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「関わるすべての『人』を大切にしたい」HLAB 2024 Board Introduction #2 Yukina Kobayashi

2024年8月に行われる予定のHLAB サマースクールを中心となって運営していく学生メンバー(ボードメンバー)の、サマースクールや運営に携わる思いをお届けする「HLAB 2024 Board Introduction」。

今回は、HLAB 2024で人事をまとめる執行局長、小林幸奈さんにお話を聞いてきました。

小林幸奈 Yukina Kobayashi 
役職:最高執行責任者(COO)
出身地:東京
学年:学部3年
最近の悩み:コンビニのご飯が何気に高いこと
2024年の抱負:準備を重ねて最高速度で駆け抜ける!



関わる全ての『人』を大切にしたい

ーあなたが去年を経て、執行局長になった理由はなんですか?

HLAB 2023で運営委員として活動する中で、自分の新たな一面に出逢いました。人の熱い思いに触れ、心が大きく動かされる自分。周りの人が目標に向かってモチベーションを保ちつつ活動している姿に大きな喜びを感じる自分。共に創りあげる人を想う気持ちを強く持つ自分。
すべてに共通するのは「人」だということに気がつき、「人」の存在が私自身に与える影響の大きさを認識しました。

昨年は東京のアドミッションチームとして高校生選考やハウス割りを担当し、想像力を働かせ、組み合わせによってどのような化学反応が起こるのかを日々考え続けていました。高校生がハウスを居場所にしてくれる姿を見て、成果を感じ、唯一の正解がない問いと向き合う難しさと面白さを感じました。

また、昨年は同じチームの4人と信頼関係を築きながら、全員がその場にいる意味を感じ、最後まで走っていけるように考え、活動していました。チーム全体を客観視し続けることや、モチベーションを保てるように調整し続けることに難しさを感じることもありました。しかし、滞りなく進み、何より仲間が楽しみながら業務にあたっていたことに大きなやりがいを感じました。

今年度はHLAB 2024の執行局長として、高校生の選考だけでなく、国内外すべての大学生の採用の統括を担い、起こりうる化学反応を想像し、最適な人材配置を行っていきたいです。人事を通し、高校生の体験価値の向上を支えたいと考えています。

また、HLABの業務全体を俯瞰し、把握しつつ、すべての大学生が、最初に感じた情熱を抱えながら最後まで走り切ることができるような体制をつくっていくことを計画しています。
HLAB 2024を構成するすべての「人」を大切にする執行局長でありたいと考えています。


HLAB2024の執行局ボード


-HLAB 2024  Vision-
Light your future
-灯そう、ここから-

人生を変えてくれた応募

ーHLAB 2024全体のVisionのように、あなたが自分の未来を切り開いて、灯した経験/瞬間は何ですか?
振り返ってみると、高校2年生時にサマースクールの応募フォームを出したときが自分の未来を切り開いた瞬間だったように思えます。
 中高一貫校5年目でルーティーン化した日常に退屈さを覚え始め、新たなコミュニティに飛び込み、学校以外にも交友関係を広げ、もっと多くの人と、知らない世界と出逢いたいと日々考えていた頃でした。
その一方で、期待と同じかそれ以上に不安が大きかったのを覚えています。
当時の私は自分に自信がなく、参加しても苦しい思いをするだけなのではないか、と思い応募をするか迷いましたが、ここでやらなければ後悔すると感じ、応募フォームを提出しました。

あの時、応募をしていなかったら全く違う人生になっていたとはっきり言えます。サマースクールを経て、お互いの人生を心から応援しあう仲間ができたことや自分と真剣に向き合ってくれた大学生の存在により、前に進む力を手に入れました。当時は周りに圧倒され、悩み、苦しい時間もあり、私にとってあの夏はただ楽しいだけではありませんでしたが、これまでの5年間の歩み方に大きな影響を与えました。
5年前の自分は今の進路に進んだり、フィンランドへの交換留学に踏み切る勇気はなかったでしょう。大学生になって運営委員として戻ってくる目標を掲げることがなければ、今こうして信頼できる学生ボードたちに出逢うこともなかったかもしれません。


HLAB2019サマースクール参加時の写真


-HLAB 2024  リーダーシップ・プログラム テーマ-
一人ひとりが先に進み続けるための、より熱くてより強い、
最初の場を作る

長く関係を繋いで行ける場

ー今年のリーダーシップ・プログラムのテーマとして「より熱くてより強い、最初の場を作る」とありますが、あなたが作りたい「最初の場」はどんな場所ですか?

