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大好きな人が結婚しました。



22年間生きてきた人生の中で、

一番ダメージを受けた結婚報告だった。



今日、菅田将暉が小松菜奈との結婚を報告した。

友達からのLINEで知り、

ありえないくらいの速さで
LINEニュースを開く。

直筆の文書がTwitterに載っていると
書いてあったので、

これまたありえない速さでTwitterを開く。

最初の2行を読んだ。
全文を読む力は残っていない。

無心でRTをして、

今の心境をツイートして、

一旦携帯を閉じる。

目の奥が熱い。


タイミング悪くお母さんに
夕飯の買い物を頼まれていたので準備をする。


もうすっぴんでも頭がボサボサでも
どうでもよかった。

何もかもがどうでもよかった。

とか言いつつやっぱりちょっと恥ずかしいので、
フードを深く被って顔の半分以上をマスクで覆う。


イヤホンをして、
あえて菅田将暉の曲をチョイスする。


耳元であの歌声が広がった瞬間、

胸が抉られた。

また目の奥が熱くなる。


スーパーに着いても頭が働かず、
ピーマンを探すのに手こずった。

いつもはすぐに見つかるのに。


ボーっとしながら何とか会計を終えて、

家に帰る途中。


ついに涙が出た。

止まらなかった。

周りの人にバレたら怖がられるので、
静かに泣いた。

マスクの中に涙が侵入してきて
気持ち悪かったが、それもどうでもよかった。

家に着くまで、涙は止まらなかった。



こんな結末も、いつかはくるとわかっていた。

頭でも、心でもわかっていた。

でも想像以上に辛かった。

「ファンならば推しの交際や結婚報告を喜ぶべきだ」

なんて誰が決めたのか。

ファンだからこそ悲しいんだ。

大好きな人が誰かのものになるなんて、
嬉しさより悲しさが勝つに決まってる。


そうか。

ついに、か。

小松菜奈を羨ましいとは思わない。

菅田将暉の隣に立って当たり前な女性だと思う。

すごくお似合いだ。

それに、'' 結婚 '' が悲しいだけであって
幸せになってほしいという気持ちはある。

素直に喜べない自分が嫌になるなあ。


今はまだ笑顔になれない。

でも、

この先菅田将暉の人生がもっと充実するものに
なるのだとしたら、

もうそれでいいかな、なんて思えたりもする。

だって大好きな人が幸せなら、
やっぱりそれはとっても嬉しいことだから。


逢うべき糸に
出逢えることを
人は仕合わせと呼びます


そう歌うあなたが、
自分が逢うべき糸に出逢えたのだとしたら、

わたしもその出逢いを心から祝福します。


本当におめでとう。

ずっとずっと、大好きです。


p.s. アマプラで「糸」が見れるようになっていたので、
また見ようと思う。素敵な映画なので、みんなもぜひ。

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