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「真の多様性を追求して」 HLAB 2024 Board Introduction #7 Kaede Osawa

2024年8月に行われる予定のHLAB サマースクールを中心となって運営していく学生メンバー(ボードメンバー)の、サマースクールや運営に携わる思いをお届けする「HLAB 2024 Board Introduction」。

今回は、HLAB 2024で海外大生の対応を主に担うグローバルサイドオフィスディレクターの大澤楓さんにお話を聞いてきました。

大澤 楓  Kaede Osawa
出身地:アメリカ生まれ イギリス(ブリストル)日本(東京)育ち
学年:学部2年
最近の悩み:金欠💦
2024年の抱負:バランスのある生活



真の多様性を追求して

ーあなたが去年を経て、グローバルサイドオフィスディレクターになった理由はなんですか?
そもそも私がなぜHLAB 2023の運営委員に応募したかというと、単純にHLABの理念、“Where Diversity meets Learning”に惹かれたからです。最初は「高校生が非日常な経験を学びに繋げる貢献をしたい」という気持ちから始まったものの、気がついたら違いから学びあえるHLABの環境に残りたいという気持ちで2年目の今年はボードに応募しました。

昨年、初めてHLABに関わり、「真の多様性とは?」という問いについて日々考えさせられました。そして、世間で必然的に生まれる固定概念や縛りから解放されるためには、様々な側面からより「多様」な環境が不可欠であることを再確認しました。こういった環境を実現したいという思いから、2年目は海外大生チームを率いる立場に就くことを決意しました。今年は昨年にも増して多様なバックグラウンドをもつチームを結成し、より多くの刺激と学びが生まれるサマースクールを実現したいと思っています。


2023 広報局アウトリーチチーム

-HLAB 2024  Vision-
Light your future
-灯そう、ここから-

日本に残って見えた新たな世界

ーHLAB 2024全体のVisionのように、あなたが自分の未来を切り開いて、灯した経験/瞬間は何ですか?
大学で社会学を勉強していることもあり、何事も自分1人ではなく、周りの人や環境が自分を形作ると信じています。そのため、まだ大学生という与えられる立場にある私は「自分」で未来を切り開いた経験はあるとは言い切れませんが、自分の未来を作るより良い環境へ導いた経験はあります。それは、ICUへの進学でした。イギリスで育ち、日本に帰国してからは中高生活で苦戦していた中、海外に「逃げる」のではなく日本で「生き残る」選択をしました。ICUに入学し、色々な背景を持つ人が日本に対して「居場所」を感じているのを見て、日本の良い新たな一面が見えるようになりました。

このように多くの人々との出会いが、私に新たな視点を与えてくれました。高校時代には想像もできなかった灯りが日本にあることに気づくことができ、日本人として今ではとても誇りに思っています。

-HLAB 2024  リーダーシップ・プログラム テーマ-
一人ひとりが先に進み続けるための、より熱くてより強い、
最初の場を作る

内面に目を向ける

ー今年のリーダーシップ・プログラムのテーマとして「より熱くてより強い、最初の場を作る」とありますが、あなたが作りたい「最初の場」はどんな場所ですか?
北アイルランドで参加したとあるワークショップで、「リーダーシップとは主に外面のことに着目されがちだが、本質的なリーダーシップには自己との対話が欠かせない」という考えに触れる機会がありました。この考え方は私のリーダーシップの定義を根本的に変え、
外側の行動は内面の自己像を直接反映していることを理解させてくれました。

今年のリーダーシップ・プログラムは、皆それぞれが自分の内面に深く向き合える場を築き上げたいです。自己理解を深めることで他者理解が進み、メンターとしてかけられる言葉にもさらなる深みをもたらすと信じています。個性豊かな運営委員との対話を通じて、チーム全員が自身の個性を確立し、「個」として成長できる環境を目指しています。

2023女川サマースクール準備の様子

My Safe Space

ーあなたにとって、HLABは何ですか?
居心地は良いけど、自分を挑戦させてくれる場所。私にとってHLABはまさにそんな場所です。そしてこのような場づくりの前提となるのが、何を言ってもジャッジをされないという安心感。このSafe spaceであるという保証が、自分の新しい発言や、行動への挑戦の後押しをしてくれます。周りのことを考えすぎず、安心して素の自分を出せる場とはそうそうなく、大切にしているコミュニティです。これから入ってくるみなさんにとっても同じような場になってくれることを願っています。

未知への第一歩

ーこれから応募してきてくれる運営委員と一緒に、どんなHLAB 2024 サマースクールを作り上げたいですか?
人々は自分の想像できる範囲でしか自身の可能性を知ることができません。私は高校生が未知の世界に踏み込み、新たな選択肢を知り、自分の可能性の広さに気づけるようなサマースクールを作り上げたいと考えています。たとえこの刺激が壁にぶつかることがあっても、それが高校生にとって重要な第一歩になると確信しています。HLAB 2024で一緒に、自分たちが高校生だった頃に必要としていた場を築き上げていきませんか?

2023 女川委員長との一枚

全ては行動から始まる

ー応募を考えている人にメッセージをお願いします
自分の中で常に大事にしているのは、“Act first, think second”ということ。何事も自ら行動しないと始まらないのです。少しでも興味を持った人、是非まずは説明会に参加してほしいです。応募する、しないに関わらず、説明会に参加するという行動がまた新たな扉を切り開きます。応募するか迷っている人も、Act first!!!! HLABに運営委員として携わることを、絶対に後悔させません。皆さんと一緒に活動できることを楽しみに待っています :))


HLABは、寮生活とリベラル・アーツ教育を通じて、人々が常に身近なロールモデルから刺激を受ける革新的な学びの体験や空間、そして持続的なコミュニティをデザインしています。

学生向けプログラム「リーダーシップ・プログラム」では、高校生に人生が変わる体験を届けることをゴールとし、プロジェクトの一員として、高校生を対象としたサマースクール等の企画運営に携わっていただく学生のみなさんを募集しています。
「HLAB 2024 リーダーシップ・プログラム」の応募期間は、
2024年1月22日〜2月11日です。

リーダーシップ・プログラム募集詳細
https://h-lab.co/leadership-program/apply/

ご応募お待ちしております。


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