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noteをはじめるということ

noteをはじめるということは自分にとって大きな決断だった。

SNSやニュースサイトから飛んできてはいろんなnoteを読み、おもしろいなあとか素敵だなあとか、1人の消費者として咀嚼することを楽しんでいたのだが、ふと自分もそちら側の人間になりたいと思った。
きっかけは色々ある。色々はこれからきっと吐露することになると思う。
ただ、作る人、表現する人になりたいという思いはずっと心にあって、ようやくここで1つやってみるかと狼煙をあげる代わりに登録ボタンを押してみた次第だ。

逡巡はあった。

創作は大変だ。

美しい文章を考えるだけで簡単に数時間経つし、出来上がったものをふと恥ずかしく思いさくっとデリートしてしまうことも少なくない。書いたことにも消したことにも同じくらい後悔することがある。
普段は常に別窓で開いてあるテキストエディタかiPhoneのNotesに投げ込まれていることばたち。
そんな徒然雑多なものものでさえ、完成させるにはコーヒー1杯では間に合わない。
創作は本当に大変だ。
小説や詩、演劇、漫画。大好きだからこそわかる。作るというのは本当に大変なことだ。

そんな大変さを踏まえた上で、自分の思いを表現をすることだけを目的に創作する。
創作。ことばをまとめる。そして、公開する。
この行為に心と時間を費やすのは正しいのか考えた結果、わからないという結論に至った。

今までの私ならそんな結論を持ったまま新しいことを始めることはなかっただろう。
ただ、23歳の私は少し違う。
1年間、人生を頑張ってみようと決めたのだ。意味がなくても、無駄でも、徒労でも。

そんな気持ちで押した登録ボタンはあっさり私をnoteへと歓迎した。
簡単すぎて拍子抜けした。この簡単さは登録者数が増える訳だ。すごい。

誰かの益になるようなものは書かない/書けないと思うけれど、自分の思いを整理して、最後、私の目標であるもっと大きな創作につなげるためのnoteにできたらいいな。楽しく使っていきたいな。

そしてその途中で、誰かが私のnoteを弱い光みたいなものだと思ってくれたら尚更いいな。


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