色鉛筆で描く動物画(猫)
色鉛筆で描く動物画
途中経過1
今回描く猫は実家の近辺をテリトリーとしていた野良猫です。私の膝の上に飛び乗ってきて眠ったりする人懐こい猫でした。人に慣れていたので、もしかしたら捨て猫だったのかもしれません。
過去形になっているのは、去年の夏に死んでしまったから。
野良猫ですから、死んでしまったら短い月日で記憶も薄れてしまいますが、可愛い猫だったので絵に残してずっと忘れないようにします。
私の手で、元気だった頃の姿をずっと残します。
絵を見られることで、たとえ一瞬でも名も無きこの猫の存在を知ってもらいたい。この世界に生きていたという証を残したい。
そんな想いを込めて描いています。
ここまで描くのにかかった時間は16時間超。
すごく細かく描いています。
「途中経過1」としたのはとても描き始めとは言えないから(笑)。完成まではまだまだかかりそうですが、どうか最後まで見てやってください。
色鉛筆で描く動物画
途中経過2
身の回りで用事が重なりなかなか思うように進みませんが、妥協をすることなくじっくり描きたいです。
色鉛筆で描く動物画
途中経過3
最近は晴れの日も増えてきました。
雲のない青空の向こうから、この絵を見ててくれてるかな?
色鉛筆で描く動物画
途中経過4
だんだんと全体像が見えてきました。
毛の模様の描き方をその所々で変えながら進めています。
ハッキリとしている毛、グラデーションになってぼんやりしている毛、入り組んでいる毛。
濃かったり薄かったり。
リアリティを生むため、一本調子にならないようにしっかり描きます。
色鉛筆で描く動物画
猫 完成です。
背景色を落ち着いた感じにしました。
天国で見てくれているかな?
付き合いはそれほど長くはありませんでしたが
とても可愛い野良猫でした。
体調が悪かったときに獣医さんに診てもらったのですが、歯の様子から5歳にはなっている、と言われました。
年齢のわりには体が小さかったんですよね。
成長期に栄養状態が良くなかったんでしょうか。
カリカリをあげるといつも山盛り3皿分を
ペロリと平らげてたのを思い出します。
この絵をたくさんの人に見てもらえることが
いい供養になるのではないかと思います。
お願いごと
色鉛筆画を描くためには、当たり前ですが色鉛筆が必要です。
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今回はこの猫が大好きだったカリカリも買ってお供えしようかな。
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