「今のこのタイミングでわたしに出逢ってたらわたしのこと好きになってた？」
今朝ふと、夫に聞いてみた。

私たちが出会ったのは2008年。
出会って付き合ってから11年半くらい。
その時は二人とも大学生。

それから11年半の年月をかけて私たち夫婦はお互い変化してきたわけだけど
もうお互いがいない過去は想像できないくらい
お互いの存在は当たり前になっている。

「んー、なってないな。」
ほぼ即答で答えた夫。
私はショックを受けることもなく、「だよな」と返した。

なぜなら、きっと私も今夫に出逢っていたとしても
好きになっていないから。

これだけの期間をかけてお互いが寄り添いあって
理解し合えるようになってきたけれど
ある面では正反対な性格の私たちが
今からお互いを受け入れることはきっとしない。

そしてお互いがいたことで変化できて今の自分が出来上がっているということを
痛いくらい体感しているからこそ、
お互いがいなかったときの自分がどんな自分なのかも想像できないし
11年前に出会いがなかったら
性格が真逆すぎて、きっと今更人生交わることはないんだろうなとさえ思えてしまう。

要は、やっぱり
人は出会うべくタイミングでちゃんと出会っているんだなということ。

そして出逢いはコントロールできるものではない。
何かの采配で、本当にピッタリのタイミングで物事は起きている。
人と人との出会いも例外ではない。

自分でこの人に会いたい！と思って自分から出会いにいくとしても
それさえも意図されたタイミングであって
人生は自分で動かしているようで、
きっと、宇宙やら神さまやらにベストな自分の人生を歩まされているんだろうな。