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ロックで愛が溢れまくってる映画、「コーダあいのうた」を見てきた。

こんにちはヒロシです。

見たのは決してアカデミー賞を取ったからじゃないです。
元々見ようとしてたのに、しょーもない大型プロジェクトの支援に入ってしまい、毎日深夜帰りだったのが見てない原因。
有給休暇を取ってやっと見てきました。

一言で言うと、泣きすぎて嗚咽に近い状態まで追い込まれてた。普通の御涙頂戴ものと言う予想を大きく裏切ってくれた、出でくる人物全員がロック魂満載の素敵な映画でした。

ネタバレは避けたいのでよかったポイントだけ。(これから見る人は是非とも飛ばしてください。)

なんと言っても舞台が素敵

調べてみるとロケ地の中心はマサチューセッツ州とのこと。
素敵な場所で、チャンスがあればロケ地に行ってみたい。
いい感じの田舎で、若者は地元に残らず都会を目指す人が多そう。
娘以外の家族は耳が聞こえないのに漁師として逞しく楽しく生きてる。
まじ素敵。まじ尊敬。
娘に残ってほしいと思う両親に、妹を思って突き放す兄、家族を思って夢を捨てて残ろうとする娘。関係性が美しすぎて暖かすぎて、羨ましい視線でずっとスクリーンを見てた。

合唱部の先生が最高

登場人物の中で一番スパイス的な存在は、合唱部の先生。音楽家にありがち?な超変わり者。なのに生徒を見る目が秀逸。生徒を思う気持ちが半端ない。愛に溢れてた。金八先生のような熱血教師でもあった。
ルビーの才能を見抜いて育ててくれたこの先生がこの映画の実質MVP。

登場人物がみんなキラキラしてた

なんて言うんだろ、出てくる人全員が熱くて、他者に依存してないで、強く生きてて本当に羨ましかった。
娘を頼る両親も、娘のためとなったら執着せず彼女の人生を優先してあげる。耳が聞こえないハンデキャップを支えてきた娘を強く送り出す。
兄も妹大好きで、妹思いですげー素敵な家族だった。
耳が聞こえないで生まれてくることを願う母親、それが叶わないで落胆したことを話すシーンで、自分では感じたことのない気づきと言葉に言い表せない見識の狭さを恥じた。細かい説明はないけど、色々気づかせてくれるシーンが満載だった。

最後のテストのシーンは美しすぎた

最後の歌唱シーンは、名場面の一つとして残ってもいいようなものだった。ここで嗚咽しかけた。あー思い出すだけで泣きそう。。。。

とにかく早く見ることをお奨めします。
賞を取ったからなー、とか斜に構えてる場合じゃないです。
名作は、テレビとかサブスクじゃなく、没入感たっぷりの大スクリーンで見るべき。
超おすすめの映画です。


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