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「運営委員であり、メンターでもあるということ」HLAB 2024 Board Introduction #3 Taiga Yamaguchi

2024年8月に行われる予定のHLAB サマースクールを中心となって運営していく学生メンバー(ボードメンバー)の、サマースクールや運営に携わる思いをお届けする「HLAB 2024 Board Introduction」。

今回は、HLAB 2024でお金や物品の管理をまとめる財務局長、山口太我さんにお話を聞いてきました。

山口 太我 Taiga Yamaguchi
出身地:生まれ徳島、育ち福島、現在バンクーバー
学年:学部3年
最近の悩み:計画を立てる時間をとることが大事なのは身をもって体験しているけど、すぐに工程に入りたがりなこと
2024年の抱負:計画を立てられる人間になる



ただ、目の前の面白いことを、一生懸命楽しんできただけ

ーあなたが去年を経て、財務局長になった理由はなんですか?

HLAB2023 TOKYOで財務局員として活動をしていましたが、HLABに2年連続で関わるとは思っていませんでした。実は応募時はプログラム局が第1希望で、財務局は第2か第3希望でした。財務局って聞いてもわくわくしないし、むしろつまらなさそう…とさえ最初は思っていたこともあります。実際、機械的な業務は多いし、お金の用語を覚えることや、数字を読み解くことが大変なこともあります。
しかし、一度それらが身につくと、「自分はこんなに大金が動くプロジェクトのお金の管理をしているのか」と気づくことができます。お金を扱うことにある程度のプレッシャーはあるものの、こんなに面白い体験、普通の大学生はできないのではないかと思います。仕組みを理解した後だからこそより幅広く、もっと貢献できる財務局長になりました。


HLAB2023での仲間と

-HLAB 2024  Vision-
Light your future
-灯そう、ここから-

言語も文化も異なる世界への挑戦

ーHLAB 2024全体のVisionのように、あなたが自分の未来を切り開いて、灯した経験/瞬間は何ですか?
私は現在カナダの大学の学部3年生です。大学に入るまで海外経験というものはほとんどなく、日本で生まれて育ってきました。
そんな私がいきなり大学から海外に挑戦した背景は、高校一年生の夏に参加したUC Berkeley でのプログラムで出会った大学生への「憧れ」が大きかったです。遊ぶ時は遊んで、真面目な時は真面目で、そんなメリハリのある学生になりたいなと憧れを持ちました。先輩には留学経験のある人がほとんどいませんでしたが、その憧れを達成すべく、自分でカナダ大使館に直接足を運んでみたり、色々な留学エージェントを回ってみたり、ALTの先生に突撃訪問で英語教えてもらったりして、切り開いてきました。


-HLAB 2024  リーダーシップ・プログラム テーマ-
一人ひとりが先に進み続けるための、より熱くてより強い、
最初の場を作る

大学生運営委員のホームとなる場

ー今年のリーダーシップ・プログラムのテーマとして「より熱くてより強い、最初の場を作る」とありますが、あなたが作りたい「最初の場」はどんな場所ですか?

大学生運営委員にとって、ほっと一息つけるホームのような場を作りたいです。どんなにすごい人間でも、どんなに熱い人間でも、ほっと一息つくことができる環境が必要です。我々は皆さんに情熱を持ってサマースクールを運営・参加してほしく、またその情熱をもって高校生参加者や海外大学生運営委員、そして社会人の方々にも接してほしいです。それはもしかしたら、普段より少し自分自身を押し出す必要があり、時には悩んだり、疲れてしまうかもしれません。そんな時に同じ大学生のコミュニティがあることで悩みを共有できたり、ほっと一息つくことができることでまた一人一人が成長できると思います。


昨年の座談会への道中

『学び合い』の場

ーあなたにとって、HLABは何ですか?
HLABに来てから、自分のことを話すことが好きになりました。
HLABに入ると、みんなからの自分に対する異様なまでの興味・関心と深堀り質問力に驚くと思います。それほどまでに、みんなが他の人から学ぼうという意識が強くあります。実際、他の人の人生や経験を聞くことで、学びになることが多いことに気づくことができました。また、自分の話をしているときでも、自分は面白くないと思っていても、聞いてくれる人が面白いと思ってくれるところに気づくことができたりすることがとても興味深いです。この学び合いの精神はHLABを特徴づけているなと感じています。

また帰ってきたいと思ってもらえる場所

ーこれから応募してきてくれる運営委員と一緒に、どんなHLAB 2024 サマースクールを作り上げたいですか?
HLABは「学び合い」の精神が特徴と上記で言いましたが、もう一つの特徴として、「繋がり続ける」という特徴もあると思います。10年以上の歴史を持った今、高校生参加者として参加した子が、数年後大学生となって運営委員としてHLABに帰ってきたり、さらにはまた数年後、社会人としてHLABに帰ってくるケースがあります。今までは何がこの帰ってきたいと思うシステムを形作っているのかがわからずにいましたが、今年はこのシステムを解明すると同時に、「意図的に」作れるようにしたいです。サマースクールの約1週間だけではなく、その後も視野に入れた運営・メンターができるサマースクールを作り上げたいです。


昨年のサマースクールでのHOUSEカード

運営委員であり、メンターであるということ

ー応募を考えている人にメッセージをお願いします
一つ応募の際に考えてほしいのは、もしあなたがこの事業を通してHLABに参画するとなると、「運営委員」と「メンター」の二足のわらじを履くことになる、ということです。その中でも特に「メンター」として高校生に何を、どのように価値を与えることができるかをしっかり考えてみてほしいです。確かに、運営委員としてどんな作業ができるかは魅力的かもしれませんが、サマースクール当日は高校生にとってあなたがどんな作業をしているのか・してきたのかは見えず、一人の大学生メンターとして見られます。大勢いる大学生メンターの中であなたは何をもって高校生の火を灯すことができるでしょうか?皆さんの想いにエッセイや動画、面接で出逢えることを楽しみにしています。



HLABは、寮生活とリベラル・アーツ教育を通じて、人々が常に身近なロールモデルから刺激を受ける革新的な学びの体験や空間、そして持続的なコミュニティをデザインしています。

学生向けプログラム「リーダーシップ・プログラム」では、高校生に人生が変わる体験を届けることをゴールとし、プロジェクトの一員として、高校生を対象としたサマースクール等の企画運営に携わっていただく学生のみなさんを募集しています。
「HLAB 2024 リーダーシップ・プログラム」の応募期間は、
2024年1月22日〜2月11日です。

リーダーシップ・プログラム募集詳細
https://h-lab.co/leadership-program/apply/

ご応募お待ちしております。

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