定年退職し再雇用後は今後のライフプランを考える機会が増えることがあります。
例えば銀行キャンペーン金利で定期預金を預ける場合等、銀行に運用の相談をしたり、FPに相談したり、証券会社のライフプラン相談をしたりします。

ライフプランシミュレーションを試してみて分かった事

ライフプランシミュレーションを３種類行ってみましたので、その結果と利用すべきサービスについてまとめてみました。
１）信託銀行への資産運用相談
２）独立FPによるライフプランシミュレーション
３）証券会社のライフプランシミュレーション
その結果どうだったかを整理したいと思います。

１）信託銀行への資産運用相談

信託銀行も資産運用相談は行っていますが、まとまったライフプランシミュレーションのようなサービスは通常の範囲では実施していないようです。
退職金の運用、相続、不動産等色々個別には相談に乗ってくれるようです。
特に相続に向けた手厚いメニューは用意されていますが、通常の方には手数料が高額なので対象外だと思います。
ただ、退職金向けのサービスメニュー（金利優遇等）は豊富なので活用しない手はないと思います。

２）独立FPによるライフプランシミュレーション

独立系FPやIFAに相談すると優良なのですが良質な結果が得られると思っておりましたが、優良なのが。。。
っと二の足を踏んでいたのですが、今雇用されている企業の関連会社にて無料の相談が可能とわかり、試してみることにしました。

出来上がったレポートは見栄えが素晴らしいレポートでした。
でも、資産が足りる、足りない、出費をおさえる、生活費を抑える等のアドバイス程度でした。

３）証券会社のライフプランシミュレーション

ライフプランシミュレーションサービスが無料で受けることができました。
２）でも同じでしたが色々ヒアリングされましたが、ヒアリングに答えるために自分で調べたり、現状を認識するいい機会でした。

出来上がったレポートはFP作成レポートには劣りますが、必要十分な内容であり、今後の資産運用への具体的な提案があり、相談もできました。
特に営業もなく安心できるサービスだと思いました。

４）結果

・FPへの相談では、見栄えが素晴らしいレポートを入手することができましたが、FPとしては資産が目減りしそうであるとか、大丈夫そうだとか、節約したほうが良いとかのアドバイスレベルしかできないそうです。
・銀行や証券会社はリスクレベルによって運用できる商品の提案を何種類か具体的にしてくれるので、知識レベルによっては大変有用であると思いました。
・自分が何を知りたいかによって、相談先を選定するのが良いと思います。

５）結論

自分ならどうするかと言えば、全てうまく利用する事だと思いました。
資産がなぜ足りなくなるのか、リスクがあるのか等、細かく現状を知るのはFPのレポートが有用であり、そのためどこに対策すべきで、その対応法にはどのような物があるのかを知るためにはすべて利用するというのが結論かと思います。