【R6.5.12】ヴィクトリアマイルの予想

【予想印】

 いきなり予想印から行きたいと思います。
◎14フィールシンパシー
〇3スタニングローズ
▲10ナミュール
△5ウンブライル
 今週も大穴狙いで申し訳ないですが、今年のVMはフィールシンパシーで夢を見たいと思います。
 それではここに至る予想を書いていきたいと思います。

【特殊なメンバー構成】

 例年であればヴィクトリアマイルの前走は各牝馬Sか高松宮記念、大阪杯あたりが多くなります。この中で京都牝馬Sと高松宮から来る馬が例年何頭かいて、スプリント質の早めのラップで流れを引っ張ることになりますが、今年は距離延長馬がゼロ15頭中7頭が距離短縮ローテであり、マイルからの馬も早いペースで逃げるような馬はいない。
 更に今回のメンバーの内6頭が出走していた阪神牝馬Sが例年に比べてもかなりスローな流れ。レースラップで前半半マイルが47.4、上がり3Fが33.5と完全にどスローからの瞬発力勝負であり、前走で早い時計を経験してきた馬がいない。

 また、今回のメンバー構成的に逃げの候補は内から3スタニングローズ、4コンクシェルのどちらかになる可能性が高いと思うが、この流れを引っ張るであろう2頭がどちらも距離短縮ローテ。その後ろにつけそうなハーパー、サウンドビバーチェ、フィールシンパシーもサウンドビバーチェを除いて短縮ローテなので、ポジション争いが多少激しくなったとしても極端に前半のペースが速くなることは考えづらい
 中距離質のメンバーが流れを作るので前半はややゆったりとしたペースになった上で、マイラー相手では分が悪い切れ味勝負を補うために3Fの瞬発力勝負には持ち込まずにコーナーから早めにスパートをかけてスタミナ勝負に持ち込む可能性が高い
 例年ならばスプリント質のスピードにも対応できる馬を狙うべきレースだが、今年はこのメンバーの特殊性を考慮して、テンのスピードへの対応力よりもロンスパに対応できるスタミナを持っている馬を選ぶ必要がある。

【特殊な馬場と強い風】

 土曜日の東京芝クッション値は9.6、9前半というのも珍しくない東京芝としては高めの水準で落ち着いている傾向で、それに伴って馬場も早め。
 そんな中で行われた土曜の京王杯SCのラップが強烈。
 12.7-11.1-11.0-11.0-11.2-11.4-11.3
 とかなり早いラップが坦々と続いている。展開としてはメイショウチタンが少しリードを作って直線を向こうと仕掛けたこともあり普通なら早くならない4F目のコーナー部分で11.0の早いラップが挟まっているが、この4F目に注目したい。
 土曜日は南から結構強めな風が吹いており、風向き的に3コーナーから4コーナー地点で強い追い風を受けることになる。その影響でやや強制的にコーナーからスパートを開始するようなレース展開が多く、残り4F地点のレースラップが12秒台だったのは土曜の芝レース5つの内2000mの3歳未勝利のみ。ダートのレース含めて平時よりもコーナー地点のラップが早めになっているので、この風という要素も含めてやはりコーナーからのロンスパ持続力勝負になる可能性は高いと見ていい。
 前半ゆったり、コーナーで風に押される形でスパート開始。その勢いのままに坂を上って時計の出やすい馬場で早いラップの持続力勝負。余力を残した状態からギアをあげず自然にスパートが開始されるので皆ある程度余力を持った状態で直線を向くことになるので、前有利とは言っても流石に3F34.0フラットくらいでまとめるトップスピードは必要か。天気予報では日曜も同じような風が吹きそうなので、馬を選ぶときにはそこも重要視したい。

