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ファンロードで連載していた漫画で印象的だった作品【勇者への道、バイオ・ルミネッセンス、夕日ロマンス】

先日ファッションブランドのSuperGroupiesでファンロードのロゴ入りフーディー、Tシャツ、バッグが発売されるという告知がありました。

https://www.super-groupies.com/feature/fanroad_01_hoodie

記事の見出しだけ見ているとファンロードがファッションwebマガジンのようですが、実際には1980年に創刊された読者投稿型の雑誌です。
今でいうpixivが紙の雑誌だった、みたいな感じのものだと思います。
私が読んでいたのは刊行末期の5年くらいなので正直昔どんなだったかがわかっていません。
本屋さんやアニメイトではアニメ雑誌のコーナーに置いていたから、扱いとしてはアニメ雑誌なのかもしれません。

このファンロード、読者の投稿漫画の他にも元々は投稿者で後にプロ作家になった人の連載漫画も載っていました。
その中で特に印象に残っている柴田亜美先生の「勇者への道」、志摩冬青先生(現:漆原友紀先生)の「バイオ・ルミネッセンス」、カトウハルアキ先生(現:真田ジューイチ先生)の「夕日ロマンス」を紹介します。
お三方共過去にアニメ化された作品もあるのですが現在連載を持たれている漫画家さんではないので、わかる範囲で進めつつ薦めていきます。

柴田亜美 勇者への道

まず、柴田亜美先生の「勇者への道」です。
作風としてはファミ通で連載されていた「ドキばぐ」みたいな感じです。
版元のラポートが既に倒産しているので電子書籍化もされておらず、当時のコミックスって運が良ければブックオフとかの100円コーナーにあるかも?くらいの確率です。
入手難易度が高い。
私も友達が持っていたのを見せてもらったことがあるだけで、連載当時の事はなにも知りません。
中古で買うよりは柴田亜美先生ご自身のYouTubeチャンネルで公開されている動画を観たほうが多分御本人に収益が入るんじゃないかな!
知らんけど!
YouTubeチャンネル、最近は更新されていないから現在の運営状況もぶっちゃけよくわかりません。
柴田先生、近年は漫画家というよりは画家として活動されていて、たまにバラエティ番組にも出演されているようです。
スタッフさんや御本人によるXのアカウントはまだ稼働しています。
気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。


志摩冬青(漆原友紀) バイオ・ルミネッセンス

こちらは手っ取り早く「蟲師」の漆原友紀先生の昔の作品集って紹介します。
「バイオ・ルミネッセンス」もやはりラポートが倒産しているので入手難易度が高いです。
でも、講談社から発売されている「フィラメント」という短編集にほぼ同内容で収録されているから、今でも電子書籍で読めるよ!
やったー!
蟲師が好きな人は多分好き!そんな内容です!
私はアフタヌーン読者だったので、蟲師きっかけで漆原友紀先生を知り、「バイオ・ルミネッセンス」の存在はあとから知った形です。
漆原友紀先生も「猫が西向きゃ」連載終了後は動きがありませんが、担当編集さんのXは稼働中なのでいずれ新作が読める可能性は無くはないと思いたいです。
個人的には短期連載だった「水域」もお薦めです。
蟲師はアニメ化、実写映画化もされています。
アニメはお薦め、実写映画は今でもトラウマです。

カトウハルアキ(真田ジューイチ) 夕日ロマンス

最後は「夕日ロマンス」です。
私が唯一連載開始から終了までファンロード誌上で読んだ漫画です。
あらすじは美人な高校生のお姉さんが実の弟に恋愛感情を抱いているみたいな、ラブコメなのかな?
ちょっと上手く説明出来ません。
絵柄が魅力的な作品です。
前述の二作と違い、ファンロードの版元が少年画報社の子会社の大都社になってからのものですが、コミックスの版元はソフトバンククリエイティブですね。
アニメ化もされたカトウハルアキ先生の「ヒャッコ!」の版元がこちらなので関連して出たものなのかもしれません。
現在は真田ジューイチ先生に改名されていますが、もう10年近く作品の発表が無く、現在活動されているのか廃業されたのかもわかりません。
ヒャッコ!のアニメも現在は配信されていないのでマジでわかりません。
pixivのアカウントはまだあるので、そちらも貼っておきます。

https://www.pixiv.net/users/52072


以上、私自身もよくわからないまとめでした。
プロ作家さんの連載漫画の一部は今でも読めるよ!みたいな事がお伝え出来ていれば良いのですが。
ファンロード編集長のイニシャル・ビスケットのKさんもXのアカウントがあります。
メルマガの配信も現在もされているので、興味のある方はどうぞ!

 


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