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社会不安症の自分②

自分の大好きなアクセサリーと雑貨小物のお店に憧れて働くことができたものの出勤時は心臓がドキドキ、動悸がとまらない。これがあって出勤の日は本当に辛かった。
表情は硬いままレジに立っていましたが、レジやラッピングは手伝ってもらいながらなんとかこなせて仕事は続けていました。

しかしある時事件が…店頭に高額ジッポライターを飾っているショーケースがあるのだがそこの鍵が開けっ放しになっていて何点も商品が盗難にあっていたのだった、、。被害額5万くらいかな。そして鍵を閉め忘れてしまったのは私。店長に謝罪しましたが本当にその時はショックでした。人見知り、場所見知りが激しくて、職場に慣れるまで本当に時間がかかるのでミスが本当に多くて。他はレジでお金をもらい忘れたりとか。

その働いていたお店は防犯カメラもないし、店全体が広くて死角も多い、細かいアクセサリーなどの商品が多くて万引きは頻発して今思えばなんの対策もないのも問題だな。。

精神障害がない方でも仕事覚えるのって最初は大変。だけど社会不安症の自分はそれに加えて出会って間もない他人から仕事を教わる、知らない人の中で働くってこと覚えること大変+異常な緊張や恐怖感があるので相手が話してくれている内容が理解できなかったりてことがたびたびある。話を集中して聞いてはいるんだけど話し方が威圧的だったりすると恐怖心を感じている自分の方へ意識が向いてしまって集中できない…。本当にこんなすぐビクビクしてしまう自分が当時は本当に嫌で仕方ありませんでした。

人前で自分のことを話す、自分から積極的に仕事を教わるってことができなかった。そしてめんどくさいことに自分自身プライドが高いのか仕事でこんな辛い思いをしているのに家族にも友達にも話せなかった。みっともない姿を見せたくなかったのかな?今思えば本当に何でだろうと思うのだが。

上手くいかない自分を認めたくなかったのかな?そのうち仕事続けていれば上手くいくだろうという考え。

その時は周りの指導してくれたスタッフの気持ちまで考える余裕がまったくなかったけど。こんな自分でも温かく見守っていてくれたので本当に感謝しかないです。そしてお店の商品がとても魅力的であったことそのおかげで2年くらいは続けられたかな。

今は300円均一とかで安くアクセサリーが買えるようになりましたがその当時は2003年頃、店で販売してたのは1000円から5000円くらいかな。ロジウムメッキの商品がほとんどだったけどアクセサリー、ピアス、ポニー(飾り付のヘアゴム)ヘソピアスも置いていた。

花や木の実、星や月、動物などをモチーフにしたアクセサリー。デザイン性の高い物ばかりだったので毎日お店で見てディスプレイを考えてそこはとても楽しかったな。気に入ったアクセサリーは社員割引で買えたし、それに合うコーディネートを考えて売場に立って。

昔の自分は徐々に振り返りながら書いてます。次回へ続く。


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