自由を縛るって嫌だよね。って話。

こんばんは!

会社員の方でマニュアルの管理をしているので気づきを記録。

楽しくなくちゃ仕事じゃない!

と心の底から思っていた
昔はマニュアルなんて聞くと
堅苦しくて
自由がなくて
みんな同じことして
ロボットみたい

などと思って毛嫌いしていました。

だって、せっかく人がやるんだからその人が自分にあった得意を見つけて取り組んだほうが楽しいし頑張れるに決まってる!
縛られて仕事なんてしたくない。
そんなふうに思っていたからです。

それに、
マニュアルなんてそんな簡単にできるもんじゃない。

人によってやりやすいが違うし、決めてしまうとそのやり方が合わない人は余計ミスが増えちゃう。
とも思っていました。

それでもマニュアル化、仕組み化の書籍はたくさんあって、読んでみたこともありました。

その時は自分の耳も目も脳みそも閉じた状態で読んだので、全く入ってこず、
「こんなんやったところで時間がかかるだけ。」
という状態でした。

とにかく、当時は地味な作業なんかよりも刺激的でわくわくするノウハウやハウツー本ばかり手に取り読み漁っていたので、
地味な作業代表のマニュアル作成(偏見)なんてやる意味ないと突っぱねていたのでした。


会社員の下っ端を経て、組織のあり方、考え方を学び、大部分の一部として役割が与えられる環境に身を置いて気付いたこと。
同じコミュニティにいる人たちの間で取り決め(ルール)がないと

  • 共通の話ができなかったり時間がかかったりする。

  • 不必要な作業に気付かず時間がとられる。

  • エラーの事実確認に1日使う。

  • あの人1日何やってるの?って人がいる。

  • やらなくていい作業に手を付ける。

  • やったやってないの言い合いが起きる。

  • 結局結論は出ない。

といったことが起きるようになります。
自分だけで動いていたときには気づかなかった細かいエラーが各所で起こるのです。

そうなってしまっては、雑務に追われ、本来の自分をワクワクさせる得意な仕事に手が回らず、出せるはずの力が発揮できない。
その職場の空気は悪く、ミスをミスとも思わず、忙しいのに成果は出ない。
ルールがないせいで

楽しくなくちゃ仕事じゃない!

が達成できない。
という事態になってしまっていたのです。

これじゃいかんとルールづくりをすることになりました。

そのツールの1つがマニュアル。

昔感じていた働く人を縛り付けるためのマニュアルではなく、

のびのび得意を発揮するためにマニュアルの作成をしました。

おかげで今となっては指示なんてしなくても嬉しそうに成果報告をしてくれるようになり、人員は変わらないのにバタつくことなく、前年超えの売上になりました。

まだまだ課題はたくさんありますし、マニュアルは作って終わりではないので、更新が必要です。
それも含めてルール化しています。

何事もやってみないとわからない世界がある。踏み入れて初めて感じる景色がある。
試してみることに失敗はない。

時間になったので終わり。







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