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手軽さと安価は民度に影響する

皆さんはバイクのエンジン音を不快に感じるだろうか?

近年では騒音規制も進んでいてバイクのエンジン音はとても小さくなっている。

それでも車よりは大きな音を出すから「うるさい」と不快に感じる人が多いのかな。

僕はモトクロスをやっていたからバイクの音って結構好き。

特に重低音のエンジン音は好きかな。

そんな僕ですら、ヤンキーが走るスクーターの高音エンジンは苦手である。

で、多くの「エンジン音がうるさい」と言うバイク嫌いの人はこの記憶があるから嫌っているんだと思う。

騒音規制があると言っても、車検があるのは250ccを超えるバイクからだから、スクーターみたいな50ccバイクは車検で落とせない。

だから「ヤンキー=バイク=うるさい」という方程式が成り立った。

まぁバイク批判をするnoteにしたいのではない。

ここから学べることは何かという話がしたいのだ。

ヤンキーの手にバイクが渡り、うるさくしてバイクのイメージが悪くなったのは、安価で買えるところにあると考える。

原付を新品で買ったとしても20万代、中古なら5万あれば買えるものもある。

そして免許自体16歳から取得可能。

高校生で免許を取れる上、バイトを少し頑張れば買えてしまうくらい安価なのだ。

で、そのままバイトをし続ければ、ガソリン代や税金も払えてしまう。

そのくらい安いのだ。

これの何が悪いのか?

値段の安いものは「様々な人が買いやすい」というメリットがある反面、様々な人が買えるからこそのデメリット「民度の低下」がある。

値段とか免許ってハードルになるんだよね。

だからハードルが高ければ高い程、高所得な人向けの商売ができるし、会員制にすることで民度の維持にも繋がる。

このハードルを低くすれば、多くの人に向けて商売ができて、口コミやらで新規の獲得もしやすくなる。

バイク業界は後者も取り入れた。

移動の主流は車、都会ならバスや電車だ。

バイクは趣味でしかない。だから自転車よりも楽でバイクよりも安価に買える原付がある。

そうやってバイクを知ってもらい、興味を持ってもらおうとしたけど、いろんな人に渡りやすかったからヤンキーにも渡り、暴走族的なことで悪いイメージが拡散された。

これがバイクを見ると無条件で「うるさい」と忌み嫌う人がたくさんいる現状の話。

もう一回言うけど僕はバイク好きだ。

将来免許を取って、赤くてかっこいいバイクを乗り回す。

モトクロスも再開したい。

僕が好きなものを人にも好きになってほしいのだ。

好きにならなくてもいいから嫌わないでほしい。

それだけで乗りやすくなる。

ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。

じゃあ、また。


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