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体重150kgのデブで30代かつ貧乏な俺がモテまくるのに、お前らはどうしてモテないのか

はじめに

Youtubeの広告で見かける、稚拙なイラストに超早口のナレーションがついた、人のコンプレックスを煽って不安にさせて、モテるためにサプリメントやら脱毛器具などを買わせようとするやつ、めちゃくちゃウザいですよね。わかります。
自分も見るたびに不快になるので、そこで紹介された商品は絶対に買わないようにしています(お金ないし)
一番不快なのは「ぶっちゃけモテるのにそんな見た目って関係なくない??」という事実を最近知ったので、モテたい人に対して全く適切な提案になっていないことです。

というのも、自分は体重が150kgもある、30代のワープア男子なのですが(あえてウザい広告風に言えば)お金もかからない、ちょっとした心がけでめちゃくちゃモテるようになってしまったからです。

科学的な根拠があるわけではなく、あくまでも自分の体験談に基づくものではあるのですが、モテたいけど全くモテないしモテたこともない、と悩んでる非モテ男子へ(クソウザい低俗なYoutube広告と比べたら多少なりとも)役に立てばと思って本記事にまとめてみることにしました。

※さらにいえば、非モテ男子の勘違い・迷惑ムーブが減ることで女子の被る被害が減ることにもつながれば幸いです。

非モテ男子がイメージしがちな「モテる男子」

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そもそも「モテる」とはなにか、明確な定義をしないと話が進みませんね。

一つ気がついたのが「女子が好意を持つ男子=モテる男子」と「モテない男子がイメージするモテる男子」にかなり差があるのではないか?ということです(そもそもモテる男子は、女子のイメージするモテる男子がわかってるからモテるわけですね)

「モテない男子が考えるモテ男」は、どうも「札束の風呂に入って女のコをはべらかせてる」ような、「顔がいいor金持ってて、女子とセックスしまくってる男=モテ男」と思ってるケースが多いように思います。これは多くの女性が実際に魅力を感じる男性と差異があるように思います。

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「女子がイメージするモテる男子」とは、一言でいうと「一緒にいて楽しくて幸せにしてくれる人」というのが一番近いかもしれません。モテることとセックスにありつけるかどうかは切り離して考えてみるのが良さそうです。

本記事ではモテる男性=人間的に魅力があり、異性のお友達をつくりやすい男性、と定義してみます。(セックスや恋愛や結婚はあくまでもその延長にあるもの、と考えます)

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さて、次から本題である「めちゃくちゃモテるようになった、ちょっとした心がけ」についてお話していきますが、シンプルに

・女性が不快だと思うことを理解し、それを避けること
・女性に喜ばれることを理解し、実行すること

この2点が(ごくごくあたりまえですが)とにかく重要です。この2つのテーマを軸にお話していきますが、何度も言うように「体重150kgの30代」である自分が書く内容ですので、身体的特徴や生まれ持った容姿などは一切気にする必要がないことを予めお伝えしておきます。

女子を不快にさせること①:いきなり性欲を見せる

Twitterを見てると、カワイイ女の子の自撮りに性欲ミエミエのリプライを送ってるFF外のおじさんや、露骨なセクハラDMがさらされてたりしますね。
いっそ性欲を一切隠さずウケを狙いに行くほうがいいかも、というレベル。中途半端にコソコソした性欲=下心はとても嫌われるように思います。

なぜ下心が見えると不快なのかというと、女子に限らず、人間は望まない性欲を向けられると極めて不快で恐怖を感じるからです。

コミュニケーションの相手にだけ性欲を見せなければいいかと言うとそうではなく、ほかの女性への性欲が見えている状況も同様に不快かつ恐怖を与えるので避けるのが良いと思います。
例えばTwitter上で性的な写真やイラストをいいね・RTしまくったりするなど。他人に見えないようにブックマークするか、別途アカウントを作っておくなどの配慮をしておくのが良いでしょう。

顔のいいイケメンがモテるのは、女性が単に顔がいい男子を好むからだけではなく「顔がいいので幼少期~思春期に、他人に性欲を向けられて不快になったり恐怖を感じたことがある」ので異性に対して配慮できるからなのではないかと個人的に思っています。

モテない男性の場合は経験がないかもしれませんが、以外にも5割以上の男性がセクハラを受けたことがあるというアンケート結果があったりします。

これは偏見ですが(いきなり性欲を向ける・行動に移すのは比較的女性よりも男性の方が多いのかもしれませんが)顔のいいイケメンは異性だけでなく、同性からも性欲を向けられることが意外にも多いかもしれません。

ちなみに私事ですが、バイセクシャルかつBL作品が好きな腐男子であることを公表していることもあってか、肥満男性好みのゲイから性欲むき出しのDMが送られてくることがしばしばあり「他人からいきなり向けられる性欲の不快さ・恐怖」を知ることができていたのはある意味で幸いだったかもしれません。

