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「人生の忘れられない1ページを」 HLAB 2024 Board Introduction #9 Mai Sakai

2024年8月に行われる予定のHLAB サマースクールを中心となって運営していく学生メンバー(ボードメンバー)の、サマースクールや運営に携わる思いをお届けする「HLAB 2024 Board Introduction」。

今回は、HLAB 2024でグッズづくりなど制作物をまとめるクリエイティブディレクター、酒井麻衣さんにお話を聞いてきました。

酒井麻衣 Mai Sakai
出身地:東京都
学年:学部2年
最近の悩み:特になし
2024年の抱負:自分らしく生きる


限界を知ってしまったが故の挑戦

ーあなたが去年を経て、クリエイティブディレクターになった理由はなんですか?
私は2023年度に初めてHLABの運営に参加しました。友人に誘われてHLABを知り、HPを読んで理念に共感して応募を決意しました。合格の通知が届いたときはこれからHLABに参加できるという喜びでワクワクしていました。実際に活動が始まってみると、周りはサマースクール過去参加者や2年目の人も多く、自分の言葉でHLABを語れるひとが沢山いました。一方で自分はHLABがどういう所なのかいまいち分からず、サマースクールの解像度も高くないまま23年度のサマースクールを迎えてしまいました。そのため、ボードに頼りきってしまったり、周りを巻き込むような動きができていなかったと感じています。
実際サマースクールはとても楽しく、自分も高校生と共に成長できた1週間になったと感じているし、運営委員としての活動期間も周りの仲間に恵まれたためたのしく学びの多い半年になりました。しかし、自分の中でモヤモヤした不完全燃焼の思いは残ったままでした。1年間でHLABの運営委員としての活動、1週間のサマースクールを通して「自分で語れるもの」を得ることができました。以前とは変わった自分として、同じ思いで悩む子を少しでも減らせるようなサポート、またさらなる成長を目指し、2024年度の運営委員にボードとして参加したいと考え、今年も続けると決めました。

HLAB2023 の研修チーム

-HLAB 2024  Vision-
Light your future
-灯そう、ここから-

大学受験

ーHLAB 2024全体のVisionのように、あなたが自分の未来を切り開いて、灯した経験/瞬間は何ですか?
私は、大学が付属した中高一貫の高校から外部に受験をしました。当然のことながら、外部の大学を志望した時点でマイノリティだったのですが、その上私は美大受験をしたのでかなりレアケースだったと思います。もともと私は漠然と大学は外部にでると考えていました。その上でいざ受験期になったとき、両親や先生からの理解や、美大志望が自分しかいないという孤独や不安感と向き合うことになりました。しかし結果としてこの出来事を乗り越えられたのは「自分で決めた道だから」だなと感じています。自分で選ぶことができるという贅沢さを再認識しつつ、他の誰でもない自分だからこそどんな道を選んでも後悔しないということを実感しました。
時には苦しかったり辛いことにもぶつかりますが、自分が選んだ道が間違いではないと思えるように、未来を灯し続けられるように日々努力することができています。

-HLAB 2024  リーダーシップ・プログラム テーマ-
一人ひとりが先に進み続けるための、より熱くてより強い、
最初の場を作る

ワクワクする場所

ー今年のリーダーシップ・プログラムのテーマとして「より熱くてより強い、最初の場を作る」とありますが、あなたが作りたい「最初の場」はどんな場所ですか?
私は、自分の好きなことを始める時「楽しみ!」と呟きます。その場からなんとなく感じる雰囲気からワクワクするものを感じ取るからです。もちろん初めて触れるものだから、全て最初から「好き」とわかる訳ではありません。でも終わってみると好きだったなと思うのです。みなさんにもこの「楽しみ!」を最初に感じてもらいたいです。ワクワクする場所とは、そこにいる人や物が輝いていることだと思います。そのために私は「最初の場」が皆さんにとってワクワクする場所にしたいなと考えています。

昨年のサマースクール事前合宿

ジム!

ーあなたにとって、HLABは何ですか?
自分に負荷をかけられる場所です。HLABは今まで自分が出会ってこなかったすごい人たちが沢山いて、みんな優しく温かいのでわからないことや新しい世界を惜しみなく教えてくれます。キラキラした憧れの人たちと一緒に活動できるHLABは自分にとって本当に貴重な場所です。そんな場所にいると自分も頑張ろうと思えるので自然と負荷がかかります。自分一人で生活するよりも圧倒的に刺激的な日々を送ることができ、結果的に成長できたと感じています。
また、私は人と話すことが好きなのですがHLABのメンバーと話している時は特に、対話の中から新しい発見ができるので、ずっといても話が尽きない素敵な場所だと思っています。

皆さんにとって人生の忘れられない1ページを

ーこれから応募してきてくれる運営委員と一緒に、どんなHLAB 2024 サマースクールを作り上げたいですか?
半年という短い期間でサマースクールを自分たちの手で作るということはとても大変なことだと思います。楽しいことだけでなく時には苦しいこともあるかもしれません。でも私は苦しい時こそチャンスだと思っています。なぜなら苦しみをの乗り越えるといつも成長したなと実感できるからです。
また、本気で向き合った時にしか感じることのできない達成感があります。私はそれをHLABで実感しました。そんな楽しいことも大変なことも半年でどっと経験する半年は他にないと思いますし、想像よりもはるかに成長できると思います。皆さんの人生の記憶に残る半年を一緒に作り上げましょう。

昨年のサマースクール、ハウスとの一枚

「忙しい」と迷っている人、不安がある方へ

ー応募を考えている人にメッセージをお願いします
私自身、美大に通っていて家での制作作業も忙しく、友達にHLABに誘ってもらった時に参加するかとても迷いました。しかし、今は入ってとても良かったと思っています。忙しさに関してですが、時間は作れます。HLABに入って自分より忙しいのにHLABと両立している人が沢山いました。本当に忙しくてあまり参加できない時期はあらかじめ相談しておくことで、手が空いてる人が引き受けてくれることがあります。逆に自分が手が空いている時は積極的に仕事を受けてみるのもいいと思います。HLABはメンバー同士で助け合っていて、働きやすい環境だなと思っています。


HLABは、寮生活とリベラル・アーツ教育を通じて、人々が常に身近なロールモデルから刺激を受ける革新的な学びの体験や空間、そして持続的なコミュニティをデザインしています。

学生向けプログラム「リーダーシップ・プログラム」では、高校生に人生が変わる体験を届けることをゴールとし、プロジェクトの一員として、高校生を対象としたサマースクール等の企画運営に携わっていただく学生のみなさんを募集しています。
「HLAB 2024 リーダーシップ・プログラム」の応募期間は、
2024年1月22日〜2月11日です。

リーダーシップ・プログラム募集詳細
https://h-lab.co/leadership-program/apply/

ご応募お待ちしております。

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