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電動工具の改造のお話し

電気屋の所有している電動工具とは

職人さんでより多くの電動工具を使う=所有しているのは大工さんでしょう。次に多いのが電気屋かもしれません。もちろん、電気屋と一言にいっても多種多様なので一概には言えませんが…。

ちなみに私が持っているのは電動工具は以下の通りです。

  • ドライバドリル

  • 振動式ドライバドリル

  • ペンドライバドリル

  • マルチツール

  • レシプロソー(セーバーソー)

  • ディスクグラインダー

  • 丸ノコ

  • ジグソー

  • ブロワ

  • ハンディクリーナー

などなどです。他にも電動工具ではありませんが、充電式ライトやレーザー墨出し器など、ハイエースにいっぱい積まれています。

バッテリーは何ボルトがいいのか?

用途に応じて、7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vなどがあります。
単純にパワーが欲しければ電圧の高いものを選びます。
私は、ペン型ドライバーは7.2V、もう少しパワーが欲しいけど軽いものがいい時の作業用に10.8Vのインパクトドライバ、あとは全部18Vです。
40Vは今のところ必要性を感じていません。18Vあれば十分です。
なので、基本マキタの18Vで揃えています。

なぜ改造したのか?

昔買った工具は14.4Vで、レシプロソーとハンディクリーナー(掃除機)がそうでした。
しかし、いかんせんパワーがない!
でも処分して新しいものを買うのはエコ的ではない。壊れている訳でもないし。
そこで、モーターを交換すれば引き続き使える事が分かりました。
つまりパワーのない14.4Vから、十分パワーのある18Vモーターへの交換です。

ハンディクリーナーの改造

これはYouTubeで検索すると、いっぱい出てきました。
ハンディクリーナー自体、それほど複雑な構造ではないので、簡単でした。
そして改造後は吸引力が格段にアップしました!
モーターの交換に加えて、バッテリーの差し込み口も改造が多少必要です。なぜなら、18Vのバッテリーは14.4Vの差込口に入らないようになっているからです。
マルチツールでサクッと干渉部分を削ればOKです。

レシプロソーの改造

これは流石にYouTubeに参考動画はありませんでした。
でもネットで図面を見つけました。

赤い部分がモーター

この図面、分解後に組み立てるのに重宝しました。とゆーか必須です。
このモーターですが、なんと約2,000円です!良心的な値段ですよね。

分解したレシプロソー

中を開けると、かなりボード粉などで汚れていました。なので、クリーニングしました。
写真の下がクリーニング前、上がクリーニング後です。

この後の組み上げに少し苦労しましたが、図面があったので大変助かりました。

モーター交換して無事組み上げたレシプロソー
本体は確かに14.4V用です。

実際に動作確認してみると、明らかに切断能力が向上していました。
買い替えをしなくて良かったです!
もう14.4Vの工具はないので、改造は今後ないと思います。恐らくですが…

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