【極端な調教の傾向】

 話は変わって調教について。
 今週は時間が無く追切メモを作成できませんでしたので、ここで触れていきたいと思います。
 いつも調教について書くときに「一週前は~~~そこから日曜に坂路であるていどの時計を挟んで最終は~~~」と書くことが多いですが、もちろん厩舎によってパターンは違いますが、G1ともなると基本的には水か木に行われる一週前、最終追切だけではなく、土日にも60秒を切るような全体時計から終い12秒台の坂路を挟んでくることが多い。
 ですが、今回の出走馬を見てみると土日に坂路の早い時計が無い馬がかなり多い。内から
・フィアスプライド(CWで日曜にまずまずの時計有)
・コンクシェル(CWで土曜にまずまずの時計有)
・サウンドビバーチェ
・キタウイング
・モリアーナ(坂路なし)
・ドゥアイズ(坂路なし)
 の6頭が土日に早めの坂路なしの仕上げになっている。
 また、最終追切の時計にも特徴があり、個人的にCWで最終追切を行う場合5Fのタイムが68.0以上か未満かで早め、遅めを判断しているが今回は遅い馬が多い。今回最終追切をCWで行った馬が
・ライラック(5F66.1 終い11.7)
・フィアスプライド(5F66.9 終い11.1)
・コンクシェル(5F69.2 終い11.4)
・ウンブライル(5F68.3 終い11.3)
・サウンドビバーチェ(5F69.9 終い11.7)
・ルージュリナージュ(5F69.7 終い11.5)
・キタウイング(5F69.3 終い12.6)
・モリアーナ(5F69.4 終い11.4)
・フィールシンパシー(5F66.1 終い11.5)
・ドゥアイズ(5F67.3 終い11.7)
 とG1にしてはかなり全体時計が緩めの馬が多い。
 通常G1だと陣営としてもこのレースを勝つために全力で仕上げてくるので、時計も自然と早くなることが多いので、ここまで過程含めてゆったりと仕上げられた馬が目立つのは珍しい。
 逆にそんな時だからこそ好時計の馬は目立つ。

・フィアスプライド
 土日に坂路は無くともCW中心に好時計の仕上げ。最終は終い11.1まで伸ばして前走より状態をあげてきていそう。
・スタニングローズ
 坂路中心の仕上げで最終追切は53.5から終い12.7-11.8の好時計。休み明けを一度叩いての上積みがかなり大きそうで、今回のメンバー唯一の終い11秒台坂路仕上げも目立つ。
・マスクトディーヴァ
 最終追切は坂路で52.9から終い12.8-12.1でしっかり加速。坂路時計はメンバー内最速であり、時計面だけ見ても抜かりない好仕上げ。
・ナミュール
 海外帰り初戦でも状態面に問題ありませんと言わんばかりの好時計連発。最終追切も坂路で54.0から12.8-12.0の好時計。推進力も目立ち能力だせそうな仕上がり。
・フィールシンパシー
 中2週と間隔詰まりながらも土曜に坂路53.5から終い12.3の加速ラップに加えて最終は併せ馬でCW好時計。動きからも出来落ちは無いどころか間隔詰まる中で更なる上積みがありそう。

