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風のゆんたく

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「ゆんたく」とは、琉球の方言で、おしゃべりのこと 石垣島で過ごしながら、風を感じたこと、風のことなど、気がついたことや、調べたことなどを綴っています
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風のことを書いた本

以前に管理していた「風のゆんたく」という私のブログからの移行記事の続きです 風のまつり(2010年12月07日)椎名誠「風のまつり」を一気に読んだ。 小説など5年に一度くらいしか読まないのに、なぜか「風の、、、」というだけで、アマゾンでワンクリックしてしまった。 どうせ、また「積ん読」で、そのままになるだろうと思っていたのに、何かに取り憑かれるように、2日間で読み終えた。 南の島が舞台になっていること、その情景をここ石垣島に置き換えてみると、文字で風景が記述できること

風と化石について星野道夫はこう言っています

風と化石(2010年10月12日)「風は、地球上で最も軟らかい『化石』なのだ」 星野道夫 「風こそは信じがたいほどやわらかい真の化石だ」と誰かが言ったのを覚えている。私たちをとりまく大気は、太古の昔からの、無数の生き物たちが吐く息を含んでいるからだ。 星野道夫さんの「イニュニック」の中に、 「ストーブの炎を見つめていると、木の燃焼とは不思議だなと思う。二酸化炭素と水を大気に放出し、熱とほんのわずかな灰を残しながら、長い時間を生きた木はいったいどこへ行ってしまうのだろう。~

「風の名前」って、いくつあると思いますか?

「風のゆんたく」と名付けた私の昔のブログが管理できなくなったので、このnoteに再録しています 風の名前(2010年10月12日)日本には、2000以上もの名前が「風」に付けられている。そのうちの約300が、高橋 順子 (著), 佐藤 秀明 「風の名前」小学館に記録されている。 その一部を、季節ごとに取り上げてみた。風は見えないけれど、その名前には場所や時間や風景が閉じ込められている。 春 がいふう/凱風 かふう/花風(華風) きょうふう/協風 けいふう/軽風 こくふう

「風のゆんたく」というブログを移行しました

暖簾と風(2010年8月18日)暖簾て、空間の結界を示し、それぞれの空間の意味を伝える情報装置だと、常々思っていた。今日辞書(大辞林)を見たら、もっと深く多様な意味が存在していた。 「のんれん」の転じた「のうれん」の変化した語。「のん」は「暖」の唐音。もと禅家で、寒さよけにかけた垂れ布をいった。 ということで、風の制御装置だったんだ。 風がかわった(2010年8月20日)都会に住んでいたときには、ほとんど気にかけなかったことが 島で生活していると、よく感じることがある。

風のゆんたく(おしゃべり)

はじめに「南の島で気持ちの良い風に吹かれながらおしゃべり」という副題をつけて、ワードプレスでブログを作っていたのですが、数年続いたおしゃべりも管理の大変さから放っておいたままになっていました。 そこで、このnoteに記事を少しずつ移行させて、一元的に管理しようと思い立ったわけです。これから、しばらくは「風」のテーマの投稿が続きます 風の通り道(2010年7月12日)朝7時、もう日は高く登っていて、クマゼミも賑やかに鳴いている。 この時間に、犬たちのお散歩は,汗だく。 でも