手記(16歳)

貴方に会ったらすぐに分かった。

愛されている実感、それによって溢れる幸せ

「自分を大切にして」って言うから私、泣いちゃった。

愛されている、愛しい、愛しいと思える。

あの人なら、こんなこと言わないだろうなあって思ってしまったら涙が出ていた。左目から出るのは哀し涙なんだって。

「あの人のこと、まだ考えてしまう」と伝えたら、

「俺のことだけでいい」と言う。

浮かんでしまう度その言葉を思い出して、あの人を消して、消して、消して。

こんなことをしているのだから、貴方への想いは強いものであると言えるだろう。

私が一緒に生きていたいのは紛れもなく貴方だ。

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