毎回大好評の「書道のHITOKOMA」。
皆さんのアンケートでご要望が多かった「筆ペン」で開催をしました！

※直近開催レポートはこちら。

■ vol.1のレポートはこちら
https://note.com/hitokomavol2/n/nf9375c44b5a6

■ vol.2のレポートはこちら
https://note.com/hitokomavol2/n/n243fe4e6411a

今回の講座は、
「書道のHITOKOMA – ボールペンの世界 -」の発展版。

筆ペンの特性上、「書道経験者」もしくは
「書道のHITOKOMA - ボールペンの世界 -」に
ご参加済である方の受講を推奨。

講師は金子泰之さん
第1回の時から一緒にやらせていただいています。

金子さんとの出会いは、
昨年の夏、大阪で開催した
HITOKOMA主催のLike Barでした。

※次回、7/5にオンラインで開催！

「Like Bar」は、
“Like” つまり “好き” を持ち寄る集まり。

そこでは些細な “Like” から、
マニアックな “Like” まで、
さまざまな “Like” が飛び交います。

みんなで好きなものをカードに書いて並べ、
気になるものを選びながら、ゆるく飲んでトークしています。
金子さんはお客さんとして来てくれていて、
好きなものに「書道」と書いていました。

書道歴19年以上の金子さんは、
今でも綺麗な文字を書く方法を
追求されています。

現在、instagramにて
hiragana_dictionaryのアカウントで
ひらがなを1字ずつ投稿されています。

またマスキングテープを使った新しい取り組みもされています！

今回の書道のHITOKOMA
ボールペンから筆ペンへ変わりましたが
内容は前回とほぼ同じ。

筆ペンは、冠婚葬祭の時など
ここぞという時に利用する文房具。
そして課題は、
おそらく生きている中で
最も書いている回数が多い
『ご自身のお名前』。

この大一番の時に
キレイな字が書けたらカッコよいですよね。

各々の字が、2時間と限られた時間の中で
どう生まれ変わるのか楽しみです。

イベントの模様

当日は、書道経験者はおらず
以前、ボールペン講座を受けられた方の3名がご参加されました。

また、オンライン開催だからこそ
関東・関西に在住の方々などなど
全国各地からのご参加でした。

今回もオンライン開催ということで
事前に金子さんにて参加申し込みされた方のお手本と練習メモ、
そして金子さんが愛用している筆ペンを準備して郵送。

当日までにご自宅に届けられるので
お手本を見ながら、練習メモに名前を書いていきます。

お手本にはキレイに書けるポイントが
細かく記載されています。

手元にある筆ペンと同じもので書いているはずなのに全然違う・・
とびっくりするほどの達筆でした。

お手本にはキレイに書けるポイントが丁寧に記載されているので
これだけでも気づきポイントがあったそうです。

14時00分になりスタート。

お手本・練習メモ・筆ペンを手元に
ワークショップが始まりました。

まず初めは、お手本も見ずに
筆ペンで自分の名前にチャレンジしました。

※以前のボールペン講座での字

ボールペンでキレイに書けていても
筆ペンに変わっただけで大きく字が変化します。
あまりに思うように書けなくて、心が折れそうとの声もありました。

次に前回のボールペン講座のおさらい。

字をキレイに書くポイントを
2つ振り返りました。

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【字をキレイに書くポイント】
①上げたら下げる
②左長く、右短く
-------------------------------------------------

この2つ習ったよなという声と
また出来ていなかった。。との声もあり、
内容はシンプルだけど定着の難しさが伺えました。

そして、本題の筆ペンでキレイに書けるポイント。

金子さんにて事前にnoteでまとめて下さっていたので
noteを見ながらレクチャーいただけました。

そして、金子さんお手製のお手本にそって、
名前を書いていきます。

①お手本を見ずに書いたもの
②お手本を見ながら渾身の字で書いたもの

お手本には細かくポイントが記載されていて、
小学校以来のマス目シートを使いながら、
書くポイントを確認。

渾身の字で書いていただき、書いたあとはパシャリ。
金子さんに写真を送っていき、
もくもくと練習していきます。

順次、金子さんから
アドバイスをもらって
字がブラッシュアップされていきます。

適宜休憩も入れながら書いていきましたが、
時間は本当にあっという間。

座禅やヨガをしているかのように
無心で字を書いていました。

最後にワークショップも終盤に差し掛かったので、
改めて、最初に書いた名前の横に
自分の名前を書いてみました。

2時間だからそんなに変わってないだろうと
思っていたのですが、
実際見比べると一目瞭然。
参加された方全員、すごく上達されていました。

（左：普段　　真ん中：お手本参照　　右：最終）
筆ペン楽しくないんじゃないかと思っていたけど
太さも自由自在だから楽しかった！

（左：普段　　真ん中：お手本参照　　右：最終）
はじめは「心が折れそう」と言っていた方も
見違えるくらいキレイになっていました。
縦線がすごく美しいです。

（左：普段　　真ん中：お手本参照　　真ん中②：2時間後　 右：最終）
納得した字を書きたいと自ら再チャレンジ（笑）！
字を書くのが楽しくなったそうです！

「次は詩や文章を書いてみたい！！」
「何か季節的なものと一緒に出来たらよいよね」との声もあったので、
金子さんと検討してみようと思います。

最後に

「字を書く」という何気ないことでも
書く時に使うボールペンや紙、机や椅子によって
書きやすさは大きく変わると金子さんはおっしゃっていました。

一方、最近では字を書くことも少なくなりました。
その分、自分の名前を書く時は、大きな買い物をした時や、入学や入社書類を書く時、子供が生まれた時などなど、人生の節目に携わっている時なのかもしれません。

そして手書きの文字には、書く人の歴史が多く詰まっています。
そんな節目の時に、ただ字を書くのではなく、
お気に入りの文房具や書斎で自分が好きな字、
その人の個性が伝わる字が書けるような
HITOKOMAになれば嬉しく思います。

大好評により次回開催も日程調整中（夏頃を予定）！
開催が決まりましたら、ご案内しますので、

お時間ある方、是非遊びにいらしてください。
当日は、HITOKOMA主催者の西出裕貴も参加予定です。