1つでも多く残れば良いなって思い、付けた名前。

誰に対してがわからないのは正直不安もありました。
オープンして1年半近く経ちましたが、その思いの通り、様々な形で利用して頂いています。

その中で、ひとつだけ大切にしたいのは”丁寧な暮らし”と言うキーワードでした。

ひとときには、普段の生活とは違うゆったりとした時間が流れます。(本当に!)

レセプション

それは、筑波山から眺める景色だったり、車の音があまり聞こえて来なかったり、築130年の古民家が作る雰囲気だったり、テレビがなかったり。

一見すると近くにコンビニも無く、不便な生活にも見えるかも知れません。

しかし、便利になりすぎた当たり前の生活の少し離れた場所に見えにくい豊かさがあるのかなと気付きました。

ひとときでは食事を提供する事もありますが、お客様と一緒に作る事もあります。お客様自身が作る過程で普段は話せない事だったり、お互いの味の好みを知る事も。

普段は外食で済ませてしまうと気づかない1面に触れるのも、一つの価値なのかなと。

庭の畑で採れたてのサラダも。

小さな畑ですが、採れたての野菜を収穫して食べたり、庭にいるヤギと触れ合ったり。

山羊。

他にも季節ごとに様々な果物が採れたりします。
それも、その時々に偶然来たお客様が楽しめる事です。

たまたま雨の日、次の日の朝は雲海が見れたり、満月の夜空や真っ赤な夕陽。

どこでも観れるけれど、ここでしか観れない。
刺激が少ない分、少しの変化に五感が気づく。

見上げる筑波山も
関東平野の広さに気づく夕焼け

そんなひとときを体験しに来てください。

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筑波山の古民家宿 旧小林邸ひととき
@tsukuba_no_hitotoki
セレンディピティ。偶然の出逢いに感謝。
http://tsukuba-hitotoki.com
ご予約はこちらから
https://reserva.be/hitotoki2020
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