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伊藤詩織著BlackBoxの嘘を暴く

文藝春秋刊の伊藤詩織氏の著書と言われるBlackBox関連のNoteは、いくつか発信してきたのですが、第2章「あの日、私は一度殺された」の「激しい痛みで目が覚めた」「殺されると思った瞬間」「パンツぐらいお土産にさせてよ」の三つの節を検証する為には、やはり現場検証が一番だと思いシェラトン都ホテル東京の233号室に実際宿泊してみました。

シェラトン都ホテル東京外観

現在のインフォメーションだと都営三田線白金台駅から徒歩4分の好立地
白金台駅から行きは下りですが、帰りは上り坂になります。
ホテルの入り口を入り右に曲がり左を進むと右側にホテルのフロントがあります。フロントでキーを受け取るとベルマンが荷物を部屋まで運んでくれます。フロントから奥に進んで右に曲がると左右にEVがあります。

シェラトン都ホテル東京1階フロアマップ
シェラトン都ホテル東京フロント

ホテルのロビーを横切る映像になる。山口氏に抱えられた私は足が地についておらず、前のめりのまま、力なく引きずられ、エレベーターの方向へ消えて行った。

(伊藤詩織著 BlackBoxペーパーバック 第三章混乱と衝撃の章より)

足が地についていない若い女性が、中年の男性に引きずられていたらホテルのスタッフに見咎められると思いますが、そういう事態にはならなかったようです。

ホテルのロビーを山口氏に背中を支えられながら自分の脚で歩く伊藤詩織さん

それでは233号室に入ってみましょう。

2015年4月2日(金)山口氏が宿泊していた233号室で、酒に酔った伊藤氏を介抱した際には、ツインだったようですが、私が宿泊した2023年10月5日(木)の時点ではダブル仕様になっておりました。未だに山口氏が伊藤氏とどちらのベッドで寝たのか言い間違えた事を問題視しているアホがいますが、どちらのベッドでやろうが、同意の下のSEXが同意のないSEX(伊藤氏の刑事告訴は準強姦、現在の準不同意性交罪)に変化する訳ではありません。手前に微かにドアが見えているのが、バスルームです。

(バスルームのドアを開け真正面に見えるのは?)


髭剃りなどのアメニティが、広げられた白いタオルの上にいやに整然と並んでいたのは覚えていたらしい

トイレに駆け込んで鍵を掛けたが、パニックで頭は混乱するばかりだった。バスルームは清潔で大きな鏡があり、そこには何も身につけていない、体のところどころが赤くなり、血も滲んで傷ついた自分の姿が映っていた。ヒゲそりなどの男性もののアメニティが、広げられた小さなタオルの上に、いやに整然と並んでいたのを覚えている。そこで、ここは山口氏が滞在しているホテルだと気づいた。

BlackBoxペーパーバックP50より引用

ドアを開けると真正面に見えるのは、緊急連絡用のフロント直通電話です。一応フロントに確認しましたが、ダミーではなくちゃんと使えるとの事でした。(只全部屋に有る訳では無いようです。)山口氏の性加害から逃れる為にバスルームに立て籠もったのに、なぜフロント直通電話に気づかなかったのだろうね。広げられた白いタオルの上の男性用アメニティで、山口氏の宿泊しているホテルと気づいたのにね、不思議だわ。大きな鏡で自分の姿を確認しているので、鏡に映っているはずのフロント直通電話は目に入るはずだが、多分この時電話は「隠れ身の術」を使用中だったのだろう。血も滲んで傷ついた自分の姿を確認するより、フロント直通電話で助けを呼ぶのが先だろう。ドアは内開きだ。BlackBoxのバスルームからベッドに引きずり倒された場面の描写がノンフィクションだとすると、バスルームの中から肩を掴まれてベッド迄移動させられ押し倒された事になる。肩(衣服を着用していないので引っ張る手がかりが無い。)をつかんでどうやって移動させるでしょうね。不思議な事ばかりだわ。バスルームから裸の女性を数メートル運ぼうとするなら、抱きついてお尻の下を両手で支え女性の体全体を持ち上げて運ぶのが現実的な手段だと思うが、読者の皆さんはどう思いますか?

