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私はバックさんと諫山さんに謝らなきゃいけないかも...

以前に進撃の終わりが気に入らないと言う事で
とても失礼な事を書いてしまったと
今更ながらに反省している
(失礼なことを書いたのは下の記事内)

言い訳をするなら
別マガの連載終了時点でのラストが
気に入らない
という事
それだけ単行本になって追加された4ページが
すごい
という事だとは思う

それは下の記事にも書いたけど
もうね、鬼滅の最後の話…
第205話の幾星霜を煌めく命
が本当に蛇足過ぎて苦手だったので
この『進撃の巨人』のラスト4ページの
語りすぎないけどちゃんと語っている感が
本当に素晴らしいと思ったのよ

上の記事を書いた時点では
すっかり舐めていた私は
特装版のBeginningもEndingも
手に入れられていなかったのですが

数日後、バックさんのツイートのおかげ
重版を無事に買えた
漫画編集者ってやはり優秀だなぁ
(販促的にも素晴らしい、、、
 なんと手元に同じ34巻が3冊もw)

ということで、バックさんのインタビューを
いくつか聞いてみたりしている

まだまだ情報量たりないけど、、、、

その中で語られていたのが

結末と言うか
エレンの無慈悲な行為は
連載当初からの予定だった
ということ

しかし!

単行本で加筆された4ページは
そうではなかったと個人的に思う

その根拠は特装版に付いていた
最終回のネーム

最終話のネームという事もあって
流石というくらいほぼ連載に近い形で
ちょっとした言い回しの修正くらいなのだけど

一番気になったのは
リヴァイくんの一言が消されている

この一言は加筆された4ページのラストと
バッティングしてしまう
んだよね

だから敢えて消したように思う

その一言があるとリヴァイくんは初志貫徹した
というか、、、
リヴァイくん的にはハッピーエンドなんだけどな

そこの伏線はリヴァイくんの初登場である
3巻の特別編『リヴァイ兵士長』の中で
超潔癖性のリヴァイくんが
血まみれの部下の手を躊躇なく握り言った
あの言葉

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『約束しよう俺は必ず!!
 巨人を絶滅させる』


ネームの段階では

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『見ていてくれたか?』の後に

『巨人は…絶滅した』とあり
その上からバツ×が書かれている

諫山さんが持ち込んだ段階では
『巨人は絶滅した』と書かれていたと思うと
その時点では加筆の4ページの構想は
まとまってなかった
んじゃないかなぁと
個人的に思うし

このバツに川窪さんが関わっているなら
やはり漫画編集者って優秀だなぁと思う

エレンとミカサの恋愛がどうでもいい
私には単行本で加筆されたように
戦争の歴史は繰り返し、
始祖ユミルが巨人の力を得た木の洞を
少年が発見すると言う
なんとも映画的なエンディングの方が好みだ

人間が誕生して以来今にいたるまで
争いや戦争のない時代は未だないから

たった4ページで
個人的な恋愛話から
大きな歴史の流れへの
アンチテーゼまで話を昇華させた
諫山さんも川窪さんもすごいなぁと思う

本当になにも知らずに失礼をいって
ごめんなさい、、、、💦

しかし、、、3巻と34巻じゃリヴァイくん
ほぼ別人だねw