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2014年イギリス・フランス旅行記18

2014/3/21


17:00


ホテルで仮眠やらトラベラーズノートをまとめてまったりしたら体力が回復したので再びのルーヴル美術館へ。

金曜日のルーヴル美術館は夜遅くまで開館しているのです!
そして今日は金曜日!わーい!!
ストライキも行列もなく、すんなり入ることに成功!

ピラミッドの中から

ルーブル美術館はもともとルーヴル宮という宮殿だったのでとても広いコの字型。
3つの空間に分かれていて、それぞれの入口に入る前にチケットやミュージアムパスを見せて中へ入ります。
オーディオガイドがあり、日本語対応ということで借りる。
5ユーロで借りるにはパスポートと引き換えです。
と…

3DSだと!?

フランス・パリ ルーヴル美術館で日本の任天堂3DSを初めて触りましたw
3DS、マジ3DS!!
と日本人が外国にて日本製品に驚く図。
オーディオから自国の言語を選ぶ。
すると注意事項やら使い方のムービーがスタート。
そしてタイトルへ。

作品ごとの説明だけではなく50分ルートなど時間に合わせたルートや有名な作品のみを紹介するルートもありました。
ルーヴル美術館のクチコミを見ると「広すぎる」「一日で周りきらない」とよくあるのでこれは助かりますね!

ルーヴル宮の模型
宮殿だったころの外壁

美術館そのものが美術ですね!すばらしい!

「ミロのヴィーナス」

「ミロ」は人の名前ではなく、ミロス島という発見された場所からその名が付いたんだとか。
元々両腕があったとされ、ミロのヴィーナスは色んな角度からも楽しめるそうです。
人ごみを覚悟して行ったら、すんなり間近まで行くことができました。

360度見る事ができる
美術館の中はゆったり

ルーブル美術館は建物自体も美術を感じることができ、天井の装飾がものすごく豪華です

さて、ルーヴル美術館に来たら三大作品は抑えておきたいところ。

三大作品とは
「ミロのヴィーナス」
「サモトラケのニケ」
「モナリザの微笑み」
のこと。
ミロのヴィーナスは見たので、次はサモトラケのニケ。
…と向かった先には「補修中」の看板が!
2013年9月から修復が開始したそうで、この時は箱に覆われてみることができませんでした。
残念!

気を取り直して次はモナリザの微笑みのあるホールへ。
世界中から見に来るお客さんのためかいたるところにモナリザの微笑みがあるホールへの案内看板が出ています。
そのホールへ入ると人だかりが…。

モナリザの微笑み

あったーーー!!
時間が時間なだけに間近で見ることができました。
防弾ガラスが邪魔でダヴィンチのすばらしさが良くわからず…残念。
ちなみに、ルーヴル美術館ではスリ被害が多いんだとか。
美術館に入るには入場料が必要ですが、スれた金額のほうが多いから入場料有料でもスリが出るそうです。
特に先ほどの三大美術館のところが被害多いらしく。
自分も警戒して行きましたがそれらしい人には会いませんでした。もちろん、被害にも。
夜のルーヴルはひっそりとしていてのんびり鑑賞できました。
しかし夜間閉鎖しているホールもあるので満遍なく見たい方は昼に行くほうがよさそうですね。

ルーヴル美術館の中から見たピラミッド
「殉教した娘」ポール・ドラロッシュ作
「民衆を導く自由の女神」 ウジェーヌ・ドラクロワ作

ご存知、フランス7月革命を題材にした絵画。
すごく美しくて力強くてまさに「民衆よ立ち上がれ!!」と奮い立たせるような雰囲気でかっこいいです。
「モナリザの微笑み」よりこちらのような明暗がはっきりしている絵画のほうが好きですね。

女神の隣に描かれたピストルを持った少年は「レ・ミゼラブル」に登場するガウローシュといわれているんだとか。
「レ・ミゼラブル」、実は読んだことないのですが邦訳タイトルの「あぁ、無情」のほうがサクラ大戦好きとしては良いです(笑)

「シャルル7世戴冠式のジャンヌ・ダルク」 ドミニク・アングル作
タイトルも作者もメモしてくるの忘れました…くっ!

閉館30分前になったので3DSを返却し、ルーヴル美術館を出ました。
入るときは人がいなかったのに外に出たら長蛇の列が!
良い時間に入ったんだなぁ…。
このルーヴル美術館、ライトは日本の企業、東芝のLED照明なんですよね。
3DSといい、LED照明といい、日本企業すごいなぁ。


夜のルーヴルを撮り終り、タクシーを拾おうとするもタクシー乗り場が見つからない!
どうしよう…と思っていたらルーヴル美術館前で老夫婦を降ろすタクシーが。
チャーンス!!
呼び止めたら乗っても良いとのこと。

運転手は気さくな兄ちゃんでした。
英語で「どこから来たの?」とかいろいろ言ってくれたのですが、全然わからないwww
でも気にしないでーと言ってくれた。
良い人そうでよかった!
調子に乗っていろいろ聞いてみることにしました。

それはパリから来て3回ほどタクシーに乗りましたが「みんなシートベルトしていない」ということ!
警察につかまらないの??

私「えくすきゅーずみー、のーしーとべると、おーけー?」
(すみません、シートベルトしなくて良いの?)

タクシー「OK、OK、ノーシートベルト!」
(いいよ、いいよ!)

私「りありー?!たくしーどらいばーえぶりわん、のーしーとべると?!(笑)」
(まじで!?タクシードライバーはみんなシートベルトしないの?)

タクシー「OK!ノーシートベルト、ノープログレム、ノーセキュリティー(笑)」
(シートベルトしなくても問題ないんだ)

私「りありー?!じゃぱん、のーしーとべると、はーどせきゅりてぃー、ぽりす、ぴっぴー!(笛を吹く動作)」
(まじで!?日本だとシートベルトしてないと警察に捕まっちゃうよ、とっても厳しいよ!)

タクシー「(笑)」

と少ない語学力で伝えようとがんばるw

たぶん伝わった。

にしても「ノーセキュリティー」って何だ!?
自由な国だなぁ…。

ボったくられることもなく、無事ホテルへ。
その後、買っておいたパンやお菓子を食べながらトラベラーズノートをまとめて就寝。
明日でパリは最後だー。

【書いた人】
セルフ受肉VTuber 日山楽(ひやまらく)
趣味:ゲーム・お絵描き・映画鑑賞・旅行・カメラ・万年筆


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