GRANULAR

以下、Poly Effects社のPoly Beeboのモジュールに関して。『』内は代理店サイトの説明文。
『ディレイやリバーブのような効果を与えるグラニュラー・テクスチャー・ジェネレーターです。このモジュールは Mutable Instuments の Clouds がベースになっています。』
英語マニュアルにある一般的な説明は各パラメータの所で記載しますが、パラメータと音の変化の関係性がなかなか見えてこないです。
自分が試してみた風変わりなディレイとして使うときの設定例を紹介します。

INPUTS
Audio : L In, R In
CV : Blend, Density, Freeze, Pitch, Position, Reverb, Reverse, Size, Spread, Texture, Trigger, Feedback

OUTPUTS
Audio : L Out, R Out

CONTROLS
●Blend 0.2 原音とエフェクト音のブレンドですが、エフェクト音が大きくなる傾向にあるので低めが良い
●Density 0.8 (右から2番目のドット辺り)
パラメータを真ん中にすると粒子化は行われないです。左に振るほど、一定のレートでの粒子化の密度が上がり、右に振るほどランダムな粒子化の密度は上がります。
●Feedback 0.18
一般的な意味でのフィードバックと同じ解釈ができると思いますが、少し上げただけでハウリングして音が永続化します。
●Freeze off
フットスイッチなどでONするとその瞬間の音が継続します。
●Pitch 0
粒子化のピッチを半音単位で指定します。
●Position 0.73 ディレイタイム的な使い方ができそう。
サンプル録音されたどの部分(時間軸的な)から粒子化するかの指定。
●Reverb 0.26
一般のリバーブのイメージと違い、値を上げると音がザラザラしてきます。
●Reverse off
ONするとエフェクト音が反転するようです。 
●Size 0.53
粒子化するサイズを指定します。
これとDensity で決定された粒子が繰返されエフェクト音の基礎となるようです。
●Spread 0.37
何のことかよくわからないですが、設定により音が固くなるポイントがあるようです。
●Texture 0.32 (RAMPのちょっと右寄り)
シンセ的な波形の設定。粒子がこの波形で繰返すのでしょう。

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