参加者全員がHLABのコミュニティを最大限に活用し、リーダーシップ・プログラムを終えても長く関係を繋いでいける場にしたいです。魅力に溢れた国内外の多様な大学生が集まるこのプロジェクトはサマースクールに照準を合わせて活動を進めていきますが、それはゴールではなく、高校生にとっても大学生にとっても始まりにすぎません。所属する地域や局に囚われない活発な交流が生まれ、お互いに刺激を与えあえる場をどうやったら作れるか模索しています。

まっすぐな自分のままでいさせてくれる場所

ーあなたにとって、HLABは何ですか?
私にとってHLABは、まっすぐな自分のままでいさせてくれる場所です。
以前は何事にもまっすぐで、前進する自分にストップをかけるものはありませんでした。しかし、年を重ねるにつれて妥協を覚え、失敗を恐れ、周りに流されたり、言い訳をして正面から向き合うことを避けることが増えてきた気がしています。(21歳の言う言葉ではないかもしれませんが)

HLABで出逢う仲間は、何事にも一生懸命で、まっすぐに真剣に取り組み、難しいことにも立ち向かっていこうとする芯の強さがあるように感じます。何かと理由をつけて妥協したり、簡単な道を選ぼうとはしません。そんな仲間の姿にはっとさせられることが多々あります。この場では本当はどんな自分でありたいのか、見失わずにいられます。
やりたいことに、自分の気持ちに正直に、まっすぐな自分のままでいさせてくれる場所です。

自分の新たな一面に出会える場

ーこれから応募してきてくれる運営委員と一緒に、どんなHLAB 2024 サマースクールを作り上げたいですか?
高校生が日常を忘れて夢中になり、自分の新たな一面に出逢える場をつくりたいです。そのためには、どれだけ細部まで徹底的に考え抜かれた非日常の場の設計を行えるかが鍵です。プログラムはもちろんのこと、空間の使い方、人の組み合わせや雰囲気づくりなど、できるかぎりこだわり抜きたいです。

楽しい要素を詰め込むだけでなく、悩み・葛藤に向き合う場や、消化しきれない感情が生まれたり、悔しさを感じる7日間をつくり、高校生がひとつひとつの感情と向き合い、「実は自分ってこんなことができたんだ」「自分はこれに面白さを感じるんだ」といった気づきを得られるようにしたいです。

これは、メンターとして、どれだけ大学生が高いプロフェッショナリズムをもって高校生と向き合えるかにかかっています。
高校生が自分の感情の変化を捉え、言語化し、自分の新たな一面に出逢えるようにするために、正面から向き合い、支えていきたいと考えています。
その体験を経験に落とし込めるように、経験を日常に繋げていけるようなサポートを全うしたいです。


昨年のサマースクールの参加者と共に

全力を尽くす経験

ー応募を考えている人にメッセージをお願いします
新たにHLABのコミュニティに入ることに躊躇しているあなた、数年ぶりに戻ってくることに不安を感じているあなたへ。学校が、部活が、サークルが、就活があるからな...と迷っているあなたへ。少しの勇気を出して、応募してみてください。
昨年の経験を経て、本気で挑戦し、時にぶつかり合いながらも高校生にサマースクールを届けるために全力を尽くす経験は、何物にも代えがたいと実感しました。

リーダーシップ・プログラムにはあなたの人生を豊かにする出逢いが必ず待っています。様々な出逢いを通して自分を見つめなおし、前進するためのヒントを掴むことがきっとできます。任期が終わった頃には、ひと回り、ふた回り成長しているはずです。

私たちを信じて、飛び込んできてください!!



HLABは、寮生活とリベラル・アーツ教育を通じて、人々が常に身近なロールモデルから刺激を受ける革新的な学びの体験や空間、そして持続的なコミュニティをデザインしています。

学生向けプログラム「リーダーシップ・プログラム」では、高校生に人生が変わる体験を届けることをゴールとし、プロジェクトの一員として、高校生を対象としたサマースクール等の企画運営に携わっていただく学生のみなさんを募集しています。
「HLAB 2024 リーダーシップ・プログラム」の応募期間は、
2024年1月22日〜2月11日です。

リーダーシップ・プログラム募集詳細
https://h-lab.co/leadership-program/apply/

ご応募お待ちしております。

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