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【ちょと真面目にお金の話】親がお年玉を管理し貯金する事をヤバいと思う理由を考えてみた

先日、久しぶりに美容院に行った
美容院と言えば、、、、

普段読まない週刊誌

カラーリングの待ち時間に
流し読みをしていた週刊誌のある記事に
目が止まった。。。

その記事ではお年玉の
管理や使い方を扱っていた

コタさんもおばあちゃんから
1万円もらって
すでに使い切っているw

え?親が管理しないの?
将来のために貯金しないの?

などという意見があるかも知れないが
私に言わせるとそちらの方が
〝え?〟である

なんで子どもがもらったお年玉を
親が将来のためにと没収して貯金なんか
してしまうのだろう?

まず、子どもにとっての1万と
大人にとっての1万って全然ちがう
大金の度合いが違うと思うんですよ

子どもには『何でも買える大金』
しかし、大人にとってみたら
そんなには大金ではないと思うんです

自分で自由に使えるお金で
何を買おうか考えるのはとても
ワクワクする体験です

自分の中で欲しいものをリストアップし
優先順位をつけて取捨選択する
とても大事なプロセスです

子どもに任せると無駄遣いすると
危惧する親もいるかもしれません

そもそも〝無駄遣い〟とは誰目線の
無駄遣いなのでしょうか?

親目線なのではないでしょうか?

他人から〝無駄〟に見えても
本人が納得し満足していれば
〝無駄〟ではありませんよね!?

物事を他人基準で考えると
とても生きるのが大変なように思います
他人の意見や体裁に左右されて
自分のしたい事を出来ない生き方は
幸せとは言えるのでしょうか?

もちろん、本人がお金を使ったあとに
無駄使いしてしまったと後悔することは
ないとはいえません

しかし

それこそ子どもにとって〝いい経験〟であり
〝いい学び〟であると思うのです

これは、親が無意識に陥りやすい
最悪のパターンなのですが
子どもを思うが故に子どもに降り掛かる
未来の失敗を取り除きすぎて
子どもから〝失敗から立ち直る経験〟を
奪ってしまったり
〝打たれ弱い〟子どもを作ってしまったりする

子どもにとっては〝痛い経験〟は非常に
大事だと私は思うのです

根本的に日本人の〝貯金信奉〟も
いかがなものかと思うのです

よく考えて下さい
1万円はいくらでしょうか?

たぶん数円レベルの紙です

今は1万円ですが
将来、その1万円が今の1万円と同じ
価値があるとは限らないのです

貨幣価値もそうだし物価自体も変動します

例えば
5年後の進学費用を80万とします
お年玉の1万円は1/80ですね

しかし、なんだかんだあって
進学費用が800万となったら
1/800となってしまうわけです

貯金は安心なものではないです

今の日本の状況から
短期的には安定しているかもしれませんが
先の事など誰もわかりません

だったらお年玉は子どもの〝今〟に
使うべきだし

〝良い経験〟〝痛い経験〟とする事で
将来的にはより子どものためになると
私は思います

人は未確定なものに不安を抱き
その不安を解消しようとします

そして

もっと大事な〝今〟を
おろそかにしがちです

お年玉を〝今〟のために
使うのはとても大事だと思います
なんせ臨時収入、、、あぶく銭ですしねw

因にコタさんの買ったものは

ゲームソフトやお気に入りのアニア
食玩などでした

お金の工夫としてやらしたのは
お金の計算だけです

最初に買ったゲームソフトと
アニアの金額の足し算

それを10000円から
引き算させて残高を把握

何か買うたびに紙に数字を書いて
計算させました

基本的に一桁の足し算は出来るので
桁がいくつになっても基本は同じという事を
繰り返し覚えてもらっている所です

後は、日頃から好きなものや欲しいものを
把握しているので

残高に合わせて
アレなら買える
アレを買うお金と
ソレとコレを買うお金は同じくらいだとか

ソレを買うならこの方法が
いくら易いなどのアドバイスはしましたが

本人が決めた事は一切口出ししませんでした

まぁ、10000円と大金な事と
カード払いの方がいいものもあったので
今回は自分でレジには行かせませんでしたが

4、5歳くらいからは
小額のものであれば
お金を渡してレジにいってもらい
お釣りとレシートを持ってこさせています
まぁ、ちょっと離れたところから監視はしますがw