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中国ツアーライブレポ

中国ツアーから戻りました。
今回のツアーが具体的に決まったのが3月も半ばになるくらいと迫っていたこと、まだコロナ禍の影響もありかなり渡航の準備が大変でした。
わたしのビザは出発の2日前にギリギリ取得。申請センターでの手続きでは5時間も待たされて疲労困憊。
同伴する家族のビザは結局間に合わずにトランジットや特別周遊ビザなどを駆使して入国出国を繰り返したので大変に苦労しました。
このことは詳しく書くと長くなるのでやめておきます。

今回は4都市を周りました。
日本との違いに初日から驚きの連続。
会場に着いた時、こんなに大きな会場でしかもスタンディング、大丈夫?と物凄く心配になりました。
でも蓋を開けたらどの会場でも150〜300人くらいは入っていた様子。たまげました。
そしてファン層は圧倒的に20代半ばぐらいの女子が中心。若いカップルも目につく。
日本語を勉強している子がかなり多く、頭が良さそうな娘が多い。自分の娘ぐらいの世代なので可愛いなという感じ。
CDも足りなくなるくらい売れた。これもビックリ。
CDは聴くためというよりサインをもらうために買う習慣らしく、ライブ終了後はサインを求めて長蛇の列が出来た。そして写真撮影。
お客さんはとても熱くて「羊子さん大好き」とストレートに叫ぶ。
とても照れくさかった。
とにかく変な感じの連続。でももちろんありがたい。
初日以外はフランドさんと2マンライブ。両方通しで観る人もいればどちらかだけの人もいてさまざまな様子。

今回の心配事の一つは声が持つだろうかということだった。
ありがたいことに最終日までもってくれた。
MCは必要最低限にして必要な時はスタッフの方に訳してもらった。
多少意図と違った訳になったりもしたようだけど、訳してもらえて助かった。

観光する余裕は全くなかったけど、がちょうの肉や本場の麻婆豆腐や小籠包、チャーハンなどいろいろ食べた。とても美味しかった。

中国は日本と比べるとゆるくてとても居心地が良かったのだけど、とにかく物事が予定通りに進まない。タクシーなんか目的地にちゃんと着く時の方が少なかったぐらい。
様々な場面で待ちくたびれるツアーだった。
一番のストレスを受けたのは息子で、ずっと体調を崩していて痩せ細ってしまった。

中国人のストレートさが羨ましいなと思った。でも私は日本人だし中国人のようにはなれない。
いずれにせよ根本に相手への敬意があることが一番大切。
そこを充実させたい。そんなことを帰りの飛行機でぼんやり考えていた。
いつも応援してくれて改めて感謝しています。

南京1701 ワンマンライブ

(本日の一曲)
レナード・コーエン「ハレルヤ」

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