よしだ台車(人生送りバント)

いろいろな数学と数学でない何か 教育の中のいろいろな何か 棚卸しの如く呟いていきます

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最近の記事

R6 0102 実業校での数学の授業で気をつけたいこと

 昨年は3本程度しか書けませんでしたが、今年は文章化して棚卸しをしたいと思っています。冗長で拙い文ですがご容赦ください。また、教育は「絶対の一通りの正解」は存在しないという考えを私は持っています。おそらく異論を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、あくまで「個人の考え」と捉えていただければ幸いです。  数学を工業高校や商業高校などの実業校で教える際には、普通科校で教えていた頃(教えられていた頃)と前提が異なることに注意が必要です。前提もいくつかあるのですが、その1つとしては「

    • R5 0812 音声配信ができたとは!(テスト配信)

      テスト配信を兼ねてごあいさつ程度に

      • 03 関数電卓で高次方程式を解く機能

        私が持ってる関数電卓は高次方程式を4次まで解く機能があります。4次までOKというのが「なぜか?」と問いをたてて考える、というのも探求的に面白いのでは?と思います。 ただ、関数電卓がどういう仕組みで解を求めているのか、についてまだ調べていないのですが(笑) 解の公式がもともとのところなら、おそらく前述の問いも有効かと予想しています。

        • 02 関数電卓は数学の導入教材として使えるのでは?

           現在、工業高校に勤めており、今年で2年めを迎えます。昨年1年間を過ごして思ったことは、「ここ(工業高校)では、数学が独り歩きしたらもったいない!」ということでした。  ここでは、数学の授業は週2〜3コマあり、専門(工業科)の授業が実習や座学を全部合わせて週15〜18コマ程度あります。その中で、座学でsinやcos、ベクトル(といっても力学のときに扱うような類)、電気だと複素数など、数学の道具が登場します。専門で扱っている数学の道具は、数学の授業でも生徒に馴染みのあるもので

        R6 0102 実業校での数学の授業で気をつけたいこと

          01 数学はWe 数学教育はI

          久留米市某所で勉強会をした帰り、ご指導いただいた数学の先生と筑後川で桜を見ながら昼ごはんを食べてるときに頂いた言葉です。私はこの言葉に腑に落ち、数学の授業へ前向きにチャレンジする気力が湧くようになりました。 私なりの解釈ですが、数学は先人が物事を定義し、それを出発点として多くの人々の手で論理を作り出し、定理や公式が作られる。それを皆が共有して問題の解決に役立てたり、また新たな物事を作り出す、そういうものだと思っています。だから数学を語るときは「We」の要素が強いのだと思いま

          01 数学はWe 数学教育はI