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「女性管理職」になりたいか?

もうすぐ年度末。異動や昇進の時期ですね。

管理職である夫と非管理職の私、男性である夫と女性である私、話し合ってみました。この手の話は、人と話す方が視野が広がるし自分の考えもまとまるので付き合ってくれた夫に感謝。

こんなテーマで誰かと話したい人は子連れMBAへwelcome!(不意に宣伝。笑)

言語化の練習として記してみます。

夫の意見

・管理職はツライ。部下指導、時短や育休者の業務皺寄せ、長時間労働でも残業代がつかない。パワハラリスクを考えると思うことも言えない。

・コスパが合わないと思うけど、訳あり難ありと思われたくないから管理職になりたい気持ちもある。

私の意見

・管理職になりたくない。

・「女性管理職比率」が目標になってる世の中で昇格しても、実力が評価されたと自分で思えないし、周囲も思わないと思う。外野に踊らされて、無用な重荷を背負いたくない。

・無限定に働く管理職を見て、夫婦管理職は家庭が成り立たないと思う。子どもとの時間や心の余白を大切にしたい。

勘違いかもしれないし、極端だけど、女性という理由で数少ない管理職ポストを奪いやがって…とか思われたくない。そんな悪意を向けられつつ無限定社員の世界に放り込まれたら、たまったもんじゃない。

言いたいこと全部言ってみると…

結局、管理職になりたい/なりたくないでなく、自分がどう働きたい/どう在りたいを実現したい、周囲にも理解してほしいんだね、と話が落ち着きました。

たしかに「女性管理職」にはなりたくないけど、今の上司のような、誠実に仕事に向き合い、「you should」でなく「I think」とメンバーに言える人にはなりたい。

これは、ひとむすびさんが紹介してくださった大好きなお話。


今は仕事より子育てを優先したい、子育て中だけどフィールドセールス最前線で働きたい、仕事でも母親でもない世界を広げたい、「自分の在りたい姿」をもっと自由に言える人が増えるといいな。

育休明けに私が会社に感じていた「申し訳なさ」は、「私の"一番"が会社じゃなくて申し訳ない」だったのかな。10代の恋愛じゃあるまいし、そんなの当然なのに。

就職、復職、心がそわそわする季節。
私に出来ることはなんだろう。
こたえはないけれど、まずは自分から、心の声に耳を澄ませてみます。

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