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中学受験するかしないか問題①中学受験のメリット


中学受験を考えたきっかけ

我が家の長男は現在小学3年生。
そして、もうすぐ新4年生になります。

私は中学受験なんて自分もしてこなかったし、
子供にもさせる気はなかったため、
眼中にありませんでした。

でもたまたま子育ての本をよんでいると、
中学受験は小4からはじめなければ遅い。
とあり初めての発見。

中学受験というものを食わず嫌いして
(嫌っているわけではないけど)
「近いから」という理由で地元の公立中学校へ進学することは、
子供の将来の可能性を奪ってしまうのではないだろうか?

と思い始め、
現在長男小3、今2月。
中学受験準備をはじめる期限がきてしまう!!!
急がねば!!!!
という感じで中学受験するかしないか問題に
向き合いだしました。

その過程を何回かにわけていくので、
お付き合いいただけると嬉しいです。

中学受験を考える構成要素

中学受験とはなんぞや?
中学受験に関してなんの知識も持っていなかった私。
情報収集からはじめました。
そして自分なりに考え、
結論をだしました。

その結論に至った考えを分けていくと
ざっくりこんな感じです。

①中学受験のメリット
②中学受験のデメリット
③日本の教育と仕事
④我が家の教育方針

で今回は①の中学受験のメリットの回になります。

中学受験のメリット

中学受験は2023年で約10%の子供が行っているようです。
(塾説明会資料より)

30人のクラスだったら3人、
1学年3クラスなら9人ほど受験している感じです。

中学受験をする子供は一定数いるわけで、
何かメリットがないと受験には踏み切らないと思います。

情報収集した結果、私が感じる中学受験のメリットは四つ。

  1. 高校受験をパスできる

  2. 大学受験に有利

  3. 学校の教育方針と子供が合う可能性

  4. 一生の友達ができやすい

1、高校受験をパスできる

中学受験の対象になる中学というのは、
中高一貫校がほとんど。

小学校でしっかり受験勉強した分、
中学校では高校受験せずそのまま付属の高校に進学します。
(受験せずともそのまま進学するためのテストはあると思います。たぶん)

普通に高校受験するなら、
部活を中3の夏までにはやめてそこから受験勉強だー!
みたいなイメージです。

でも中高一貫校では受験がないため、
本来受験勉強に要する中3の時期を
部活だったり、趣味だったり、
自由に過ごすことができます。

中学生という多感な時期に、
試練のような高校受験勉強の精神的負荷をかけないということは、
メリットと書かれている本がありました。

私自身はそこまで思いませんが、
単純に高校受験ないのはいいな~
と思いました。

2、大学受験に有利

中高一貫校では、
中1から高3で勉強する範囲を
高2で終わらせてしまいます。

残りの高3はどうするのか?
それは大学受験対策に丸1年使います。

公立高校では全範囲の勉強が終了するのが高3夏ぐらい?なので、
大学受験に充てられる期間の長さでいうと、
圧倒的に中高一貫校が有利になります。

そして中高一貫校は中学受験を経て、
入学してくる生徒なので、
学習レベルは基本的に高く、
生徒同士も同じレベルの成績の子が集まっています。

この二点から、どうしても大学受験には
有利になります。

3、学校の教育方針と子供が合う可能性

公立の中学校でいうと、
特に教育方針の違いは感じられないと思います。

国や市区町村の教育方針に則って、
どの生徒も平等に教育が受けられます。

しかし、中高一貫校では、
学校の教育方針に違いがあります。

学力向上を第一に掲げる学校もあれば、
英語やITスキルに力を入れる学校、
熱血系な雰囲気の学校もあれば、
厳かな雰囲気の学校もあるわけです。

子供の特徴にあった学校選びができれば、
子供の成長と可能性を広げることができるのではないかと思います。


子供の特徴と学校選びが重要にはなってきますが、
これはなかなかすぐには判断できないので、
中学受験を少しでもお考えの方は、
子供が小さいうちから中学校の説明会や見学会に足を運ぶことを
おすすめします!

4、一生の友達ができる

これは実際のところ経験していないので、
本からの情報になりますが、
中高一貫校で6年間過ごした友達というのは、
絆が深いようです。

中学3年間、高校3年間それぞれでできた友達でも、
「仲いいし一生の友達ができたけど!」
と反発したくなったのですが、
一般的な友情とはどうも違うようです。

高校を卒業し、大学、社会人、
結婚に子供が産まれ、
とライフステージが変わってくると、
次第に今までの友達とは少なからず疎遠になっていきます。

どうしても忙しく時間がとれなかったり、
距離が遠かったり、どんどん会える機会は少なくなっていきます。

でも!
中高一貫校での友情はそんなものは、
吹き飛ばすらしいんですね。

忙しかろうが遠かろうが
年に数回はちゃんと集まって友情をはぐくんでいるようです。

人にもよるとは思いますが、
そういう傾向があるそうです。
実は私は中高一貫校の高校入学組でして、
確かにそんな雰囲気は、思い起こせばあったように感じます。


人によるところもあるだろうし、
私立でも公立でも高校からの入学で絆の深い友情が築ける、
とも思います。

しかし、社会人・結婚・出産と進むにつれ、
友達と疎遠になっていく渦中の私としては
少なからずメリットを感じてしまいました。



まとめ

中学校受験のメリット
①高校受験がない
②大学受験に有利
③学校の教育方針と子供の可能性
④一生の友達ができる

他にもメリットはあるかと思います。
あくまでも私的メリットになります。
この中学受験のメリットを認識した時点では、
ふむ。
という状態で、中学受験バンザイに至りませんでした。

メリットデメリットを一緒に書こうと思っていたのに、
めちゃめちゃ長くなりましたので、
メリットの回とデメリットの回に分け
次回は中学受験のデメリットを書くことにしました。
ぜひまたおつきあいいただければ嬉しいです。

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