 この5頭は時計含めかなり目立つ。

【じゃあなんでマスクトディーヴァに印打ってないんですか?】

 オッズ的にもナミュールとマスクトディーヴァの2強体制。
 実績的には申し分なしで、調教も良し、なのになんで無印なのかと言われると理由は3つ。
 まず1つが人気。もちろん強いのは分かるし、前走の阪神牝馬でも56㎏を背負って完勝、昨年のローズS、秋華賞の実績も含めて4歳牝馬トップの1頭であり、ここではナミュールに次ぐ上位人気になるのが自然ではあると思うが、牡馬混合のG1を勝利して海外G1で続けて馬券内に好走している世界トップレベルの牝馬であるナミュールと並ぶレベルの人気になるのはやや違和感。(モレイラ騎手が来年も短期免許を取るためにG1をもう一勝しなければならないから云々というのも見かけるが、それが人気を押し上げる一因になっているのなら過剰人気と言わざるを得ない。勝ち負けできる馬に乗っているトップレベルのジョッキーなら普段から全力で勝ちに来ているだろうし評価をあげる理由にはならない。)
 2つ目が前走の阪神牝馬Sが極端なスローからの瞬発力勝負だった点。過去の結果からみても、今年の阪神牝馬並にスローだった年の同ローテ馬は成績芳しくない。馬場状況的にも高速時計への対応が求められる今回、前走から求められる追走スピードが上がるのは大きくマイナス。ローズSで超高速決着に対応できているんだから気にする必要ないと思われるかもしれないが、ローズSの前走は渋った舞台を好時計で走るスタミナの要求値が高い競馬を経ていたので、ローテ的にはやや恵まれた面もある。良馬場のどスローからの臨戦になる今回とはまた話が違う。
 3つ目に脚質。前走は内枠からでもスタート決めて好位で競馬ができたが、実績的にはあまりスタートから安定して前に行ける馬ではない。内目の枠になった今回、想定よりスタートが決まらなければかなり動きづらい位置で包まれる可能性もありリスクが高い。
 また、末脚の伸ばし方も短い距離で一瞬のキレを発揮するというよりは、トップスピードに乗るまで少し時間がかかるタイプ。だからこそ坂を活かしてスピードに乗せられる直線の長い右回りとは相性が良いが、東京で内枠を引いた今回同様の末脚を使えるかは未知。(東京新聞杯では上位の上りを使ったが出遅れにより減速要素の無い外を通しながら存分に加速出来たというのが大きい。)内枠を引いた今回は、直線バテたりトップスピード不足で下がってくる前の馬を捌く必要があるので、そこで少しでも詰まったりで減速要因が発生すると、加速しきれずに届かないという可能性は大いにあり得る。
 今回は差す場合かなりの瞬発力が求められるので、特に3番目に挙げた加速に時間がかかるタイプというのが不安要素として大きい。モレイラ騎手は進路を確保するのも大変上手い騎手なので、こんな不安要素を他所にあっさり捌いてくるかもしれないが、この人気では軽視することで勝負したいという気持ちの方が強い。

【各馬の評価】

◎フィールシンパシー
 なぜこの馬を本命にするのかという理由ですが。
 高めに評価したい条件として前述した「ポジションを取った上でロンスパ戦に対応できる」「早い馬場に対応できるトップスピードを持っている」の両方を満たしている上に、調教の動きからもここにピークを持ってくることが出来ていそう、にも関わらず全く人気が無い。
 近2走は中山牝馬Sと福島牝馬Sでタフな馬場の1800m戦を経験。いずれも前半ゆったりからのロンスパ展開であり、距離延長のタイミングだった中山牝馬ではラスト1Fで苦しくなったが、同距離2走目の福島牝馬Sでは斤量増も対応しつつ、近差の2着。勝ち馬とは前走で背負った斤量の差と内外の差であり着順以上に評価していい内容。そんなスタミナを要するレースを続けてこなしてきた上で今回距離短縮、前につけて積極的に立ち回った時に有利な臨戦過程と言っていい。
 また高速時計についても3勝C勝ちの際の時計がかなり評価できる。同舞台で昨年の10月28日、イクイノックスが天皇賞秋で強烈なレコードをたたき出すことになる前日に行われた紅葉Sを1.31.9で勝利。上がりも33.4でまとめており時計の出る馬場、東京マイルへの適性を示した。
 今回展開を引っ張る馬に中距離質の馬が多いということもあり、トップスピードはそこまで高くない馬が並ぶ中で、長い直線を33秒台前半で差し切った実績があるというのはストロングポイント。
 人馬共に初重賞ではあるが、今回出走メンバー内では断トツのコンビ17戦。近2走は不利な外枠からでもスムーズに前につけた上で後ろをけん制しながら自分に有利なペースでレースを進めるというのが板についてきており、今回も決して有利とはいえない外枠になってしまったものの、これまで積み重ねてきた走りの再現ができればいいというのは逆に分かりやすい。
 人馬が紡いだ絆が大仕事を成功させると期待して、ここはフィールシンパシーから勝負したい。

