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本を作ろう その③

前回の「本を作ろう その②」からはや2ヶ月半。
あっという間に8月ですね。

まず最初に、ごめんなさいなのですが。
8月10日に本も発売します!と言っておりましたが…

トイレ工事がスムーズにいっていないことも原因の一つですが、校正などもとても間に合わず、やはり発売はもう少し先になりそうです。
ひょっとして、楽しみにしてくださっている方がもしも、もしもいらっしゃいましたら、申し訳ない限りです。
もろもろ進んで、発売できる日がはっきりしてきましたら、また改めてお知らせさせてください。

今日は、トイレアンソロジーがどこまで進んでいるかを書きますね。



初校


トイレアンソロジーへの寄稿をお願いしていた皆さまには、6月末ごろに〆切を設定させていただき、制作をお願いしました。

お寄せいただいた作品を順に編集のトリイさんにお渡しし、ざっくり紙面に反映してもらい、初校という形でイメージ画像を作っていただきました。

その画像をプリントアウトし、1ページあたり何行にするかなどのバランスを確認しながら、あわせて校正をしていくという流れ。

「校正」という言葉は、よく聞くものの、実際どういったことをするのかは正確には知りませんでした。

校正


「校正」とはこういうことのようです。

校正は、文章同士を比べ、正していく作業を指します。校正には、大きくわけて3つの方法があります。
1つ目は、記事の原稿を通し読みし、誤字・脱字・衍字(言葉が不適切に重なった状態)などの文章としての誤りや、記載内容の矛盾などを指摘する校正です。素読み校正とも呼ばれます。
2つ目は、修正の指摘が入った前段階の出力と変更した現段階の出力を引き比べて修正具合をチェックする校正です。修正箇所を赤色で指摘するところから、赤字校正とも呼ばれます。
3つ目は、最終の制作物と同じ紙やインク、印刷方法で出力し、色味や風合いを厳密に確認する校正です。色校正や本紙校正とも呼ばれます。

TOPPAN CREATIVE編集部 コラム
校正とは?意味や目的・校閲との違いについて詳しく解説 より引用

現在やっていることは、”1つ目“で書かれていることですね。
寄稿いただいた作品は、3人で校正させてもらい、順次皆さまにお返ししているところです。
本当は、紙でのやりとりが間違いが少なくていいそうですが、郵送したり返送をお願いしたりなどの手間などを考えると、プリントアウトした原稿に直接校正をし、それをPDFにしてメールなどで送り、そこにまた書きこんでもらい、返信いただくという作業で進めています。

その次には、皆さまより戻してもらった原稿の修正をトリイさんに入力してもらい、さらにそれをチェックするという”2つ目”の校正が待っています。

なんとかそこまで、お盆明けくらいまでにたどり着けたらいいなぁと思っています。

販売方法


販売の方法を決めました。

始めは、ドネーションブックとしてクラウドファンディングのような形での販売を考えていました。
実際の書籍の価格を1口として、追加でドネーションとして1口から寄付をいただくという方法です。
そして、クラウドファンディングでいう「リターン」は、寄付くださった方のお名前を本の巻末にいれて、その本をお届けするという形にする予定でした。

この方法でいこうと考えたのは、トイレ工事の期間までが短く、そして工事費用が高くなってしまったから。

でも、現状は。
肝心のトイレ工事がいつになったらできるのか、そして本当に工事ができるのか…なんていう、よくわからない状況になってきています。

そうはいってもトイレはどうしたって必要だから、最悪の場合、一番最初に検討していた仮設トイレの購入というところに落ち着くのかもしれません。(もうほんと、行ったり来たりでなんなんだ。。)

ということから、たなか氏(夫)との相談の結果、いつトイレを作れるのかわからないあやふやな状況なのに、皆さまに寄付をお願いするわけにはいかないということになりまして。

なので、ドネーションブックとして寄付をお願いしながらの販売ではなく、一般的なリトルプレスとして販売し、その販売利益をトイレ工事の資金とすることにしました。
今まででもわりと必死だったけど、これはもう本気で「トイレチャレンジ」に挑まなければ!!

まだページ数なども確定しておらず、リトルプレスを作るのにいくらかかるのかもはっきりしませんので、それがわかり次第販売目標冊数が何冊になるのか、お知らせできたらと思っております。



続きます。


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