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儚い女をきっかけにする。

20200521

緊急事態宣言が解除されてるのか否か知らないけれど、
社会人というタグをつけられた自分に、もう春は訪れない。

春なんかろくなことがない。
彼氏の浮気は春に見つけたし、どこか遠くにみんな行っちゃうのも全部春だ。
今年なんかコロナウイルスとかいう絶望で、誰とも会えない。
会いたい人に会えないってなに。

春になると毎年、梶井基次郎の「櫻の樹の下には」を読む。
住んでるとこも顔も知らない人から教えてもらった。
櫻があんなに美しく綺麗なのは、樹の下には死体が埋まってるからって話。
そう思うと、「あー櫻綺麗だよな」って心の底から思える。
もう散っちゃったけど。

今日これが書けたのは、儚くて消えそうでウツクシイお友達のおかげだ。
彼女のnoteを読んで、自分も自分を書きたいことを思い出した。
こういうことは、いつもやりたいときにやろうって思うんだけど、
今日だけは、とりあえずパソコンこじ開けてみた。

やっぱり文章かくの好きだなってなる。

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