見出し画像

米国の経済指標(2023年9月基礎編 問16)

おはようございます。🐤

今日は米国の経済指標です。私はこれものすごい苦手というか、見ないようにして生きてきました。でもいつまでも目をそらしていては得意にはなれないので、真正面からどーんとぶち当たらないといけない!

…と思いながら、ちょっと半身になって取り組んでみようと思います。


日本の経済指標

日本の経済指標はまあまあなんとなくわかるんです。

GDP/景気動向指数/CIとDI/全国企業短期経済観測調査(日銀短観)/消費者物価指数(CPI)/企業物価指数(CGPI)/マネタリーベース

この中で、ちょっと私の好きな範囲を説明します。

わかりますか? これでわかりますか?

言葉面で覚えたらFP試験はクリアできるかもしれません。でもそれでは面白くないですよね。わからないものをただ暗記するのは苦痛です。というわけで理解しようとしてみましょう。

まず、上の言葉の定義をそのまま図にしたものがこの上の図です。マネタリーベースとは、現実に発行されていてこの世にあるすべての現金(着色部分)と、日本銀行当座預金の合計です。

この部分は日本銀行が直接コントロールすることができます。あるいは政府が国債を発行することで間接的にコントロールすることもできます。

次にマネーストックです。マネーストックは、企業や個人、そして地方自治体など、民間が持っている現金と、銀行預金の合計額です。

この部分は日本銀行や政府が直接コントロールすることはできません、銀行預金は民間の銀行の信用創造の具合で決まってくるからです。

米国の経済指標

ビジテキには「雇用統計」と「ISM製造業景況感指数」のみ掲載されています。他のもあわせて説明していきます。

雇用統計

非農業部門雇用者数、失業率などの十数項目について、米国の雇用動向を毎月調査し、第1金曜日に公表されるものです。

雇用統計は全世界でめちゃくちゃ注目されています。なぜかというと、米国は経済の中心であり、米国が不況になると全世界が不況になるからです。

ISM製造業景況感指数

ISMとは、Institute for Supply Management=供給管理協会の略です。ISMという協会が全米の製造業350社にアンケート調査を行い、その結果を基に作成する景況感を表す指数です。

50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示します。

消費者物価指数(CPI)

日本の消費者物価指数と同じです。消費者が購入する物やサービスの価格変動を示す指標です。

消費者信頼感指数

5000人の消費者に現状と6か月後の将来の景況感についてアンケートを行ったものを数値化します。1985年を100としています。

テーパリング

量的緩和策による金融資産の買い入れ額を順次減らしていくことを指します。景気対策が一段落したと判断される時にテーパリングが実施され、米国では2021年11月の連邦公開市場委員会(FOMC)にて、テーパリングの開始を決定しました。

過去の関連問題

意外と米国の経済指標の問題は少ないですね。

2023年9月基礎編 問16

一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 1級学科試験より

1) 消費者物価指数(CPI)は、労働省労働統計局(BLS)が発表する米国の消費者が購入する物やサービスの価格変動を示す指標である。

⭕️:文章のとおりです。

2) 雇用統計は、労働省労働統計局(BLS)が発表する米国の雇用情勢を表す指標で、「失業率」「非農業部門雇用者数」などの項目がある。

⭕️:文章のとおりです。

3) ISM製造業景況感指数は、全米供給管理協会(ISM)が発表する米国の製造業の景況感を示す指標で、50を景況感の改善・悪化の分岐点とし、一般に50を上回ると景況感が改善していると判断される。

⭕️:文章のとおりです。

4) 消費者信頼感指数は、民間調査機関であるコンファレンスボードが発表する景況感に対する消費者マインドについて2010年を100とした指標で、1,000人の消費者に対して行われるアンケート調査を基にしている。

❌:おおむね合っていそうなのですが、数字が少しずつ違います。いやらしい。まず2010年ではなく1985年を100としています。またアンケートの対象者は1000人ではなくて5000人です。

まとめ

特にまとめることはありません、どうでしょうか、ちょっとは米国の経済指標に興味をもてたでしょうか?

私はまだまだなので、YouTubeやウェブサイトなどでもう少し勉強します。今日は寝ます。Zzz…

それではまた、FP~(@^^)/~~~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?