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山と写真とカメラ(富士フィルムX-E3)

山に登りながら写真を撮るようになりずいぶん経ちますが、ここのところ山に持ち出すのはもっぱら富士フィルムのミラーレス一眼「X-E3」
軽い、小さい、それでいて画質も良い、とできる限り荷物を軽くしたい山ではとても相性の良いカメラです
写真を撮ることメインで山に行く際は、フルサイズであるEOS6Dを持ち出すのですが、山を歩くことがメインであれば軽く、歩くことの邪魔にならないX-E3の出番です。もともとは子供とのお出かけで軽いカメラが欲しくてX-Eシリーズを購入したのですが、今では山に子供とのお出かけにと使いまわしています

写真を撮るだけならスマホで十分な時代にあえてカメラを持つのは、カメラを使って「写真を撮る」という行為に楽しみを感じているのかもしれません。

このX-Eシリーズの最新機種は「X-E4」。
X-E3は旧型となるのですが、性能に何の問題も感じません。
最新のカメラはとても便利になっているのですが、かといって撮れる写真が変わるわけではなく、出てくる画質にもそれほど違いはありません(個人的な意見です)
それなら旧機種を安く手に入れた方がお金を他に回せるなーということで、私はもっぱら少し世代が古いカメラを安く購入し使っています

ボディの重量はバッテリー、SDカード込みで約337g実に軽い

センサーサイズはAPS-Cサイズで、画素数は必要十分な2400万画素。そして柔らかくも細やかな描写をするセンサーです

レンズの重さは310g。ボディと合わせるとなんと約650g!

この軽いカメラに組み合わせるのは、同じくフジフィルムの「XF18-55 F2.8-F4」。標準域のズームレンズでキットレンズとして販売されているモデル。これがまた軽くて小さい。それでいてなかなかよく写るレンズです。
焦点距離は換算27mm~82.5mmと強いて言えばもう少し望遠側が欲しいですが、F値が開放で2.8と明るく手振れ補正付で小型軽量であることを考えればそれは我が儘というものですか

写りは実にフジノンレンズらしい、カリカリではなく、柔らかくそれでいてしっかり描写するレンズです

X-E3+XF18-55

写真を始めた頃に使っていたクラッセWというコンパクトカメラを思い出す描写です

レンズ径は58mmでフィルター類が求めやすい価格なのもありがたい

PLフィルターとNDフィルター
レンズ径の大きいものだと一万を軽く超えたりします

フジのカメラの特徴のフィルムシュミレーション
写真フィルムのカラーを再現した現像パターンです
圧倒的なjpeg画質は写真フィルムを販売していたフジフィルムならではです。
特にプロビア、ベルビアはヘビーローテで使っていたフィルムなのでその色が再現されているのは元フィルムカメラユーザーとしてはとても嬉しい

PLフィルター+三脚+フィルムシミュレーション「ベルビア」
低彩度のプロファイル フィルムシミュレーション「クラシッククローム」
フジの標準色とされる フィルムシミュレーション「プロビア」

背面液晶があるので必要はないのですが、X-E3には電子ビューファインダーがあるというのも気に入っている点です。ファインダーから見て写真を撮るということがスマホとは違う、「写真を撮ることを楽しむ」ことができるのかもしれません

左肩部分にある電子ビューファインダー
レンジファインダーカメラっぽいデザインです

カメラストラップは純正ではなく、ピークデザインの「リーシュ」
小型カメラには細身のリーシュが似合います

難点というわけではないですが、ボディもレンズも防塵防滴の性能はなく、過酷な環境には向いていません。といっても冬山に持っていっても壊れないので、たぶんそこそこ頑丈なのではないでしょうか?

冬の八ヶ岳でも問題なく動いていたので、吹雪いたりしない限りいける?

いろんなところで使ってきました

霧ヶ峰高原
北アルプス 冷池山荘前
八島ヶ原湿原
北八ヶ岳 にゅう
大菩薩嶺の稜線
家族で行ったいちご狩りハウス


以上、X-E3は軽くて小さくて画質よくて、山に旅行にいいぞ!という記事でした

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