〇スタニングローズ
 前走の大阪杯は8着に敗れたが、前走を見た時の率直な感想は「強くなって帰ってきた」
 休みに入る前のスタニングローズは立ち回りの上手さとロンスパに対応できる持続力は持っていたものの、古馬牡馬に交じった時にトップスピードが足りないという印象だったが、前走は復帰初戦にしてはかなり成長が伺える内容。内枠を活かしてハナを主張しレースラップは12.4-10.9-12.5-12.6-11.8-11.5-11.5-11.4-11.4-12.2と残り6F地点から11秒台が連続するかなりタフな内容。特に残り5Fから2F地点まで11.5と11.4が続いているのが評価できるポイントであり、4歳前半のスタニングローズならば恐らく直線を向いた時点で苦しくなって伸びを欠いていたと思うが、大阪杯では残り1F、最後の坂に差し掛かるまでは馬券圏内で走れており、最後苦しくなっても0.5差でまとめた。長期の休みの中でもしっかりと馬体の成長を促しつつ復帰させた陣営には頭が下がる。
 今回は長期休み明けを一度使っての2走目。調教の動き、フォトパドックからは明らかに前走からの上積みを感じることが出来る。最終追切に騎乗した西村騎手からも思わず調教イルカ印が出てしまうほどにいい動きが出来ており、時計も文句なし。
 今回内枠を引くことが出来たのも良く、ポジション争いのライバルになりそうなコンクシェルとの比較だと、前走のレースレベルはこちらが上、斤量面でも56㎏が前走から据え置きなスタニングローズと前走比で+3㎏を背負うことになるコンクシェルではこちらに分がある。
 トップスピードについても、マイルの距離であれば33秒台前半で走れている実績はあり、早いラップが求められても対応可能。
 強烈な持続力ラップを経験してからの次走となる今回、内枠からしっかりスタートを決めて前につけることが出来ればかなり有利に立ち回ることが出来そう。
 血統的にもキンカメ×クロフネで距離短縮×高速馬場への対応力も高く、かなり色々と条件がかみ合いそうな今回、高めに評価して狙っていきたい。

▲ナミュール
 いうまでもなく実績上位。
 海外帰り初戦でも状態面を気にする必要は無さそうな動きを調教では出来ており、極端に時計の出るハイクッション値の東京への適性も既に実績で証明している。
 不安なのは、ここ数戦でかなり控えての差競馬で結果を出してきていること。今回は展開的にタフなスタミナとロンスパでのトップスピードが求められる展開で、基本的には前有利が想定される。
 先週のNHKマイルでは前有利を見越してかボンドガールで積極的にポジションを取りに行った武豊騎手だが、ナミュールでも同様にある程度のポジションを取りに行けるかは不安。後方からの競馬になった時に展開面で恵まれず届かない可能性もあり得そうな分割り引いてこの評価まで。
 こちらもマスクトディーヴァと同様、加速には少し時間がかかるタイプだが、枠的に詰まったりの減速要素が少なそうなので、そこは割り引かず素直に高評価。

△ウンブライル
 阪神牝馬Sから買いたいのはウンブライル。
 NHKマイルで2着に好走することが出来ているのが高評価ポイント。
 NHKマイルは前走比で求められる追走スピードが上がっても能力が発揮できるかという適性が求められるレースでもあるが、平均的な展開だったNZTからの臨戦でも対応して上がり最速で追い込むことが出来たのは、同様に前走比で早いラップへの対応が求められる今回に通じる。
 前走の阪神牝馬ではイン前を上手く立ち回ったマスクトディーヴァに外々を回すロスがありながらも上がり最速の32.9で0.1差の2着まで詰めることが出来ており、オッズほどの能力差は無い。
 走りからも東京への舞台替わりは歓迎の口であり、少しでも差しに向く展開になった時に馬券内に突っ込んできそうな差馬を選ぶとしたらナミュールの次はこの馬。
 調教も最終追切こそ全体時計緩めだったが、日曜に坂路で終い11.8の好時計を既に出しており今回に向けて仕上げも抜かりない。東京コースでは特に信用できる木村厩舎の定番仕上げで、この舞台であればマスクトディーヴァにも逆転の可能性あり。