女子を不快にさせること②:清潔感がない

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「ブスは3日で慣れる、美人は3日で飽きる」という言葉がありますが、女性の場合は見た目を楽しんで崇拝する「推し(アイドル)」と、一緒に人生を歩む「パートナー」は別モノとして考えている人が多いように思います。
前者は美人である事が多いけれど、後者の場合は見た目ではなく精神的な面が重視される(のでブスでも問題ない)ことが多いのかな思います。

ただし「ブスは3日で慣れる」とは言っても、永久に受け入れられないのが「清潔感の欠如」です。
電車に乗っていると、体重150kgで30代の僕が見ても清潔感のない男性が多くてびっくりする
ことがままあります。いわゆる「非モテ」の男性の多くに共通して、顔や身長など生まれ持った容姿ではなく、致命的に清潔感がないことでチャンスを逃しているように思います。

逆に自分は女性陣から「なぜか太ってるのに清潔感がある」「なぜか太ってるのに臭くない」とお褒めの言葉をいただくことがあるので、個人的に気をつけていることをリスト化してみようと思います。
「Youtubeの不快な広告」と違って、ちょっとした心がけだけ…
整形手術や脂肪吸引、脱毛などのお金のかかることは一切なく、100円ショップやユニクロで買えるもので済む、もしくは健康保険の効く歯科や病院に行くだけなのでご安心いただければ幸いです。

▼生活習慣
シャワーは必ず毎日はいる(人と会うときは出かける前に)
・週に一回は浴槽に入って汚れを擦り落とす。
歯磨きは朝と夜に加えて、食後にも行う。歯間ブラシも使う。
・部屋・車の車内は掃除する、余計なものは捨てる。
▼衛生
爪は必ず短く切る、爪が汚れてるのは論外。
ひげは毎日剃る、眉毛を適度に剃って整える
・体毛は短く刈る(おすすめ便利アイテム)。
鼻毛はまめに切るおすすめ便利アイテム)。
髪も短く整える(どうせセンスがないので)悩んだらツーブロが無難。ハゲはさっさと坊主にする
・(当たり前だけど)一回着た下着~シャツは必ず洗濯する。
・布団カバーやバスマットはマメに洗濯する。とくに枕カバーは毎日換える。
制汗剤でワキ臭・体臭対策(キモオタはほぼ全員ワキガなので)。
▼身だしなみ
ヨレヨレ・ボロい・サイズの合わない服は捨てる。(どうせセンスがないので)無難でシンプルな物を選ぶ。
・どうしても捨てられない愛用の服はクリーニングに出すor熱湯で一度洗濯する。すぐにできないならせめてファブリーズなどで消臭。
・洗濯後の部屋干しはできるだけ避ける。
・洗濯機は毎年、酸素系漂白剤で洗浄する。
▼医療機関
・半年に一回は歯医者に行って歯石を取る&虫歯があれば完全に治す
・ニキビなど皮膚に疾患があれば皮膚科に行く。

下記はいわゆる「オタク」の代表的なイメージとして語られることの多いトレーディングカードのプレイヤーの皆さんの写真ですが、おそらくは上記のリストを実施するだけで大きく印象は変わるのではないか?と思ったりします。

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女子を不快にさせること③:見下す・否定する

モテない男子にありがちなのが、自信がないので女性に対して卑屈になってしまうこと。その結果として、女性を見下したり説教をしたり…小学生の男の子が好きな子に素直になれなくて意地悪してしまうのを、イイ歳になっても続けてしまうような…もしくは女子に嫌われてる・避けられてることに気付いていないタイプです。

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※コンカフェのクソ客のイラスト

これの代表的かつわかりやすいサンプルが、以前ラジオ番組で「コロナ禍の影響で仕事をなくした可愛い女が風俗に流れてくるだろう」という発言で炎上したナインティナインの岡村隆史さんだと思います。
これに対して、相方の矢部浩之さんがラジオで公開説教をした内容が、まさに「モテないからといって卑屈になるな」というものでした。

「コンプレックスから女を敵だと思ってる」
「女性蔑視や男尊女卑が根っこにある」
「49歳で恋愛経験も全然ないからこんなことになる」
「景色変えよ」「結婚したら?」

たしかに、金銭や性欲を抜きにして、もっと根源的な愛情を他者から得たことがないとひねくれてしまうのもわかります。
「童貞」という言葉の定義は「性交したことがない男性」というのが一般的ですが、もっと本質的には、女性へのコンプレックスを克服できず、むやみに怯えたり敵視してしまうことと言い換えたほうが現代社会では適切かもしれませんね。

ちなみに「何かを見下し・否定するような行動・発言」が嫌われるのは相手の女性に対してのものだけでなく、店員さんや運転中の他車への言動・行動、SNS上での発言なども含まれるので要注意だと思います。

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ここまで、女性対してNGなことを記載してみました。おそらく、この3点を改善するだけで非モテの人たちの状況を大きく改善することができるでしょう。

