仕事のやりがいを得たとき、健康を見失った
社会人5年目の今、働くことについて
今一度深く考えることが増えた。
働き方改革や、女性の社会進出といった言葉が飛び交っている世の中ではあるが、実際のところどうなんだろう。その変化を肌で感じることのできる人は、どれくらいいるんだろう。
わたしは新卒入社した出版社が激務だったので、毎日、日が変わるくらいまで働くことが当たり前になっていた。
でも、そんなこと許せてしまうくらい、当時の仕事は楽しかったから、給料がいくら低くても、残業がいくら長くても、もう楽しさだけで生きていた。
だが、3年目に差し掛かったある日、
わたしはとてつもない息苦しさに襲われ、倒れた。
仕事に対するプレッシャーと過労で、自律神経がおかしくなってしまった。
どれだけ仕事が楽しくて、やりがいがあっても
身体がおかしくなってしまったら、もう、本末転倒なんだ。って、やっとそのときに気づいた。
結局、転職をして、現在も編集系の仕事をしているが、あのとき倒れたしんどさがフラッシュバックして、今でも不調は時々わたしを襲ってくる。
不調とは上手く付き合いながら生きていかなくてはならなくなった。
社会人1年目の頃のような勢いが出せないことにフラストレーションが溜まる。
本当にやりたいライターの仕事からは少し離れた業務をしている。
いつも、どこかで自分の体調と相談して仕事をしなくちゃいけないからだ。
やりたいことをやるためには、身体が強くないとだめなのか。
やりたいことをやるためには、何かを犠牲にしないといけないのか。
本当にやりたいことをやりたいだけできる環境を、どんな人でも手に入れることができる世の中になることを願っている。
そして、noteを通じて、わたし自身も何か変わることができればと思っている。
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