とにかく、部屋を出なければならない。意を決してドアを開けると、すぐ前に山口氏が立っており、そのまま肩をつかまれ、再びベッドに引きずり倒された。

伊藤詩織著BlackBox ペーパーバックP50より引用
(山口氏が主張するゲロで汚れたブラウスを洗って掛けた場所)


(伊藤氏が主張するずぶぬれのブラウスが掛けてあった場所)

山口氏が主張しているのは、ゲロで汚れたブラウスを洗って早く乾くようにバスルームに掛けた。伊藤氏が主張しているのは出口のドアノブにずぶぬれのブラウスが掛けてあった。【伊藤氏がブラウスを着て逃げないようにずぶぬれにしたというのが伊藤弁護団の主張だが、事件当時伊藤詩織氏はタイトなジーンズ姿が多かったのに(BBCの日本の秘められた恥でもその姿で登場している)包帯を巻いた痛々しい姿で相談に来たと嘘を撒き散らす西廣陽子弁護士の言う事なんか信用できないわ)】私の推測は違う。ブラウスをずぶ濡れの設定にしたのには理由があって、彼女は、山口氏からお泊りの証拠のTシャツを借りている。(BBの描写では強姦魔になっているので、死ぬ程の目に遭わせた強姦魔のTシャツを借りて着る性被害者など存在するのか?)借りたのではなくTシャツを山口氏から渡されたと言うのが伊藤弁護団の主張(どうしてブラウスがずぶ濡れなんですか?と問い詰めたら山口氏がコレ着てとTシャツを渡したらしい。)なので、そのストーリーに違和感がないようにしたのだ。
ひとまず、伊藤氏の主張が正しいとしよう。BlackBoxでの性被害のシーンで「トイレに行きたい」と言うと山口氏は、ようやく体を起こした。との描写の後避妊具を付けていない陰茎が目に入ってトイレに駆け込んで鍵を掛けたとある。上の写真の手前がベッドだ。そして、アメニティが整然と並べられているので、山口氏が宿泊しているホテルだと気付いたらしい。聡明な私の読者の方はお気づきだと思うが、ベッドから起き上がった時点では、ここがホテルだと気付いていない。どうしてすぐ右側にトイレ(バスルーム)があると気付いて真正面の出口のドアノブに掛けてあるブラウスは目に入らなかったのだろう。不思議だわ。なぜ出口のドアノブにブラウスが掛けてある設定にしたのか?私の推理はこうだ!

真実はここにあるの帯付きだったBlackBoxでの記述は、トイレ(バスルーム)に立て籠もった事になっている。バスルームにブラウスが掛けてあるのは不都合だわ。少々濡れていても(乾きやすい素材だったらしいので前日のPM11時過ぎからバスルームで干してあれば、翌日のAM5時過ぎには十分乾いていたと思う。)まずそれを身に着けるのが自然だが、BlackBoxの記述で、どうなっているか?と言えば「とにかく、部屋を出ないといけない、意を決して(全裸)ドアを開けると目の前に山口氏が立っており」となっているので、バスルームにブラウスが掛けてあると不都合なので出口のドアノブにブラウスが掛けてある設定にしたのだろう。

ここで、BlackBoxで描写されているバスルームをでた後の性被害の場面を確認してみましょう。

抵抗できないほどの強い力で体と頭をベッドに押さえつけられ、再び犯されそうになった。足を閉じ体をねじ曲げた時、山口氏の顔が近づきキスをされかけた。必死の抵抗で顔を背け、その為顔はベッドに押し付けられた。体と頭は押さえつけられ、覆い被さられていた状態だったため、息ができなくなり、窒息しそうになった私は、この瞬間、「殺される」と思った。裸のままこんな状態で発見されたら、親が悲しむ事だろう。混乱の中、一瞬、自分が朝のニュースで報道され、泣いている母の顔が浮かんだ。そんなのは、絶対嫌だった。必死に体を硬くし体を丸め、足を閉じて必死に抵抗し続けた。頭を押さえつけていた手が離れ、やっと呼吸ができた。「痛い。やめて下さい」山口氏は、「痛いの?」などと言いながら、無理やり膝をこじ開けようとした。膝の関節がひどく痛んだ。そのまま何分揉み合ったのだろう。体を硬くして精一杯抵抗し続けた。ようやく山口氏が動きを止めた。

(BlackBox  でのバスルームを出た後の性被害の描写)

この描写が真実としたら、この2日後に山口氏に送ったメールにはどういう意図があったのだろう。こんなひどい人間のコネでTBSに採用して貰い、TBSのバックアップで就労VISAを手に入れようとしたことになる。

上の記事は、私の伊藤詩織関連Noteで一番気に入っているのだが、いいねの数は少ない。残念だ。

バスルームのドアノブ(コインで開けられる仕様になっている。ARK.co さんの予想通り)この件については、下記のNoteで山口敬之氏の立場でBBの強姦致傷の場面を検証している。良かったら参考にして下さい。

使用カメラ ニコン D40(2009年12月発売のAPS-C機)最大画素数610万画素だが、北海道の牧場見学で出資馬を撮影するには十分だ。使用レンズ Nikon 標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 18-55mm(北海道で2022年産の出資馬を見学した後、帰阪の途中寄ったのでこのカメラを使用しました。)


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