地域に愛されるお地蔵さん
秋らしいお天気が続いた土曜日。
今日も、朝から地域の皆さんの輪に入れていただき、楽しい1日を過ごすことができました😊
サイトウさんのお店に寄らせていただいて、
ツーリングで全国各地を巡ったお話をたくさん聞かせていただきました。
お客様とのツーリングの写真がお店の壁一面に飾られていて、飾りきれなくなるくらい楽しそうな思い出がいっぱいありました!
中でも、サイトウさんが最近訪れたという戸隠神社や高野山、出羽三山のお話がとっても魅力的で、お話を聴いているうちに、「私も一緒に行きたいなぁ…」と惹かれる気持ちになりました✨
サイトウさんの旦那様曰く、
「歳をとると、だんだん高いところへ昇りたくなるんだよ…天に近くなるんさ」と笑っておられましたが…
「もしかしたら、そうかもしれないなぁ…」と。
「苦しい時の神頼み…」とか、「仏の顔も三度…」などにあるように、私たちの暮らしの中にも身近に神様や仏様が信仰などと関係なく、時折登場する時があります。
私たちが住む「新町(あらまち)地区」にある
「新町地蔵堂」のお地蔵さまは、長野県善光寺の仏様のご分身で、その昔…
新町大火になった時に、子どもの姿になって火事が起きたことを走って知らせて地域の人々を守ったという言い伝えがある「地域に愛されるお地蔵さま」です。
古くから、地域の人によって守られて、愛されてきたお地蔵様。
昨年から新町では、「お地蔵さんを今後どのようにお守りしていくか…」を、みんなで知恵を出しながら、良い方法を考え中です。
この頃「墓じまい」という言葉をよく聞きます。
「墓参りやお墓の管理が大変・・・」
「子ども世代に負担を残したくない…」という理由から、墓じまいを検討する方も増加傾向にあるそうです。
お墓とお地蔵さんは少し違うかもしれませんが、
人口が減少し、地域を守る人々が少なくなっている小さな集落では、「地域に愛されるお地蔵様」の行く末をみんなで心配しています。
もしかしたら、全国にも、同じ心配をされている地域があるかもしれません。
古くから大切に守られてきた地域に根ざすものを
「文化」とするならば、その将来をみんなで考える時が来ているのかもしれません。
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