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「この半年を学生生活の財産に」 HLAB 2024 Board Introduction #8 Kimiha Okamoto

2024年8月に行われる予定のHLAB サマースクールを中心となって運営していく学生メンバー(ボードメンバー)の、サマースクールや運営に携わる思いをお届けする「HLAB 2024 Board Introduction」。

今回は、HLAB 2024の魅力をSNSをはじめとした手段で伝えるメディアディレクターの岡本后葉さんにお話を聞いてきました。

岡本后葉 Kimiha Okamoto
出身地:京都府
学年:学部2年
最近の悩み:血液型診断をなんでも鵜呑みにすること
2024年の抱負:ずっと前に走り続ける



高校生の姿が見える広報を

ーあなたが去年を経て、メディアディレクターになった理由はなんですか?
「HLABのメディアを高校生はどのように受け取っていたのだろう。」
私がもう一度HLABの広報をしたいと決意したきっかけは1つの疑問から始まりました。運営委員としてHLAB GUNMAのメディアに携わっていた昨年。仕事をこなすこと、とにかくサマースクールに高校生を呼び込む事に必死で、そこに書かれた意味、伝えたい気持ちの乗った言葉を熟考する余裕はどこにもありませんでした。

メディアとはあくまで情報を伝える手段、機能であり、伝えられる温度や熱意は対面で話すことには勝てないと今の私は思っています。そして届いている先の相手の姿が見えない。それがメディアを使用するうえで難しいことだと考えています。実際昨年、私が書いたものがどんな高校生に届いているのだろうと想像しても浮かばない。だから納得のいく文章が書けない。そんな葛藤を何度も続けていました。

そんな未練が残ってしまった2023の広報期間。今年の私の目指す姿は「高校生の姿が見える広報」です。ただ文字を綴るだけではなく、気持ちと熱量が乗った発信をしていきます。メディアという媒体を通して、私たち運営側の伝えたい思いが100%に届くように自分が使える最大限の力を投じたいと思っています。

昨年のサマースクールでの一枚

-HLAB 2024  Vision-
Light your future
-灯そう、ここから-

文章を書くことへの意識

ーHLAB 2024全体のVisionのように、あなたが自分の未来を切り開いて、灯した経験/瞬間は何ですか?
「切り開く」とまでは行かないのかも知れませんが、私が今の大学生活を歩んで、HLABに出会い2年目でメディアディレクターをする。その原点は大学1年の時に入部した、所属大学のスポーツ新聞部だと思います。正直なところ私は”国語力”というものに自信がありませんでした。作文を書いても内容は支離滅裂。何なら高校在学時なんかは定期テストで平均点を切ることだってありました(笑)なのに大学に入学して一番に熱中したのが新聞。今までの自分とはかけ離れた選択。今振り返ると自分の当時のとてつもない計画性と突拍子のなさを感じます。しかもスポーツ新聞!?10年以上クラシックバレエしかやってこなかった私には縁のない世界でした。

しかし取材の中で大好きなスポーツとなったアイスホッケーに出会い、尊敬する選手もいて、、誰かに自分が感じる魅力を伝えたい!そのために言葉をもっと扱えるようになりたいと強く思うようになりました。今では文字を通して感動と興奮を伝えられるその活動が私にとって最大の楽しみです。人生を通すと1つの小さな選択だとは思いますが、この先の私にとって新聞部に入ったということは自分が大きく変わったきっかけだと感じています。

アイスホッケーの取材にて

-HLAB 2024  リーダーシップ・プログラム テーマ-
一人ひとりが先に進み続けるための、より熱くてより強い、
最初の場を作る

サンドバッグのような場

ー今年のリーダーシップ・プログラムのテーマとして「より熱くてより強い、最初の場を作る」とありますが、あなたが作りたい「最初の場」はどんな場所ですか?
サンドバッグと言ってしまうと少し聞こえは荒々しくなってしまいますが、「誰もが惜しみなく伝えたいことを言葉にして出せる場所」という意味で書きました。何を伝えても否定しない、ただ吐き出したい思いをいくらでもぶつけられる。そんなある意味、気持ちと思考の発散ができる空間を作っていきたいです。
実際、人は思っていることを書くなり話すなりして思考が整理されると思います。信頼する仲間とそれを行うこと。それによって新たな何かに気づくきっかけになると私は思います。半年間一緒に関わっていく皆がストレスなく言える、思いを共有できる場作りをしたいです。

自分を奮い立たせるところ

ーあなたにとって、HLABは何ですか?
私が昨年の活動期間の初期に感じた感情は「劣等感」。”自分らしさ”で輝いている人が沢山いるHLABは、過去参加者でもなく初めて飛び込む私には眩しすぎたのです。昨年3月末、キックオフ合宿を終えて帰宅した後に、母と話しながら自分のやるせなさに涙を流しました(笑)でもやっぱりここにいる自分をもって胸を張っている人に追いつきたくて、高校生に何か1つでも与えられるメンターになりたくて。最初は大コケしたものの、食らいついていきました。
その結果、見れたのはサマースクールという最高の景色。その瞬間を体験したときに少しは”自分”を見つけられたのかなと感じました。
感じた劣等感をバネのように跳ね飛ばして次に進む力。私にとってHLABはそんな馬鹿力を引き出してくれる所です。

昨年のサマースクール事前合宿での一枚

深呼吸のできるサマースクール

ーこれから応募してきてくれる運営委員と一緒に、どんなHLAB 2024 サマースクールを作り上げたいですか?
サマースクールを作る大学生も参加する高校生の期間中、何かの過程で息が詰まる思いをすることがあると思います。昨年も参加していた高校生や、タスクを精いっぱいこなす私や仲間は絶対に感じていました。でもサマースクールはみんなが自分を解放していろんなものを吸収して進む場所。そこにいる人たちが集まれるのは7日間しかないのに、立ち止まるなんてもったいないのです。

息が詰まりそうなときは止まるのではなく、深呼吸をして、また新しい気持ちでどんどん前に向かっていける。そんな空気をでサマースクールに向けて作り上げていきたいです。

この半年を学生生活の財産に

ー応募を考えている人にメッセージをお願いします
このnote企画で何人もの学生ボードが口にすると思いますが、HLABというコミュニティの良さはやはり沢山の人に出会えることです。今自分が大声で自慢したい事が何かと聞かれたら、「関わってくれている周りの人」だと答えます。それ程、人との繋がり、出会いは学生生活の財産です
。これは何も良い出会いをして欲しい、仲間を見つけろなんて押し付けではなく、その出会える機会、可能性が何百倍にも広がります!!ということです。きっと皆さんと出会うことも私にとってかけがえのない財産となるでしょう。今からどんな方と運営委員として一緒に半年間を過ごしていくのか、ワクワクしています!


HLABは、寮生活とリベラル・アーツ教育を通じて、人々が常に身近なロールモデルから刺激を受ける革新的な学びの体験や空間、そして持続的なコミュニティをデザインしています。

学生向けプログラム「リーダーシップ・プログラム」では、高校生に人生が変わる体験を届けることをゴールとし、プロジェクトの一員として、高校生を対象としたサマースクール等の企画運営に携わっていただく学生のみなさんを募集しています。
「HLAB 2024 リーダーシップ・プログラム」の応募期間は、
2024年1月22日〜2月11日です。

リーダーシップ・プログラム募集詳細
https://h-lab.co/leadership-program/apply/

ご応募お待ちしております。

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