どうしてわかってくれないんだろう。
だったら知らなくていい。
わたしの本心なんて。芯の部分なんて。

どうしてわかったつもりになってしまうんだろう。
話していくとわたしの脳内にその人が創られて、予測と検証の毎日。
知った気になって全力で愛を抱えて会いにいったら、そこには誰もいなかった。

他人をすべて理解することはできないと頭ではわかっているけれど、身体に染み込んでいかない。

だから、だったら知らなくていい。知ろうとしなくていい。
そんな思考になりがちだ。

でも好きな人の文章で、100%理解できなくても理解しようとすることはやめたくないっていう内容があった。
そうだ、それがいい。
わたしが恐れているのは、理解できていなかったときの裏切られたような置き去りにされたような気持ち。
(そう感じるのも違うと思ってはいる。けれど以下略、状態)
たぶん、傷つくだろう。

それでもすこしだけ理解できた部分を諦めたくない。
きっとそういうことだろう。
そこを大切にできるひとになりたいな。
もっとレベルアップすれば、理解できない部分も予測と違う部分も楽しめるようになる気がする。
それはそれは遠い道のりのように思えるけど、いつかそうなれたらいい。