【無印の各馬】
(抑え)
・フィアスプライド
 前走の中山牝馬Sでは前有利の展開を察して早めに動いたが流石に大外ぶん回しでの捲りでは足が持たず9着までだが評価を下げる内容ではない。短縮ローテで臨めるのはプラスであり、内枠からスタートを決め手前目で競馬ができればかなり面白い。
 だが、スタートが良い馬ではなく、先行して競馬ができたのは勝利したターコイズSくらい。出遅れた時は展開不向きであっさりという可能性も高く抑えまで。

・テンハッピーローズ
 前走は阪神牝馬Sで6着だが、伸びない内を通したのが大きく、むしろそこを通した上で0.4差に抑えたのは評価できる内容。
 今回中距離質の馬が多い中で唯一ある程度のクラスで1400m実績があるのは武器。トップスピードの高さはメンバー随一であり、5枠9番の枠からならば中団で競馬できる可能性も高い。
 荒れた内を終始走らされた前走から、時計の出る高速馬場に変わるのは良く、全く人気は無いものの波乱を呼ぶ可能性は秘めている一頭だと思う。

・ドゥアイズ
 秋華賞後マイルに路線を絞ってからは安定していい走りが出来ている。
 前走はスタートで接触の影響もあり後手を踏んだのが敗因、上がり33.0で追い込んでの5着であり、評価を下げる内容ではなく、むしろトップスピードに欠けるのがウィークポイントだった3歳前半からかなりの成長が見られる。
 今回大外枠にはなってしまったが、元々タフなスタミナ展開への適性が魅力の馬。不利なくある程度のポジションにつけて減速要素なく末脚を伸ばすことが出来れば、展開次第では馬券内滑り込みもあっていい。

(軽視)
・マスクトディーヴァ
 前述のとおり

・ハーパー、サウンドビバーチェ
 先行勢の中ではトップスピード不足。走りのフォーム的にも33秒台前半が求められるとどうしようもなさそうで、牝馬限定のマイル戦では馬場が渋ったりしないと評価できない。

・ライラック
 最内を取れて同距離2走目というのは面白いタイミングではあるが、高速馬場への適性が厳しそう。切れ味比べでも横の比較で上位に取れず。

・コンクシェル
 展開的に恵まれそうではあるが、前走比+3㎏は重い。
 斤量増のタイミングでスタニングローズと競り合うのは分が悪く、今回は軽視。

・ルージュリナージュ、キタウイング、モリアーナ
 基本的には前の馬から狙いたい今回、差し脚質という時点で割引。横の比較で差し展開でも上位に取れず、調教も目立たない。

【まとめ】

 ということで、今回はスプリンター不在で中距離質の馬ばかりのメンバー構成から想定される展開を踏まえて、「距離短縮」「先行脚質」「ロンスパに対応できるスタミナ」「トップスピード」この4点を重視。その中でも状態面とオッズ的に期待できるフィールシンパシーから勝負したいと思います。
 馬券的には
〇単勝 フィールシンパシー(オッズ次第でスタニングローズ)
〇ワイド、馬連 ◎〇-印4頭
〇3連複 3.14-3.5.10-2.3.5.9.10.15
 これをベースに考えていきたいと思います。配分はフィールシンパシーを中心にしますが、実質スタニングローズとのダブル本命のような馬券ですね。
 何というか、今回のVMが大荒れになっても全然おかしくないと思うんですよね。ナミュールは強いけれど脚質や馬格的に不利を受けやすい馬でもあり、昨年のVM、安田では全く力を出せず敗退。今回もそうならない保証はない中でかなり信用された人気。
 マスクトディーヴァも「リバティがいたから取れなかっただけで実質G1馬」みたいな扱いで過剰人気気味。2走前はゲートが主因とは言え東京実績の無い馬がここまで無条件に信用されているのはやはり違和感。
 どちらもスタートから信用できない馬でもあるので、2頭揃って出遅れて展開不向きで前残り決着!!なんてことになった時にこそ当たり馬券を握っていたい。
 ということで、実はメンバー内でのマイル持ち時計はナミュールに次ぐ2位でもある大穴フィールシンパシーが人馬の絆で大仕事を成し遂げることに期待して、明日のVMは楽しみたいと思います!!頑張れ!!

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