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【想定内】確定拠出年金の利回り 初めて確定給付年金を上回る

想定していた通りに確定拠出年金の利回りが確定給付年金を上回っています。確定給付年金は運用している保険会社が運用保障の利回りを下げていることもあります。
よって、企業が提供している場合確定拠出年金を運用するしないで個人ごとの受け取り年金額は大きく変動します。

大手格付け会社の格付投資情報センターによりますと、企業が公的年金に上乗せして従業員に支給する年金のうち、企業に勤める従業員が運用する商品を選ぶ「確定拠出年金」の運用利回りは昨年度、平均で13.94%でした。
これに対して、企業が運用する「確定給付年金」の利回りは、平均で12.96%でした。

運用する時期と期間によって差は大きく出ますので、個人の裁量も関係してきますが、XXXショックなどがあると大きく下げて数年間は低迷しますが、運用期間が長い方(10年以上)は逆に投資チャンス化と思います。
しかし、運用期間が限定される方はリスクを考えた比率を考えるべきかと思います。
ただ、法改正で70歳まで運用できますので、60歳まではリスクをとっても良いともいえるかと思います。

個人が自ら運用する確定拠出年金の加入者が増えている。2021年3月末時点の加入者は延べ約941万人となり、企業が運用する確定給付年金を初めて上回った。掛け金への税制優遇をテコに裾野を広げた。個人の運用力が老後の安心を左右する時代に入ったが、運用商品は定期預金がなお多く、貯蓄から投資の流れは道半ばだ。

加入者も確定給付よりも確定拠出が逆転しています。

これからは個人の裁量で老後の資産が左右されることになるようです。
公的年金に期待できない今、大きな相場の方向性と自分の投資方針をしっかり持つことで、安定した老後の生活が期待できると思います。

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