ここまでは「減点をしない」ための心がけについて説明してきましたが、ここからは非モテ男子でもすぐにできる「加点の方法」をお伝えしたいと思います。

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女子に喜ばれること①:共感する

「女は感情的」「男は理論的」という説をたまに耳にしますが、それが科学的に事実かどうかは別として「共感すること」が女性に対して最も喜ばれるコミュニケーションの一つだと自分も思います。

上記は有名な「クルマが故障したときの女の相談」コピペですが、これについてモテるマンガ第5回「男と女の会話は違う!」 by ゆうメンタルクリニックがわかりやすく解説&正答を説明してくれています。

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女性と会話をするとき、とくに悩みを聞いたり相談に乗るときは無理に解決せず「大丈夫?」「大変だね?」といった「共感」の言葉をかけてあげるのが正解だと自分思います。

女子に喜ばれること②:褒める・承認する

男性と比較したときの女性の特徴として「自己肯定感の低さ」があげられると思います。
リーダー職を目指す女性向けにFacebook COO のシェリル・サンドバーグが、男性と比べて低い割合の女性しか職場でトップまでたどり着けない理由を公演した際に、女性が自分自身を過小評価しがちであること、それを裏付けるデータについて話しています。

女性とのコミュニケーションでは「ほめること」が何より大事、ということ。
そうは言っても、女性の顔や身体的な部分をいきなり褒めるのは前述の「性欲」「下心」のようにみえて良くない場合もあるので、逆に内面を褒めるのが良いと思います。
「内面=行動や思考の結果」を褒める、と言い換えても良いかもしれません。身につけているものやお化粧、趣味、好きな作品・キャラを「褒める・一緒に良さについて語る」のは、本人のセンスを褒めることであって、さらに言うと前述の「共感」にもつながるので喜ばれるケースが多いように思います。

顔の良いイケメンがモテるのは、前述のとおり「他人に望まない性欲を向けられる不快さをしているから」というのに加えて「顔が良いイケメンが仲良くしてくれる=価値のある人に認めてもらえる」という「承認」をすぐに与えてあげられるからなのではないか?と思います。
イケメンに限らず、お金持ちや人気の芸人さんやクリエイターがモテるのも同じ理由かもしれませんね。

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女子に喜ばれること③:面白い会話

トークが面白い人はとてもモテると思います。
が、モテない人はそもそもトーク力がなく、どちらかというと面白い面白くない以前にコミュ障な人が多いのではないかと思いますので、本記事では割愛します。
喋りすぎるタイプのコミュ障が一番不快なので、基本的には物静かにしておいて「共感する」「褒める」ことを意識しつつ、聞き役に徹するのが良いかと思います。

間違っても、自分語りばかりする、説教する、といったことだけはしないように心がけてください。やった瞬間におしまい、と考えていいと思います。

最後に:人それぞれの「モテ」かた、強み弱みの認識

いかがでしたでしょうか?極めて初歩的ですが女性に対して「避けるべきこと」と「心がけるべきこと」について、簡単にまとめてみました。
もちろんこれらはあくまでも初歩中の初歩のイロハですし、一口に「女性」と言っても様々な人がいるわけです。

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もし次のステップに進むとすれば、自分の強み弱みを認識して、自分の良いところを活かした「モテかた」を見つけてみるといいかもしれません。

自分の場合は

▼強み
・デブなので人に迷惑かけないように衛生面に気を使っていたこと
・デブのバイセクシャルなので、デブ専のゲイのおじさんから性欲を思い切り向けられた経験があった
・バイセクシャルなので、女性相手にいきなり性欲を見せずに、推しのイケメンやBLの話で「共感」を得て仲良くなりやすいこと
・女性に対して一定のリスペクトを持っていること
・生まれ持ったコミュニケーション能力+趣味でやっていた配信で「会話力」を鍛えていたこと
・映像制作やモータースポーツ、デザインなど幅広い趣味を通じて「プレイヤー側」の経験があること(=会話の懐が広がる、出会いのチャンスが多い)
▼弱み(ほぼ克服済み)
・デブだから女性にモテるはずがない、という思い込み
(=デブ専の女性しか自分を恋愛対象に見ない、という思い込み)
・モテないと思いこんで女性に対して卑屈になることがあった
・バイセクシャルだが男性経験のほうが多くなりがちで、女性の扱いに疎かったこと
・配信の癖で「自分語り」が多くなりがちだったこと

といった強み弱みを認識し、たくさんの失敗を経て今に至ります。実のところ、自分がモテないという思い込みを思い切って捨てて、失敗を恐れずにチャレンジを重ねて女性経験を頑張って積んだこと自分がモテる一番の理由なのでは?と思ったりしています。

幸い今は素敵なパートナーが見つかり、モテようと思って始めたダイエットや貯金も「パートナーと一緒に健康で幸せに長生きするため」という目的に代わり続いております。
この記事を読んだ貴方にもパートナーと人生を歩む幸せが訪れることを願っております。ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました😊

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