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メタモルフォーゼの縁側とわたし

映画も良い!
原作も、とっても良い!!良い!!!

創作ってこういうこと。

(根源。

「メタモルフォーゼの縁側」がアマプラ他で観れるようになっていたので再視聴。

映画で作品を知って、そこから原作の順で読んだのだけど、
主人公とは嗜好も出会う人ももちろん違うのに、まるで10代の頃の自分を見ているような気持ちになるのは、
”多感な時期に好きなものを追いかける楽しさとうれしさと、時々しんどさ”の部分に共鳴しているからかもしれない。

今の自分を形作る上でとても貴重な経験であり、宝物のような時間を過ごせたことは、幸せなことである。

劇場の巨大スクリーンで観るにはなかなかの忍耐力を要したが、
(同人誌のくだりは拷問ですか状態だった)
今も変わらず抱え続ける羞恥心と懐かしさと甘酸っぱさと羞恥心で何度も奇声を発しそうになりつつも、
エンドロールが流れ終わる頃には、しあわせな気持ちと、優しい気持ちでいっぱいに。

原作も実写映画もどちらも好き。
両方合わせ技で観ると幸福度が増し増しになる。

優しいの
漫画の人たちみんながどこまでも優しくて、元気出るの
で、元気出て、漫画作ったの

この漫画のおかげで
私たち お友達になったんです
描いてくださって
ありがとうございました

鶴谷香央里/メタモルフォーゼの縁側より

売れる売れない、上手い下手、AI問題などなど、それもあるんだけど、それも大事なことなのだけど、一番大事なのはそこじゃない。

この作品に出てくる数々の言葉、表現を胸に、時々お休みしたり、再開したりしながら、おばあちゃんになっても好きなものを追いかけていたいなって思う。

わたしはあの世でも間違いなくオタクしてるであろう未来(?)はほぼ確定している。

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