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失敗ノート⑩ “普通”がきらい。

いつからか“普通”って言葉が嫌いだった。

正確には意味の分からない“普通”が嫌いだった。

会議はスーツ、
出勤時はスマートカジュアル、
誰から見られても失礼のない格好、

私の仕事は、ファッションやライフスタイルを通して想いに応えること、夢や、気持ちの高揚感などかたちのないものを届ける仕事をしている。

それなのに、
ダサいビジネススーツでつまらない会議に参加していいのか、
ダサく、差し支えのない格好で出勤していいのか、
素敵じゃない格好で人前に出ていいのか、

差し支えのないダサい格好が“普通”なのか?
私たちの仕事の前提は素敵な自分であることなはずだ。わざわざダサいビジネススーツがその人の最高ならいいだろう。
そうでなく、わざわざみんな同じ感じような素敵じゃない格好をする意味は?
それを“普通”と誰が決めた?

世の中の“普通”の迷路に迷ってしまっていた。

いつからか、“普通”が嫌いになっていた。
世の中の“普通”から脱却するために必死に結果を追った。

結果が出たらそんな常識どうでも良くなった。
会議はデニムにTシャツ、手には着るつもりのないジャケット。
最近は、スラックスにTシャツスタイル、変わらずジャケット手持ちが多いが。

周りからは、個性と認識された。マイスタイルがあるから結果が出る。
結果が出ている人は人と違うと言われる。

ただ、それは間違いで、
個性先行⇨結果ではない。
結果が出たから、個性が許されたというだけ。

結局、結果。
あくまで、人に迷惑をかける主張はしていない(つもりだ。。。)

最初は、かなり叩かれた。
そもそもなぜみんな会議はスーツ?
腹落ちする答えをくれないくせに、お前は分かっていないという上司たち。
会議にお菓子とコーラ、デニムにTシャツ。

バカなの。って思われただろう。
誰もがリラックスしながら、糖分を取りながら、会議に集中できて気分の乗る格好で会議に参加したいくせに。

後々、みんな会議でもスーツを着なくなった、会議には会社がお菓子とドリンクを用意する様になった。

今だに私はその”普通”ってなに??
っていつも考える。
お前の“普通”は“世の中の”普通“じゃないからと言い続ける。

不思議と尊敬できるプロフェッショナルたちはみんな、意味の分からない”普通“から脱却している。

そんな”普通“じゃない仲間たちが自分の心の支えです。

そんな仲間たちにいつも感謝です。




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