日々

2016~2020の手記

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2016~2020の手記

最近の記事

メンヘラ初級のためのライフハック

・苦痛には慣れろ ・天気は味方してくれない ・薬より人生のメリーゴーランド ・カタルシスを侮るな ・夢中になれるものを見つけろとかいう大人の意見に悩むな、その瞬間自傷以外で夢中になれるものでいい ・忙しいことで忘れることも出来るけれど倒れる前に一人になれ ・暇のまやかし ・勉強してみろ ・この苦しみは甘えとか思うな、苦しみは苦しみだ 感情の動きは備わっているもの ・お前がメンヘラかどうかは食事を整えてから決めろ ・タバコはいずれ肺を悪くする ・若いうちに死にたいの分かるけどそ

    • 手記(18歳 現在)

      新宿の空を見上げるといつも同じ 雲がかかっていて星はひとつもない 暗くて白いつまらない空だ 残念な空だ

      • 手記(子供の夢)

        早く大人になりたい 夢もお金も忘れる程の恋をしたい 夜の街で呑み明かしたい 女を活かしてお金をもらいたい 煙草の似合う女になりたい ぶっ飛んじゃうくらい気持ちがいいことがしたい 眠るときは毎晩幸せでありたい

        • 一言記録(朝)

          吐き気とか鈍痛がほとんどなくなって迎えた朝 幸せの風が吹いてほしい

        メンヘラ初級のためのライフハック

          冬の手記

          家にこもりきりで、暗くなってからようやく外へ出た。訳が分からないけれどつらくて、タバコが吸いたい、腕を切りたいなんて衝動に駆られる。涙を流しながら眠るしかなかったのに、起きて、サーモンづくし食べたら機嫌も心もよくなった。非常に単純に、上手くできている。 階段の踊り場からはいつも通り町が見える。息を吸う。空気がとてもおいしい。お隣の晩御飯の匂いとか排気ガスとかも含んだ空気であったけれど、気にならないくらい私には新鮮だった。階段を降り、地面に足をつけて深呼吸。そこまで鋭利でない

          冬の手記

          秋の手記

          本格的に寒くなり始め、冬の匂いを感じるようになった10月後半。 久しぶりにヘルニア持ちの首が痛み、包帯で固定してみる。お気に入りのコートを着込み、外へ出た。 曇って真っ白な空はやはりこれからの季節を想起させる。 私、病気かもしれないという不安と共に生きています。 自分自身がとてもとてもか弱く、透けていくみたい。煙みたく。 立っていても、歩いていても、ふにゃり、ふにゃり。 大きな不安を覚えつつも初めての感覚にニヤけてしまう。 バスが一分遅れで来た。 葬儀場の前で

          秋の手記

          手記

          あんなに思ったあの人だったのに自分でも驚くくらいに冷めていた。 「好き」とか「可愛い」とか言われても、しれっとしていた。でも言わなきゃ殴ろうと思っていた。 夏よりも普通に喋れた。成長したんだ、時間が経ったんだ、凌駕する存在ができたんだ__背徳感はなかった。 「またね」って言われて 「またね」って返す私は何なのでしょう こういうところなのです 帰った後に突然、ブワーッと、「裏切った」とする思い出たちが浮かぶ。でも、後悔はしなかったし罪悪感は巻き上がってこなかった。

          手記(16歳)

          私は未だにあの人のことを思う。 軽薄な考え。 苦しみも切なさも、私の思い出はそんな浅はかな考えから生まれてきたんだなあ、 季節が巡ればまた夏が来る 夏が 夏が 私をどうするのか 夏のせいにするのやめたはずでしょう

          手記(16歳)

          手記 (16歳 冬)

          前髪を切った。 さっぱりして外に出ると、とてつもなく寒い、とてもとても寒い コンビニでから揚げを買ったけれどすぐに冷めてしまった バスは早めに来てくれて、乗り込むがまだ寒い 待ち時間を経てようやくドアが閉まって。 あったかい、あったかい、ありがたい スーパーの前で降り、 今日のお昼と明日のお弁当の材料を買う。 今の時間は主婦や小さい子供しかいないから、私は少し浮いている。 が、それが少し優越感。 ウキウキした気持ち で外に出たら、今度は少し暖かく感じる。

          手記 (16歳 冬)

          手記(10代のどこか)

          今、とりあえずって言葉がお似合いな感じで生きてる ああ、これが嫌 とりあえず、で生きるのもうやめたいんだ。 真っすぐに好きなものを愛しとおす覚悟を決めたなら すべてがちぐはくであろうと継ぎはぎのようであろうと 貫禄のある人生になるだろう

          手記(10代のどこか)

          一言記録

          私、また生きようと思えた。また前を真っすぐに見られた。 命をすり減らすことをしてこんなこと思うなんて、なんて間抜け

          一言記録

          一言記録(16,17歳)

          私には選択ができる、という喜びがあるのにほっといたらもったいない

          一言記録(16,17歳)

          手記(10代 スカイツリーへ)

          お前が見えるといつも哀しくなる そんな自分はやっぱり現代人だなんて思うよ 東京タワーに思いを馳せないあたり、そうだよな お前を見るときは、いつもこの町と別れる時 虚しくなる 何か足りない ぽっかり空いている 邪魔だなあ、この空虚な感じ いっそ落ち着いて悲しもうか。

          手記(10代 スカイツリーへ)

          手記(16歳 AM1:23)

          残り、一本を吸う。 フィルターのギリギリまで吸ったものだからベッドの上に火種が落ちた。慌てて拾って水に漬ける。 思ったよりも熱くない そう、熱くない、私も、思ったよりも熱くない、冷めているのかもしれない かかってきた電話を無視してまた新しく開けた煙草を吸う。 いつもより強く。 16の夜、馬鹿よね、なんていうのは見せかけで本当はちっとも馬鹿げているなんて思っていない。どんなに美しいだろうかと酔いしれ、うっとりしているのです。 夜に恐怖は微塵も感じていなくて、でもそ

          手記(16歳 AM1:23)

          手記(16歳)

          貴方に会ったらすぐに分かった。 愛されている実感、それによって溢れる幸せ 「自分を大切にして」って言うから私、泣いちゃった。 愛されている、愛しい、愛しいと思える。 あの人なら、こんなこと言わないだろうなあって思ってしまったら涙が出ていた。左目から出るのは哀し涙なんだって。 「あの人のこと、まだ考えてしまう」と伝えたら、 「俺のことだけでいい」と言う。 浮かんでしまう度その言葉を思い出して、あの人を消して、消して、消して。 こんなことをしているのだから、貴方へ

          手記(16歳)

          手記(16歳)

          君のことを考えないようにしているのだけれど  あの曲がリフレインしている、朝からずっと。 匂いは忘れた、想いは消えた、思いは薄れた 音楽だけが残ってしまった

          手記(16歳)